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オフィスリノベーション事例10選!効果や成功のポイントを解説
働き方の多様化や従業員エンゲージメントが注目される中で、「オフィス空間」を見直す企業が増えています。老朽化した設備を更新するだけでなく、企業の個性や働き方にフィットした“戦略的なリノベーション”が求められているのです。
しかし、リノベーションには設計・施工の選定から予算管理、社内合意形成に至るまで多くの検討事項があり、成功のためには目標設定と的確な進行管理が欠かせません。
そこで本記事では、オフィスリノベーションで得られる効果や成功のポイントを10の事例とともにご紹介します。また、オフィスリノベーションの最新トレンドや期待できる効果についても解説します。企業ブランディングや生産性向上にも直結するオフィスづくりのヒントを、ぜひ参考にしてください。
目次
オフィスリノベーション事例10選
働く場所のあり方が多様化する中で、企業の価値や文化を体現する「オフィス空間」が再び注目されています。
近年では、業務効率や生産性の向上だけでなく、従業員の満足度や創造性、採用力の強化にもつながる空間づくりが求められています。
本記事では、実際にオフィスリノベーションに取り組んだ企業10社の事例をご紹介します。
居心地よく過ごせる空間|株式会社ゼンリン 様
引用元:好きなときに、好きなひとと、自分らしく、居心地よく過ごせる空間
社名 | 株式会社ゼンリン 様 |
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坪数 | ゼンリン博多ビル7~9階 |
事業内容 | 出版事業、広告事業、カーナビ用地図データ、PC・携帯電話向け地図データ、GIS向け地図DB&ソフトウェア、3Dデジタル地図 |
準備期間 | 9カ月 |
施工期間 | 約2週間 |
施工内容 | レイアウト・デザインのプランニング、造作家具、什器納品、照明工事、フロアコンセント工事 |
デザインコンセプト
- Flexibility & Communication
- 好きなときに、好きなひとと(ひとりでも)
- 自分らしく、居心地よく過ごせる空間
COMMUNICATION・CONCENTRATE・FLEXIBILITY の3つを軸に、ゼンリン様グループ各社が同一ビルに拠点を構える中で、誰もが自然と集まりたくなる「コミュニティスペース」の構築を目指しました。
カジュアルに会話を交わす場や集中して業務に打ち込む場など、さまざまな使い方が可能な可変性のあるレイアウトを取り入れることで、生産性の向上や偶発的な出会いを生み出し、新たなアイデアが生まれる“創造の場”となっています。
あわせて執務スペースの施工提案も行い、従来の業務と新しい働き方を両立できる空間の融合を実現しました。
正方形や長方形のテーブルは、人数やシーンに応じて自在にレイアウトを変更可能。
ランチタイムには食事スペースとして、就業中はミーティングスペースとして活用でき、大会議から小グループでの打ち合わせまで柔軟に対応できます。
ファミレスタイプのソファ席は、開放感がありカジュアルなコミュニケーションを促進します。
ベンチ席はリラックスできる休憩場所としても、短時間の打ち合わせスペースとしても活用できます。
ペンダント照明を取り入れることで、空間にメリハリを持たせ、落ち着いた雰囲気を演出しています。
マグネットスペースは、ビル内で働く方々が気軽に集まり、交流し、協力し合う場として機能します。
また、ガーデンテラスは自然光を浴びながら心身をリフレッシュできる場所で、緑に囲まれて過ごすことでストレス軽減やメンタルヘルスの向上に貢献します。
自分らしく働けるオフィス|株式会社イデックスオート・ジャパン 様
社名 | 株式会社イデックスオート・ジャパン 様 |
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坪数 | 192.72坪(637.09㎡) |
事業内容 | イデックスグループの中核企業で、エイビス・バジェット・レンタカーの日本国内におけるマスターライセンシーで直営・FC・取次店を運営するレンタカー事業の他、新車・中古車の売買を行う車販事業、保険事業、メルセデス・ベンツおよびBMW正規ディーラー店の運営など、車に関わるサービスを総合的に提供。 |
準備期間 | 約2ヶ月 |
施工期間 | 着工から約2ヶ月 |
施工内容 | 内装工事、床貼替工事、配線工事、新規什器、パーテーション新設工事、造作家具、電気・照明工事、セキュリティ工事、電話・無線LAN・ネットワーク構築工事 |
新オフィスは、「シンカ」という言葉をキーワードにデザインを行いました。この「シンカ」には、以下の3つの意味が込められています。
- 新しく変わる – リノベーション【新変 シンカ】
- 進化する – テクノロジー(無線LANや大型モニターの導入など)【進化 シンカ】
- 新しい華を加える – ブランディング(採用戦略を含む)【新華 シンカ】
これらの視点を融合させ、「シンカ」という総合的なコンセプトのもと、オフィスの空間設計を行いました。
移転前に実施した職場環境アンケートでは、「スペースが狭く働きづらい」、「休憩場所がない」、「食事をとる場所が少ない」、「集中できるスペースがない」といった課題が浮き彫りになりました。
そこで、「カジュアルなオフィス」、「ABW(Activity Based Working)」、「ドリンクバー」、「リラックススペース」など、働きやすさを追求した改善アイデアを盛り込み、設計提案を行いました。
完成した新オフィスには、近代的な印象を与えるエントランスをはじめ、小上がりのリフレッシュスペース(休憩や仕事に利用可能)、落ち着いた応接室や打合せスペース、集中ブース、カウンター席、パウダールームなど、あらゆる面で従業員の声に応えた快適な環境を実現しています。
エントランスには、事業内容を象徴する「車のグリル」をモチーフにしたデザインパネルを設置し、訪れるお客様を印象的にお迎えします。
応接室は間接照明でホテルのラウンジのような落ち着いた雰囲気を演出。さらに、窓際には地中海をイメージしたデザインカーペットを用いた開放的な打合せスペースなど、各エリアが異なるコンセプトと個性を持ち、空間全体を彩ります。
「働きたくなるオフィスにしたい」というご要望を受け、従業員がリラックスしながら働けるよう、カジュアルな雰囲気づくりにも注力しました。
カフェ風のソファ席やカウンター、集中ブースなど、多様な働き方に対応できるスペースを設置しています。
また、オフィス中央には広めの動線を確保し、部署を越えた偶発的なコミュニケーションを促進。実際に「他部署との会話が自然と増え、社内の一体感が生まれている」との声もいただいています。
ワークショップにご参加いただいた従業員の皆様からは「素晴らしいオフィスをありがとうございました」と感謝のお言葉を頂戴し、プロジェクトチームにとって大きな励みとなりました。
つながりを生むオフィス|株式会社西部技研 様
引用元:“ SQUARE ” ~心地よい時間、つながりを生む場所~
社名 | 株式会社西部技研 様 |
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坪数 | 158坪 |
事業内容 | 空気環境創出に関する製品・ソリューションの開発、設計、製造、施工、アフターサービス |
準備期間 | 6カ月 |
施工期間 | 2週間 |
施工内容 | オフィスリニューアル(壁・床・天井張替え工事、照明工事、間仕切り工事、新規オフィス家具納品、建具造作工事 他) |
「四季を感じられる空間づくり」をコンセプトに、自然のぬくもりが感じられるオフィスをデザインしました。
自然を感じることで、心が落ち着き、集中力が高まり、感性も豊かになります。そんな空間に人が集まり、仲間と自然なつながりが生まれる」
そんな場所を目指しました。
オフィス全体には、コーポレートカラーである「ブルー」と「グリーン」を基調としたデザインを採用。まるで公園(SQUARE)を思わせるような、自然と共存する空間を表現しました。
壁や床の素材、色味、家具に至るまで、お客様との丁寧な打ち合わせを重ねながら一つひとつを選定。
「従業員の皆さんが心地よく働けて、リラックスもできるように」とのご担当者様の想いを形にした、こだわりの詰まったオフィスとなっています。
また、空・小川・森など自然をイメージさせる色使いで各エリアをゾーニング。場所を移動するたびに視覚的な変化が生まれ、気分転換にもつながります。
社長室のガラスパーティションには、角を斜めにカットしたユニークなデザインを採用。
会議室も、壁・床・家具の素材やデザインをすべて変更し、どの部屋も異なる表情を持たせています。
また、従業員の成長を支援するための図書スペースも設置。造作の書棚には推奨図書が並び、読書に没頭できるようなソファも配置しました。
このように、デザイン性と機能性を兼ね備えた空間で、従業員のスキルアップと快適な職場環境の両立を実現しています。
色味にメリハリがあるオフィス|シカゴ石油株式会社 様
引用元:色味にこだわったメリハリあるオフィス~心地よい時間、つながりを生む場所~
社名 | シカゴ石油株式会社 様 |
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坪数 | 370㎡ / 112坪 |
事業内容 | 九州・福岡の地場土木工事業者を中心に、A重油、ローサルA重油、軽油、潤滑油などの販売、を行う。創業時より都市開発・再開発事業現場への輸送等も対応。 |
準備期間 | 6ヶ月 |
施工期間 | 2週間 |
施工内容 | 内装工事、新規什器、床貼替工事、パーティション新設工事、造作家具 |
オフィス新築移転ということで、業歴40年以上を誇る企業としての風格を体現する、上質で特別感のあるオフィス空間を創り上げました。
エントランスには石畳をイメージしたカーペットを採用し、落ち着いた雰囲気でお客様をお迎えします。
受付まわりには、コーポレートカラーであるシカゴブルーをアクセントに取り入れ、木目調の温もりあるデザインを採用。
さらに、暖色系の間接照明を加えることで、全体に柔らかく温かな印象を演出しました。
執務室は、清潔感のある白を基調に、グリーンのカーペットを差し色として取り入れ、落ち着いた環境の中で集中して仕事ができる空間となっています。
各エリアの役割に応じて、家具や内装の色合いにも工夫を凝らしました。
社長室は、落ち着いたトーンで全体をまとめ、重厚感と緊張感のある空間に。
応接室は、部屋ごとに異なる家具を配置し、規模や用途に応じた快適性と機能性を兼ね備えています。
また、3階には従業員同士が自然と会話を交わせるリラックススペースを設置。
ランダムな柄のカーペットが、まるで休日の公園を思わせるような、心地よい空間を演出しています。
窓の外には福岡の街並みが広がり、仕事の合間にリフレッシュできる憩いの場としても機能しています。
ゆとりといろどりのあるオフィス|セキスイファミエス九州株式会社 福岡支店 様
引用元:空間に"ゆとり"と"いろどり"を
社名 | セキスイファミエス九州株式会社 福岡支店 様 |
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坪数 | 約90坪 |
事業内容 | 住宅リフォーム・メンテナンス |
準備期間 | 6カ月(ご提案開始から) |
施工期間 | 23日 |
施工内容 | 防災工事、仮設事務所移転、弱電工事、天井貼替・塗装、壁クロス貼替、照明工事、 パーティション工事、タイルカーペット貼替、新規什器入替 等 |
空間に"ゆとり"と"いろどり"を。
仕事場でありながら、まるで行きつけのカフェのように心地よく通いたくなる。
そんな「会社に行きたくなる」空間を目指して、“カフェ風オフィス”をデザインしました。
落ち着きのあるカフェの雰囲気に、自然の彩りを溶け込ませたデザインコンセプト。視覚にも心にもやさしく働きかける空間づくりを心がけています。
温かみのあるウッドタイルをベースに、家具や建具は黒で統一し、空間全体に引き締まった印象をプラス。
木の素材感やグリーン(植栽)をバランスよく取り入れることで、ナチュラルで洗練された“カフェ風”の空間を演出しました。
窓際にはペンダントライトを配置し、インテリア性を高めるとともに、落ち着いた雰囲気づくりにも貢献しています。
Web会議やオンライン商談、面談など集中を要する業務には「個室ブース」を。
一方で、社内のオープンなコミュニケーションには「カフェ席」を活用。
従業員の皆さまが業務内容や気分に応じて自由にワークスペースを選択できるよう、レイアウトには多様性と機能性を意識しました。
オフィス空間フルリノベーション|有限会社アドファクトリーハーツ 様
社名 | 有限会社アドファクトリーハーツ 様 |
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坪数 | 132㎡ / 40坪 |
事業内容 | 広告宣伝全般に関する企画戦略立案、広告制作 |
準備期間 | 6ヶ月 |
施工期間 | 30日 |
施工内容 | オフィス空間デザイン、造作家具、建築内装工事一式、設備工事一式 |
モルタル仕上げの広々とした玄関は、洗練された都会的な印象を与えます。
その先には、来訪者をスムーズにお迎えできるよう配置された応接室があり、機能性とおもてなしの心を両立。
さらにワークスペースに足を踏み入れると、木目の温もりと漆喰のようなやわらかな白が基調の、開放感あふれる空間が広がります。
最上階ならではの眺望も楽しめる、創造性と快適さを両立したオフィスです。
玄関には、現代風にアレンジした土間(DOMA)を設け、広がりのある空間を演出。
その奥には、来客をすぐにご案内できる応接室兼会議室をレイアウト。
摺りガラスの間仕切りを採用することで、採光を確保しつつ、適度なプライバシーと空間のつながりを感じられる設計としています。
小上がりのあるワークスペースには、印象的な三角形の造作テーブルを配置。
ユニークな照明にはプロジェクター機能が備わっており、壁面への映像投影も可能。広告制作業ならではの創造的な雰囲気を演出しています。
また、撮影にも対応できるゆったりとしたオープンキッチンも完備。
対面にはハイチェアを設置し、コミュニケーションが自然と生まれるリフレッシュスペースとして活用可能です。ワークスペースとしての機能も併せ持ち、コンセントにはUSBポートも備え、使い勝手にも配慮しています。
来訪者の期待感を高めるオフィス|日本プライ株式会社 様
社名 | 日本プライ株式会社 様 |
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坪数 | 299㎡ / 90坪 |
事業内容 | 自動車関連部材品等の企画販売 |
準備期間 | 4ヶ月 |
施工期間 | 30日 |
施工内容 | オフィス空間デザイン、オフィス家具、建築内装工事、設備工事、引っ越し |
来客エリアは、日本プライ様の企業イメージにふさわしいデザインを追求。
モノトーンを基調としたスタイリッシュな空間に仕上げ、訪れる方に洗練された印象を与える構成としています。
エントランスから応接室にかけては、シンプルでありながら存在感のあるデザインに統一。
また、展示スペースも設置し、自然な流れで来訪者に企業の魅力を伝えられる工夫を施しました。
一方、執務スペースにはナチュラルな素材や色調を取り入れ、温かみと居心地の良さを重視。従業員の皆様が快適に働ける環境づくりを意識しています。
カフェコーナーにはスタンドタイプのテーブルを設置し、深く座らずに気軽に使えることで、短時間の打合せでも集中力を維持しやすくしています。
さらに、床材を他エリアとは異なる仕上げにすることで、視線や空間の印象に変化を持たせ、メリハリのあるレイアウトとしました。
これにより、自然な気分転換も促されます。
広さにゆとりをもたせた大会議室には、吸音性の高い素材を間仕切りに採用。
遮音性を確保することで、会議中の声漏れを防ぎ、プライバシーと集中力を守る空間を実現しています。
スペースを有効活用した来客エリア|株式会社ファビルス 様
引用元:18坪 スペースを有効活用した来客エリアのリノベーション
社名 | 株式会社ファビルス 様 |
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坪数 | 60㎡/18坪(エントランス・応接室) |
事業内容 | 建築物環境衛生総合管理業 |
準備期間 | 3ヶ月 |
施工期間 | 5日 |
施工内容 | 間仕切り工事、オフィス什器、OAフロア、内装工事、電源工事 |
来客用エリアとして、エントランスから続く空間と応接室兼会議室をリノベーションしました。
重厚感のある既存エントランスの雰囲気に合わせて、オフィス家具や内装には木目を基調としたデザインを採用。落ち着きと品格を兼ね備えた空間に仕上げています。
会議室を兼ねた応接室には、健康的な姿勢を保てるオフィスチェア「Swin」を導入しました。
「Swin」は、前傾姿勢での作業時にも、後傾でのリラックスタイムにも対応できる設計。
集中力と作業効率の向上をサポートする快適なチェアです。
これまで使われていなかったスペースをリノベーションし、眺望の良い応接室へと生まれ変わらせました。
空間の有効活用と、来客へのおもてなしを両立しています。
エントランスと執務エリアの間にはパーティションを設置し、空間を分けてゾーニング。
開閉音のない扉を採用しているため、周囲の集中を妨げることなく業務に取り組むことができます。
さらに、手を触れずに出入りできる仕様で、感染症対策としても機能しています。
高級感と落ち着きを感じられる事務所|弁護士法人セラヴィ 様
社名 | 弁護士法人セラヴィ 様 |
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坪数 | 70㎡/22坪 |
事業内容 | 弁護士事務所 |
準備期間 | 3ヶ月 |
施工期間 | 5日 |
施工内容 | オフィス家具、間仕切り、電気・モニター設置工事、引っ越し、機密書類の廃棄 |
弁護士事務所でありながら、堅苦しさを感じさせない落ち着いた雰囲気のオフィスを目指して、全体のプランニングと家具選定を行いました。
限られたご予算の中で、エントランスと相談室を中心に、機能性とデザイン性のバランスを重視したご提案です。
エントランスには、大きめのガラスを使用した間仕切りを採用。
光を取り込みやすく、明るさと開放感のある空間に仕上げました。来訪者に柔らかな第一印象を与える工夫です。
相談室は、間仕切りの上部をオープンに設計。
閉塞感を軽減しつつ、空調やスプリンクラーなどの設備の移設が不要となるため、リノベーションコストの削減にもつながっています。
限られた予算内で、快適さと合理性を両立した空間を実現しました。
来客対応をスムーズに行えるよう、執務デスクは受付カウンターの延長線上にレイアウト。
また、従業員が眺望を楽しみながら働けるよう、自然光と景色を取り入れた開放的な配置としています。
業務の効率と快適性を両立した空間設計です。
オフィスのリノベーションで得られる4つの効果
近年、オフィスをリノベーションする企業が増えています。
「見た目を綺麗にしたい」「働きやすい空間にしたい」といった理由はもちろんですが、単なる改装にとどまらず、組織の課題を根本から見直す戦略的なリノベーションとして注目されています。
しかし、実際にリノベーションを実施するにはコストや時間がかかるため、「費用に見合う効果があるのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで、オフィスのリノベーションによって得られる代表的な4つのメリットについて紹介します。
①コミュニケーションが活発化する
社内の円滑なコミュニケーションは、業務効率や従業員満足度を高めるうえで欠かせない要素です。
特に部署間での情報共有や相談のしやすさは、日常業務の質にも直結します。
レイアウト変更によって、仕切りの多いオフィスをオープンフロアにしたり、リフレッシュスペースを設けたりすることで、従業員同士が自然と交流しやすくなります。
HR総研が2024年に実施した「社内コミュニケーションに関するアンケート」によると、「従業員間のコミュニケーション不足は業務の障害になる」と考えている企業は全体の86%にものぼり、多くの企業がその重要性を認識していることがわかります。
さらに、同調査では社内コミュニケーションの課題が「ない」と答えた企業では、従業員エンゲージメントが「高い」と回答した割合が50%と、課題を抱える企業群(22%)と比べて2倍以上に達していました。
つまり、コミュニケーションの活性化は、従業員のモチベーションや定着率の向上にも直結する施策といえます。
オフィスのリノベーションは、物理的な空間だけでなく、組織全体の雰囲気を明るくし、活気ある職場づくりに寄与するでしょう。
出典:HR総研「『社内コミュニケーション』に関するアンケート2024 結果報告」
②生産性やモチベーションがアップする
従業員が日々多くの時間を過ごすオフィス。その快適性や使いやすさは、仕事の効率や集中力に大きな影響を与えます。
動線やチーム間の連携を考慮したレイアウトに見直すことで、業務の流れがスムーズになり、無駄な移動や手間を削減できます。さらに、集中スペースやリフレッシュスペースの導入によってオン・オフの切り替えがしやすくなり、メリハリのある働き方を促進。だらだらと長時間働くよりも、短時間で集中して成果を出せる生産性の高い業務スタイルが実現します。
イトーキが発表した「WORKPLACE DATA BOOK 2025」によると、67%のオフィス勤務者が「オフィス環境がモチベーションに影響する」と回答しています。さらに、同調査ではオフィス環境の快適性がモチベーションや生産性の向上に加え、「帰属意識の向上」にも寄与していることが明らかになりました。
こうしたデータからも、オフィスリノベーションが単なる物理的な改善にとどまらず、従業員のやる気を引き出し、組織全体の士気を高める施策として非常に有効であることがわかります。
出典:株式会社イトーキ「【調査レポート】3人に2人以上が「オフィス環境がモチベーションに影響する」と回答。最新オフィス動向をまとめた『WORKPLACE DATA BOOK 2025』を公開」
③コストを削減できる
オフィスビルでは、空調や照明などの電力消費が大きなコスト要因です。資源エネルギー庁の「夏季の・省エネ節電メニュー」によると、夏季のピーク時間帯である17時頃には、空調が電力消費の約49%を、照明が約23%を占めており、これらを合わせると約72%にのぼります。
そのため、空調や照明の節電が電力使用量の大幅な削減につながるとされています。たとえば、高断熱材や遮熱フィルムの導入、LED照明や人感センサー照明への切り替え、空調ゾーニング設計といった施策があります。
リノベーションによってこれらの設備を導入すれば、快適性を保ちながら消費電力を抑えることが可能です。初期コストはかかるものの、中長期的には光熱費の大幅削減と環境負荷の低減が見込まれるため、企業経営にとって有益な投資といえるでしょう。
④オフィスブランディングで企業の魅力を伝えられる
オフィスは単なる「働く場所」にとどまらず、企業の価値観やブランドイメージを体現する重要な空間です。特にエントランス、会議室、応接スペースなどは、取引先や採用候補者が最初に接する場所であり、第一印象を左右する要素として機能します。
ツナグ働き方研究所の「オフィス環境が与える就業意向影響の調査」(2025年)では、求職者の約69%が企業選びでオフィス環境を重視すると回答しました。さらに、オフィス環境が魅力的である場合に志望度が「かなり上がる」とした人は28%、「少し上がる」は55%にのぼり、全体の83%がポジティブに評価しています。
また、利便性や個人スペースの確保、リフレッシュスペースの有無など「多様な価値観に対応した設計」が重視されており、こうした空間が企業文化と一致していれば、従業員のエンゲージメント向上にもつながります。
一方で、企業が「オフィス環境を重視している」と回答した割合は54%にとどまりました。この差を埋める取り組みが、優秀な人材の獲得と企業ブランディング強化に直結すると言えるでしょう。
つまり、ブランドイメージと連動したオフィスデザインのリノベーションは、来訪者の信頼感の醸成だけでなく、従業員満足度や採用力の向上にも寄与する戦略的施策なのです。
出典:「企業選びで『オフィス環境』を重視する求職者は約7割 多様な価値観の中で働きやすい空間が重要に ~『オフィス環境が与える就業意向影響の調査』~」
オフィスリノベーションの最新トレンド
近年のオフィスづくりでは、「快適さ」や「生産性の向上」だけでなく、企業の成長戦略や文化を体現する空間としての役割が求められています。各企業のヒアリングから浮かび上がった、オフィスリノベーションの最新トレンドは以下のとおりです。
参考:一般社団法人 ニューオフィス推進協会「2024年度 調査報告書要約版」
オフィス空間に求められる“柔軟性”と“多用途化”
近年のオフィスリノベーションでは、空間の共有と用途の明確化が重要視されています。特に、一時的な業務や短時間作業に適したスペース(タッチダウン・フォーカステラスなど)の導入が進んでおり、これらは集中作業やリモート会議の場としても活用されています。
オープンデスクやオープンミーティングスペースの一部は、共有型に転換される傾向にあり、業務内容に応じた柔軟なスペース運用が求められています。
コミュニケーションを促す設計の重視
オフィスは単なる作業場ではなく、「偶発的な出会い」や「協働」を生み出す場としての機能が期待されています。そのため、オープン型・半オープン型・ブース型などを組み合わせたミーティングスペースの整備が進んでいます。とくに「社内コミュニケーションの活性化」「社内コラボレーションの促進」が重視されており、従業員同士のつながりを強める場の確保がリノベーションの要となっています。
働き方改革と人事戦略を支える空間設計
調査によると、オフィスづくりにおいては「リクルーティング支援」や「従業員満足度の向上」といった人材確保・定着を意識した空間戦略が重視されています。
とくに若年層の採用や女性活躍を見据えた空間デザイン、柔軟な働き方を支えるゾーニングが求められている点が注目されます。
「集中」と「交流」の両立を図るゾーニング
「拡大・新設」されている上位用途は、タッチダウン(92.2%)、オープンミーティング(88.8%)など、「集中」も「交流」もできる場です。一方、「倉庫・収納」や「会議室(閉鎖型)」などは「廃止・縮小」傾向にあり、スペース効率と多機能性の両立が求められていることがわかります。
参考:一般社団法人 ニューオフィス推進協会「2024年度 調査報告書要約版」
オフィスリノベーションの種類
オフィスリノベーションとは、既存の建物に新築時以上の機能性や付加価値をもたせる改修のことを指します。
見た目や設備を新築同様に戻す「リフォーム」とは異なり、デザイン性や利便性を向上させ、空間の価値そのものを高めるのが目標です。
リノベーションにはいくつかのタイプがあり、それぞれ費用や工期も異なります。
どのような改修を検討しているのかを明確にするためにも、まずは種類の違いを理解することが大切です。
リノベーションは、以下の2種類に分類されます。
- フルリノベーション
- ポイントリノベーション
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
フルリノベーション
フルリノベーションは、オフィス全体を対象とした大規模な改修です。老朽化が進んでいる場合や、会社のイメージを刷新したい場合におすすめです。
内装やレイアウトを一から設計し直すことができるため、デザインの自由度が高く、企業の個性を反映したオフィスを実現できます。
ただし、コストが高くなりやすく、工期も長期化する傾向があるため、スケジュールと予算の慎重な計画が必要です。
また、内装をすべて解体し、必要最低限の設備だけを残した「スケルトン」仕様にするケースもあります。無機質でシンプルな空間は、若年層の従業員から支持されるスタイルとして人気です。これもフルリノベーションの一形態です。
ポイントリノベーション
ポイントリノベーションは、必要な箇所だけを改修する部分的なリノベーションです。たとえば、一部の老朽化した設備のみを更新したい場合などに適しています。
改修範囲が限定されるため、コストや工期を抑えられるのが大きなメリットです。ただし、既存の内装との調和が取れていないと、空間全体がちぐはぐに見えてしまう可能性があります。
また、既存レイアウトに制限されることもあり、デザインの自由度はフルリノベーションよりも低くなる点にも注意が必要です。
オフィスリノベーションにかかる費用と工期
オフィスのリノベーションにかかる費用や工期は、選ぶリノベーションの種類や設計内容によって大きく異なります。
おおまかな費用の目安
フルリノベーション:坪単価 約30万円前後
ポイントリノベーション:坪単価 約10万~30万円
フルリノベーションは空間全体の改修となるため、費用が高くなりやすい傾向にあります。
一方で、部分的に改修するポイントリノベーションは、内容によって比較的低コストで実施可能です。
工期の目安
フルリノベーション:約1~3ヶ月
ポイントリノベーション:最短1日~約2週間
費用も工期も「デザインの内容」、「レイアウトの規模」、「使用する素材・設備」などによって大きく変動します。
居抜き物件とスケルトン物件の違いによる影響
リノベーションを行う物件の状態も、費用と工期に大きく影響します。
居抜き物件:前のテナントの設備(空調・照明・フローリングなど)がそのまま残っている物件。既存設備を活用できる場合、コスト削減や工期短縮につながる可能性があります。
スケルトン物件:内装がすべて撤去され、壁・天井・床がむき出しになった状態の物件。設備を一から整える必要があるため、費用も時間もかかりますが、自由度の高い設計が可能です。
コストを抑えるポイント
費用をできるだけ抑えたい場合には、以下の工夫が有効です。
- 物件選びを工夫する(居抜きかスケルトンか)
- 優先順位を明確にし、こだわる部分とそうでない部分を分ける
- デザイン性とコストのバランスを見極める
事前にしっかりと計画を立て、必要な部分にしっかり投資しながらも、全体の費用を抑える工夫をすることが、成功するリノベーションの鍵となります。
オフィスをリノベーションする手順
オフィスをリノベーションする際、どのような手順で進めればよいのでしょうか?
ここでは、スムーズに進行するための基本的な4つのステップをご紹介します。
Step1|リノベーションする目標を定める
最初のステップは、「なぜリノベーションを行うのか」という目標を明確にすることです。
目標が曖昧なままだと、デザインやレイアウトの方向性が定まらず、完成後に「思っていたものと違う」といったズレが生じることもあります。
たとえば「スタイリッシュな空間にしたい」といった漠然とした希望ではなく、「企業イメージをより明確に打ち出したい」、「従業員の生産性向上につなげたい」など、具体的なゴールを設定することが重要です。
そのためにも、まずは自社のオフィスで抱えている課題を洗い出すことから始めましょう。事前に課題を把握しておくことで、リノベーションの方向性が見えてきます。
Step2|業者の選定
次に、パートナーとなる内装業者を選定します。
オフィスリノベーションに強い業者には、空間デザインだけでなく、動線や使い勝手に配慮した実用的な提案力が求められます。
以下のポイントを重視して選びましょう。
- 自社の要望に応じた提案ができるか
- デザイン性と機能性のバランスが取れているか
- アフターサービスやサポート体制が整っているか
- 実績・信頼性があるか
複数の業者に相談・見積もりを取り、比較することも大切です。対応力や相性を見極める手がかりになります。
Step3|設計デザインを決める
業者が決まったら、設計・デザインの打合せを行います。Step1で定めたリノベーションの目標や課題を共有し、それに基づいてレイアウトや内装の提案を受けましょう。
このとき、希望のイメージが伝わる写真や参考資料、予算感などを提示すると、より具体的なプラン作成が可能です。
また、1パターンに絞らず複数案を比較することで、納得感のある選択がしやすくなります。
Step4|工事を開始する
デザインと仕様が決定したら、いよいよ工事スタートです。
工事は設計内容に沿って進行し、完了後に引き渡し・最終点検を経て、リノベーションが完了となります。
スムーズな施工のためにも、業者任せにしすぎず、定期的に現場を訪れて進行状況を確認することが大切です。
気になる点や変更したいことがあれば、早めに相談・調整を行いましょう。
オフィスのリノベーションを成功させる6つのポイント
ここまで、オフィスリノベーションの種類や手順、費用についてご紹介してきました。
ここからは、「失敗しないリノベーション」を実現するために、事前に押さえておきたい6つの重要なポイントを解説します。
「完成後に後悔しないために」「スムーズにプロジェクトを進めるために」、以下の点をぜひチェックしてみてください。
①課題や目標をしっかり定める
リノベーションにおいて最も大切なのは、「なぜ行うのか」を明確にすることです。
目標が明確であれば、デザインやレイアウトの方向性も定まりやすく、判断基準を持って進められます。
一方で、目標が曖昧なままだと、プランの決定に時間がかかるだけでなく、設計途中のやり直しが発生したり、完成後に「思っていたのと違う」と後悔してしまうリスクも。
まずは現状のオフィスの課題を洗い出し、「何を解決したいのか」、「どのようなオフィスを目指すのか」を明確にしましょう。
②工事の範囲・全体のスケジュールを事前に確認する
ビルや物件によっては、建築基準法やビルの管理規約の関係で壁の構造や設備の変更に制約がかかります。
事前にビルの管理会社やオーナーに工事可能な範囲を確認しておくことが重要です。
また、リノベーション中は該当エリアが使用できなくなるため、業務スケジュールとの調整も必要不可欠です。
繁忙期や重要なプロジェクト期間と工事が重ならないよう、全体スケジュールをしっかり管理しましょう。
③消防法や建築基準法を意識する
オフィスのリノベーションでは、「好きなように」改装できるわけではありません。
消防法や建築基準法によって、安全性確保のための制限が設けられています。
たとえば、建物の規模や用途によっては、不燃材の使用が義務づけられたり、排煙設備の設置が必要になることもあります。
工事を担当する業者はこれらの法律に精通していますが、依頼主側も基本的な知識を持っておくと、打ち合わせがスムーズに進み、リスク回避にもつながります。
④リノベーション工事中の業務場所を確保する
リノベーション中は、対象となるスペースが使用できません。
特にフルリノベーションの場合は数ヶ月にわたる場合もあり、業務への影響が大きくなります。
そのため、工事中の代替オフィスやテレワーク環境の準備も重要です。
業務をどのように継続するかを踏まえたうえで、全体スケジュールを立てるようにしましょう。
⑤撤去時の原状回復を意識する(賃貸物件の場合)
賃貸オフィスの場合、退去時には原状回復工事が必要になるケースが一般的です。
原状回復とは、入居時と同じ状態に戻すことであり、大規模なリノベーションを行うと、復旧にかかる費用や手間も大きくなります。
そのため、どこまで改装するかを決める際は、将来的な原状回復コストも見据えて判断しましょう。
⑥信頼できる業者に依頼する
オフィスリノベーションの成否を分けるのが、「業者選び」です。
単に価格だけで比較するのではなく、以下のような観点で総合的に判断することが重要です。
- 提案力(デザイン性・機能性の両立)
- 施工実績や評判
- 見積もりの透明性
- アフターサポート体制
- 担当者とのコミュニケーションのしやすさ
複数の業者に見積もり・提案を依頼し、自社のニーズと相性の良いパートナーを見つけましょう。
働きやすい空間づくりもあわせて検討したいときには、通常のオフィスリノベーションに加えて、ICTを活用した環境整備まで提案できる「ワクリノ」がおすすめです。
「ワクリノ」は年間500件にのぼるオフィスの悩みを解決してきた実績があります。
移転から家具・レイアウトまでワンストップで対応しています。
オフィスレイアウトだけでなく、働き方そのものを見直したいという方も、どうぞお気軽にご相談ください。
オフィスリノベーションの業者の選び方
オフィスのリノベーションは、空間の機能性や働く環境を大きく左右する重要なプロジェクトです。
その成功の鍵を握るのが「業者選び」。信頼できるパートナーを見極めるために、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
デザインから施工まで一貫して対応できるかを確認する
オフィスリノベーションでは、設計と施工の一貫性が非常に重要です。
オフィスリノベーションには、設計会社、内装業者、電気工事会社、ネットワーク構築業者など、複数の業者が関わることが一般的です。各社とのやり取りやスケジュール調整を、ご担当者が一人でこなすのは大変なうえ、確認漏れや伝達ミスが起きやすくなります。
少しの認識のズレが、仕上がりの質や工期、コストに影響することもあります。
だからこそ、設計から施工、ICT・インフラ整備までを一括で任せられる体制があると安心です。すべてをまとめて任せることで、無駄な手間を省き、理想のオフィスづくりに集中できます。
自社と似た実績のある業者を探す
オフィスの最適解は、業種や企業規模によって異なります。
IT企業と法律事務所では求められるレイアウトも設備もまったく違うため、自社と似た規模・業種の施工実績がある業者かどうかをチェックしましょう。
また、デザインの好みやテイストも重要な判断基準です。
ナチュラル系、スタイリッシュ系、モダン系など、自社のイメージに合ったデザイン事例があるか確認することで、理想の空間に近づけます。
アフターケアの内容まで見ておく
施工が完了したら終わりではありません。
万が一、引き渡し後にトラブルが発生した場合、どこまで対応してくれるのか、いつまでサポートが受けられるのかを事前に把握しておくことが大切です。
「保証の範囲」、「不具合時の対応スピード」、「相談窓口の有無」など、アフターサービスの内容を明確にしておくことで、万が一の際の不安も軽減できます。
提案と見積もりの納得感をチェックする
同じリノベーションでも、業者ごとに提案の方向性や見積もり金額は大きく異なります。
そのため、必ず複数の業者にプランと見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
ただし、金額だけで判断してはいけません。
「提案内容の妥当性」、「使われる材料や設備の質」、「施工の丁寧さ」、「デザインの完成度」など、「費用と成果のバランス=“適正価格”」かどうかで判断しましょう。
担当者との信頼関係が築けるかを見極める
リノベーションは短期間で終わるものではなく、施工後もメンテナンスや相談などで長い付き合いが続く可能性があります。
そのため、担当者と円滑にコミュニケーションが取れるかどうかも大切な選定基準です。
要望を正しく理解してくれるか、質問に対して丁寧に対応してくれるかといった点からも、その会社の誠実さや対応力が見えてきます。
「信頼できるパートナー」として安心して任せられるか、初期の打ち合わせから見極めていきましょう。
まとめ
オフィスリノベーションは、単なる内装の刷新ではなく、組織文化や働き方を根本から見直す「経営戦略の一環」です。
コミュニケーションの活性化、生産性の向上、コスト削減、ブランディング強化などによる効果を引き出すためには、目標を明確にし、最適な業者選定と綿密な計画が不可欠です。
数々の成功事例からもわかるように、企業の課題や理想にフィットしたオフィス空間は、従業員のモチベーションと業績向上を後押しします。
自社らしい働き方を実現し、次の成長につなげるためにも、オフィスリノベーションを前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
「ワクリノ」
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この記事を書いた人
- ワクリノ編集部スタッフ
- 働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。