ワクリノ特集
離職率を下げるには?オフィスにある意外なアイテムで改善
さまざまな業界で人手不足がさけばれる昨今、働き手の確保のために、離職率の低減を意識する企業は少なくないでしょう。採用への影響が大きい離職率の低減に、オフィスグリーンで改善できる可能性があるのはご存知でしょうか。
今回は、離職率の高い要因から対策、オフィスグリーンの効果についてご紹介いたします。
目次
離職率が高い原因トップ3は?
離職率が高い原因は、一般的に以下の内容が要因となっています。
報酬や福利厚生の不満
給与水準、ボーナスや昇進の機会の不足、福利厚生制度の充実度など、報酬や福利厚生の面での不満は、離職率の上昇の一番多い要因です。
従業員は、自身の仕事や役割に見合った適正な給与を求める傾向があり、給与が他の企業や業界と比較して低い場合に不満や不公平感を抱く可能性があります。
労働環境や組織文化(人間関係)の問題
働きにくい環境や組織文化がある場合、離職率があがる可能性があります。
これには、上司や同僚との関係の悪さ、コミュニケーションの不足、仕事への適切なサポートや評価の欠如なども含まれます。
職務やキャリアの満足度の不足
従業員は、昇進や昇給の機会が不透明である場合、成果に対する報いがないと感じます。
仕事のモチベーションや成長の機会の不足、やりがいや責任の感じ方の違いなど、職務やキャリアの面で満足していない場合に転職を考えることがあるようです。
これらの要因は離職率の上昇につながる可能性がありますが、企業や従業員の状況により重要度や影響度合いは異なります。
人手不足解消のためにも、これらの要因を正確に把握し、従業員の離職を防げるように改善策を講じることが大切です。
離職率を下げる主な対策
従業員の退職を防ぎ、離職率を下げるためには、どのような対策をとるとよいのでしょうか?
なぜ離職率が高いのか要因を把握した上で、以下のような対策を検討することが重要です。
報酬と福利厚生の見直し
給与や福利厚生の面で従業員に対する公正な報酬を提供することはとても大事です。市場価値に基づいた適切な給与体系の構築やボーナス制度の改善、福利厚生の充実化などを検討しましょう。
労働環境と組織文化の改善
従業員が働きやすい環境と健全な組織文化を整えることが重要です。
オープンなコミュニケーションを促進し、上司や同僚との関係を強化すること、フィードバックや評価制度の改善、仕事の負荷とプライベートのバランスを考慮した労働時間の柔軟化など、働きやすい環境を整えましょう。
キャリア開発と成長機会の提供
従業員の仕事のやりがいを感じる要因として、自身のキャリアの発展や成長は欠かせません。そのため、明確なキャリアパスや成果に基づいた昇進の機会、継続的な学習やスキル開発の機会を提供できるよう改善しましょう。
このような施策を総合的に考えながら、継続的に効果測定や改善策の見直しを行いましょう。
また、従業員の個別の状況やニーズにも配慮し、会社や従業員に合うようカスタマイズした施策を検討することも大切です。
オフィスグリーンで離職率が下がる?
オフィスに置いてあるデスクのポットグリーンや観葉植物など、オフィスグリーンにはさまざまな効果が見込まれる、と、オフィスの装飾のひとつとして最近人気が高まっています。
具体的にはどんな効果があるのでしょうか。また、退職を防ぐ意外な効果についてもご紹介します。
オフィスグリーンの効果
観葉植物などのオフィスグリーンには以下のような効果があります。
- 環境へのプラス効果
二酸化炭素を吸収し、酸素を放出するため、室内の空気品質を改善します。
また、植物が持つ生体フィルター機能により、空気中の有害物質や揮発性有機化合物を取り除きます。 - 心理的効果
オフィスに植物があると、自然とのつながりや癒しを感じることができます。植物の存在はストレスや疲労感を軽減し、リラックスさせる効果があります。また、緑の色は集中力や創造力を高める効果もあります。 - 健康への効果
オフィスグリーンは湿度調節機能で乾燥した空気を潤すことができ、乾燥によるのどの渇きや肌の乾燥を軽減することができます。また、緑の視覚効果により、目の疲れや眼精疲労のリカバリーにも役立ちます。 - ノイズの軽減
植物は音を吸収し、反射を減少させるため、オフィス内の騒音を軽減する効果があります。これにより、働く環境を静かにすることができます。 - 生産性向上
オフィスに植物があると、従業員の注意力や集中力が高まり、生産性が向上することが研究で示されています。また、オフィス内に緑があると、従業員の幸福感や満足度も高まります。
オフィスグリーンを置くことで、こんなに多くの良い効果が見込めます。
ワクリノでも実際に、オフィスグリーンの効果を見込んで設置を提案させていただいています。
離職防止につながる効果も?
従業員の退職理由はさまざまで、離職率は多くの要因によって影響を受けるため、オフィスグリーンだけで解決することは難しいかもしれません。
しかし、以下のような要素がオフィスグリーンの効果によって離職率を低減させる可能性があります。
- 心理的な健康への効果
オフィスグリーンは心理的なストレスを軽減する助けとなります。
研究によれば、リラックスした環境や自然の要素に接することは、従業員のメンタルヘルスにプラスの影響を与えることが示されています。ストレスや疲労感を軽減できれば、離職率の低減につながる可能性があります。 - 快適な労働環境の提供
オフィスグリーンは室内の空気品質や環境を改善する効果があり、快適な労働環境によって、従業員の満足度と生産性が向上することが研究で示されています。満足度の高い労働環境は離職率の低減につながる可能性があります。 - チームワークやコミュニケーションの促進
オフィスグリーンは、共有の興味や会話のトピックにもなり得ます。植物のお世話や共同の空間を共有することによって、従業員のコミュニケーションやチームワークが促進される可能性があります。良好なチームワークは従業員の満足度と結びつき、離職率の低減につながるかもしれません。
まとめ
従業員の退職理由はさまざまですが、良い人材を確保するためにも働く環境の改善は欠かせません。
今回紹介したように、オフィスグリーンは従業員のメンタルヘルスや働きやすさにプラスの影響を与えることが期待されます。他の対策もそうですが、単独では離職率低減の効果も低くなってしまいます。
オフィスグリーンを導入する際には、他の要素との組み合わせや効果を総合的に考慮することが大切です。
オフィスグリーンに興味を持っていただけましたら、ワクリノまでお気軽にご相談ください。
ご購入のグリーンだけでなく、メンテナンス付きのレンタルサービスもご用意しておりますので、ご希望に合うオフィスグリーンをワクリノスタッフがご提案いたします。
050-5785-7200
受付時間:平日9:00~17:00
written by Sateraito.AI
この記事を書いた人
- ワクリノ編集部スタッフ
- 働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。