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【2025年最新版】オフィス移転のやること一覧!時系列で詳しく解説

2025.10.14
オフィス移転

オフィス移転は単なる「引越し作業」ではなく、企業の未来を左右するプロジェクトです。

物件の契約から内装工事、インフラ整備、従業員への周知や取引先への通知まで、やるべきことは多岐にわたります。一つでも抜け漏れや遅れがあると、業務の滞りや余計なコストにつながりかねません。

特に近年は、移転をきっかけに「働き方改革」、「DX化」、「採用力強化」などの取り組みを並行して進める企業も増えています。つまり、オフィス移転は単なる拠点の引っ越しではなく、業務効率化や組織成長を加速させる絶好のチャンスでもあります。

本記事では、オフィス移転の際にやることを時系列に沿って徹底解説します。

 

目次

オフィス移転のスケジュールを把握

オフィス移転は、多くの工程と関係者が関わる大規模なプロジェクトです。

スムーズな移転を実現するためには、全体のスケジュールを早い段階で把握し、段階的に準備を進めていくことが重要です。

一般的には、オフィス移転の準備期間として6〜8か月前からの計画立案が推奨されています。
物件の選定から契約交渉、オフィス内装デザイン・レイアウト設計、インフラ整備、什器や備品の選定、従業員への告知、引越し作業といったように、やるべき工程が多岐にわたるためです。

特に、現オフィスの解約には、退去予告期間が定められていることが多く、告知が遅れると移転先が決まっていても移れない事態に陥るリスクがあります。

また、インフラ回線や電話番号の移設には数か月を要するケースもあるため、タイミングを逃すと業務に支障が出かねません。

そのため、まずは全体の流れを把握した上で、移転時期から逆算してスケジュールを策定し、各工程の着手時期を明確にしておくことが大切です。

 

時期

主な準備事項

具体的な取り組み内容

6〜8か月前

プロジェクト計画の立案

・移転スケジュールの策定(退去日・入居日・工事日程を逆算して決定)

・現オフィスの課題の洗い出し(動線、会議室不足、収納不足など)

・移転先候補の選定・内覧

・現オフィスの解約告知(6か月前ルールを確認)

・従業員への移転告知(目的や時期を説明)

4〜5か月前

レイアウト・工事準備

・原状回復工事業者の選定(契約条件と施工範囲を確認)

・新オフィスのレイアウトの決定(部署配置、会議室数、動線設計)

・内装デザインの確定(コーポレートカラー、素材選定など)

・廃棄・購入品のリストアップ(中古売却や下取りも検討)

・家具・什器・OA機器の手配(納期に余裕を持って発注)

・関係業者と打ち合わせ(工事・搬入スケジュール調整)

・工事委託先の決定(施工実績や保証体制を確認)

2〜3か月前

移転直前の仕上げ

・移転チェックリストの作成(担当者・期限・優先度を明記)

・通信インフラ工事の手配(電話・ネット・LAN・複合機など)

・挨拶状・名刺・封筒など印刷物の作成(新住所入りで発注)

・引越し業者の選定・契約(搬入経路や養生作業を確認)

1か月前

社内外への周知と最終調整

・取引先に移転通知(挨拶状発送・メール・電話での連絡)

・従業員の引越し分担の決定(梱包リーダー、機器担当など)

・ホームページや帳票類の住所変更(SNSや契約書の更新含む)

・新オフィスの施主検査(内装・配線・電源・空調をチェック)

・法人登記や税務署・年金事務所への住所変更手続き準備

当日

引越し・引き渡し

・旧オフィスの原状回復工事後の引き渡し(管理会社立ち会い)

・荷物の梱包・搬出・搬入・開梱(ラベル貼付で効率化)

・機器類の動作確認(PC・電話・LAN・サーバーなど)

・ホームページ・SNSで移転完了の告知(新住所・地図を掲載)

 

オフィス移転の6~8か月前の準備事項

オフィス移転の初期段階となる6〜8か月前には、プロジェクトの根幹を決める重要な時期です。この時期にしっかりと土台を固めておくことで、以降のスケジュールにも無理なく対応できます。オフィス移転の6〜8か月前の準備事項について見ていきましょう。

 

移転スケジュールを策定する

オフィス移転では「いつ」「誰が」「何をするか」を明確にしたスケジュール表の作成が必須です。 6〜8か月前の段階では、以下の時系列を押さえておくとスムーズです。

  • 退去日と入居日を確定し、契約書の締結スケジュールを逆算して決定
  • 内装工事の着工日と完了予定日を設定し、施工業者の選定時期も盛り込む
  • 通信回線・電話回線・電源工事の導入日を調整し、業務停止を最小限に抑える
  • 什器・備品・PCの搬入日を割り当て、引越し業者の予約タイミングを決める
  • 各部門からの要望回収期限を設け、レイアウト案に反映できるようにする

全体をガントチャート(工程表)に落とし込み、関係部署と共有しておくことで「誰が何をいつまでにやるか」が明確になり、プロジェクトの停滞を防ぐことができます。

 

現在のオフィスの課題を洗い出す

新オフィスの成功は、現オフィスの課題をどれだけ正しく抽出できるかにかかっています。 まずは従業員アンケートやヒアリングを実施し、以下のようなポイントを整理します。

  • スペースの問題……会議室が足りない、執務エリアが狭い、来客スペースが不足している
  • 働きやすさの問題……動線が複雑、席の配置でコミュニケーションが取りにくい、空調が偏っている
  • 収納・管理の問題……書類や備品の保管スペースが足りない、セキュリティが不十分
  • 業務環境の問題:ネットワークが不安定、機器の位置が非効率、騒音の影響

これらを一覧化して優先順位をつけることで、新オフィスに必要な条件(会議室の数、フリーアドレス導入の可否、収納の拡張など)が具体的に見えてきます。

 

移転先を決める

候補地の選定では、不動産条件だけでなく長期的な視点を持つことが重要です。具体的には、以下を比較検討しましょう。

  • 立地条件……駅からの距離、複数路線の利用可否、取引先へのアクセスの良さ
  • 賃料とランニングコスト……家賃だけでなく、共益費・駐車場代・光熱費なども含めた総コスト
  • オフィス環境……耐震性能、空調設備、セキュリティシステム、ビル管理体制
  • 面積・レイアウト……現在の従業員数と将来的な増員を見越した広さ、会議室やラウンジの設置余地
  • 周辺環境……飲食店や銀行、コンビニなど従業員の利便性につながる施設の有無

実際に現地を内覧し、従業員代表も同行させると「働く場」としてのリアルな感覚を共有できます。

 

現在のオフィスの解約告知を行う

多くの賃貸契約では「6か月前までの解約予告」が必須です。遅れると、入居していない期間の家賃を支払わなければならないリスクがあります。 解約告知を行う際は、以下を確認しておきましょう。

  • 解約通知の提出期限(通常は6か月前)
  • 通知方法(書面での提出、内容証明郵便が必要な場合もある)
  • 原状回復工事の範囲と費用負担(借主負担が多いケースが一般的)
  • 保証金・敷金の返還条件

契約書を読み込み、不明点はビル管理会社や不動産会社に確認しておくことが大切です。

 

従業員へ告知する

オフィス移転は従業員の通勤や働き方に直結するため、早めに告知することで不安を和らげられます。 この段階で行うべきは以下の点です。

  • 移転の目的を共有……なぜ移転するのか(業務拡大、働き方改革、コスト削減など)を明確に伝える
  • スケジュールの提示……いつ退去し、いつ新オフィスで業務を開始するのかを従業員に伝える
  • 相談窓口の設置:通勤経路の変更やレイアウト要望など、従業員が安心して相談できる場を用意する
  • 情報公開の段階管理……決定事項は速やかに共有し、検討中の項目も「現状どうなっているか」を説明する

従業員が自分事として受け止められるように、説明会や社内報、Q&A形式の資料を用意するとスムーズです。

 

オフィス移転の4~5か月前の準備事項

6〜8か月前の準備で大枠が固まったら、4〜5か月前には実際の「形」に落とし込むフェーズに入ります。原状回復、内装設計、什器の手配など、工事や納品のリードタイムを考慮すると、この時期の準備が成否を分けると言っても過言ではありません。

オフィス移転の4〜5か月前の準備事項について詳しく見ていきましょう。

 

原状回復の業者選定を選定する

現オフィスを退去する際には、契約に基づき「原状回復工事」を行う必要があります。 この段階で複数業者から見積もりを取り、費用・工期・施工範囲を比較検討しておくことが重要です。特に確認すべきは以下の点です。

  • 原契約書に記載されている原状回復義務の範囲
  • 施工期間が退去日までに間に合うか
  • 相見積もりを取った上で、管理会社が指定する業者を利用する必要があるかどうか

余裕を持って進めておけば、二重家賃のリスクを避けることができます。

 

移転先のレイアウトを決定する

新オフィスでの働き方を左右するのがレイアウトです。

まずは、「どんなオフィスにしたいか」というコンセプトを明確にし、必要な席数や会議室、リフレッシュスペースの有無など、基本的な要件を整理しておきましょう。

従業員アンケートで要望を集め、部署ごとの業務内容や交流の頻度を踏まえて配置を検討すると、より使いやすいレイアウトに近づきます。

また、将来的な増員や働き方の変化に備えて、柔軟に対応できるスペース設計を意識することも大切です。

 

内装デザインを決める

レイアウトが固まったら、それに基づいて内装デザインを決めます。 企業のブランドイメージやカルチャーを反映できる重要な要素であり、以下のような観点で検討します。

  • コーポレートカラーを用いた空間演出
  • 働き方に合わせた空間(集中ブース、カフェスペース、フリーアドレスなど)の有無
  • 照明・床材・壁材などの選定による雰囲気づくり

この時期にデザインを確定させることで、工事スケジュールに反映しやすくなります。

 

廃棄と新規購入するものをリストアップする

オフィス移転の際には、現オフィスで使っている机や椅子、キャビネット、OA機器などをすべて精査し、「新オフィスに持ち込むもの」と「廃棄・更新するもの」に仕分けることが欠かせません。単に古いか新しいかで判断するのではなく、新オフィスのレイアウトやコンセプトに合うかどうかを基準にすると、移転後の使い勝手が大きく変わります。

例えば、旧オフィスで使っていたキャスター付きのパーティションは、固定席を前提としたレイアウトでは便利でも、フリーアドレス制を導入する新オフィスでは不要になるケースがあります。古い椅子をそのまま使うと、見た目の統一感を損ねるだけでなく、長時間座ったときの疲れやすさにもつながります。

新しいオフィスでは、快適に働けるチェアを選ぶことで、自然と生産性も高まります。

廃棄品の取り扱いにも注意が必要です。オフィス家具や什器は産業廃棄物として処理するため、処分費用が高額になることがあります。こうした負担を減らすには、リサイクル業者への売却やメーカーの下取り制度を活用するのがおすすめです。

例えば、リース契約中の複合機やコピー機は、契約更新時に新モデルへ無償または低価格で入れ替えられる場合があり、廃棄費用を節約できます。また、まだ使用可能なデスクや椅子を中古家具市場へ売却すれば、廃棄コストを抑えつつ、資金の一部を新規購入費に充てられます。

 

家具や什器・OA機器を手配する

必要な家具・什器・OA機器の発注もこの時期に行います。納期に時間がかかるもの(特注家具やネットワーク機器など)は特に早めの手配が肝心です。 同時に、複合機や電話機、サーバーなどリース契約中のものがあれば、移設の可否や契約内容も確認しておきましょう。

 

業者と打ち合わせを行う

内装業者や引越し業者、通信回線業者など、関係するパートナーとの打ち合わせを重ね、役割分担を明確化します。打ち合わせでは以下を重点的に確認します。

  • 工事・搬入の具体的スケジュール
  • 搬入経路やエレベーターの使用可否
  • 同じビルに入居する他社への配慮(工事時間の制限など)

現場ごとの条件をすり合わせておくことで、当日の混乱を最小限に抑えられます。

 

移転先の工事委託先を決定する

新オフィスの工事は、レイアウトやデザインを形にする最終段階であり、委託先の選定は移転プロジェクトの成否を左右します。選定にあたっては、複数社から見積もりを取り、工事費用の妥当性だけでなく、施工実績や対応体制を比較検討することが重要です。

特に注目すべきは、以下の項目です。

 

選定基準

確認ポイント

施工実績

オフィス移転やテナント工事の経験が豊富かどうか。過去の事例写真やクライアントの声を確認し、自社の規模や業種に近い実績がある業者を選ぶと安心。

スケジュール遵守力

移転期日は動かせないため、工期遅延が致命的。工事進行管理の方法(週次の進捗報告や現場監督体制など)を事前に確認する。

見積もりの内訳

工事費用が「一式」ではなく、項目ごとに明確に分かれているか。追加工事の発生時の対応や費用算定ルールも事前に取り決めておく。

保証とアフターメンテナンス

引き渡し後の不具合対応の範囲や、無償修繕の有無、定期点検体制を確認。長期的に安心して利用できるサポート体制かどうかも重要。

 

また、委託先の担当者との相性やレスポンスの早さも実務では大きな判断材料になります。打ち合わせの段階で質問に対して明確な回答が返ってくるか、図面や見積もりの修正に迅速に対応してくれるかをチェックすることで、工事中のストレスを大幅に減らせます。

 

オフィス移転の2~3か月前の準備事項

この時期は「移転直前の仕上げ」ともいえる段階であり、実際の引越し作業や新オフィスでの業務スタートに直結する準備が中心となります。細かい部分での抜け漏れが大きなトラブルにつながりかねないため、一つひとつを確実に進めることが重要です。

オフィス移転の2〜3か月前の準備事項について詳しく見ていきましょう。

 

チェックリストを作成する

2〜3か月前は作業量が一気に増えるため、チェックリストによるタスク管理が必須です。単なる「やることリスト」ではなく、担当者・期限・優先度を明記し、進捗をチーム全体で共有できる形にするのが効果的です。

例えば、「什器搬入日の確定」「旧オフィスの廃棄物処理申請」「LAN工事日程の調整」などを一つひとつ書き出していきます。週次で進捗を確認し、未着手のタスクは早期にリカバリーする仕組みを作れば、当日の混乱を最小限に抑えられます。

 

電話・インターネット・複合機・LAN工事などの手配をする

通信インフラの整備は、移転後すぐに業務を再開できるかどうかを決める最重要事項です。電話回線の移設や新規契約はもちろん、インターネット回線の開通には数週間から1か月以上かかる場合もあるため、この時期に必ず手続きを進めておく必要があります。

合機やプリンターも新オフィスに合わせて移設・増設が必要か確認し、搬入・設置日を調整しておきましょう。さらに、LAN工事はフロアレイアウトが確定した時点で業者と詳細を詰め、配線位置・コンセント数・サーバールームの環境条件まで具体的に確認しておくことが重要です。

 

挨拶状・名刺・封筒などの作成をする

移転に伴い、住所・電話番号・FAX番号などが変更になる場合は、早めに社外への告知ツールを準備しておきましょう。取引先や顧客に混乱を与えないためには、挨拶状を移転前に発送し、移転後すぐに届くようにスケジュールを逆算します。

また、名刺や封筒など日常的に使うものは、デザインの統一感を保ちながら新住所入りで印刷し直す必要があります。特に名刺は従業員全員分が必要となるため、人数分の発注と納品スケジュールを十分に考慮して発注しましょう。

 

引越し業者へ依頼をする

オフィス移転では、机や椅子などの什器に加え、大型の複合機やサーバー機器など精密かつ重量のある荷物を安全に運ぶ必要があります。

そのため、通常の引越し業者ではなく、オフィス移転専門の実績を持つ業者を選ぶことが望ましいです。候補業者から複数社の見積もりを取り、運搬費用だけでなく、養生作業の有無や休日・夜間対応、搬出入経路の確認なども比較しましょう。

また、旧オフィスの廃棄物処理や不要什器の回収まで依頼できる業者を選ぶと、手間とコストを削減できます。契約後は移転日程や荷物量を正確に共有し、当日スムーズに搬出・搬入が行えるよう綿密に打ち合わせを行うことが重要です。

 

オフィス移転1か月前の準備事項

移転まで残り1か月となるこの時期は、社外・社内への周知と最終調整が中心となります。ここでの対応次第で移転後の混乱を最小限にできるため、一つひとつの作業を確実に進めることが重要です。オフィス移転1か月前の準備事項について詳しく見ていきましょう。

 

取引先に移転を通知する

取引先や顧客に対して、移転の案内を正式に行うタイミングです。郵送での挨拶状に加え、メールやFAXなど複数の手段で知らせると確実性が高まります。特に頻繁に取引を行う企業や重要な顧客には、担当者から直接電話で伝えるなど、丁寧な対応を心がけましょう。

また、納品や請求書の送付先を変更する必要がある場合は、具体的な切り替え時期を明記して伝えておくとトラブル防止につながります。

 

従業員の引越し分担を決める

移転当日は荷物の梱包・搬出・搬入など多くの作業が発生するため、従業員それぞれに役割を割り振っておく必要があります。例えば、各部署ごとに梱包リーダーを立てる、サーバーやPCなどのIT機器の取り扱い担当を決める、引越し業者との連携窓口を設けるといった形です。事前に分担表を作成し、説明会を実施することで従業員全員が当日の流れを把握でき、混乱を避けられます。

 

ホームページや社内書類の住所を変更する

新オフィスの住所や電話番号が決まったら、広報物の更新作業に着手します。ホームページやSNSなどのオンライン情報、会社案内、契約書のひな型、請求書や見積書などの帳票類を一つずつ確認し、新住所への切り替えを進めます。

これを怠ると、移転後も旧住所に郵便物が届いたり、顧客が誤って古い電話番号に連絡してしまうといった不具合が起こりかねません。社外だけでなく社内向けの帳票やシステムの情報更新も忘れずに行いましょう。

 

移転先オフィスの施主検査を行う

工事が完了した新オフィスについて、施主として検査を行うのもこの時期です。壁や床の仕上げ、電気設備、空調や照明などに不具合がないかを細かく確認します。特に配線やコンセントの位置、LANや電話回線の接続状況は、業務に直結するため重点的にチェックが必要です。

検査で問題があった場合は引き渡し前に是正工事を依頼し、移転当日にスムーズに業務が始められる状態に整えておきましょう。

 

移転に必要な手続きを行う

法人登記の住所変更や税務署・年金事務所・社会保険事務所などへの届出は、移転時に欠かせない重要な手続きです。特に法人登記の住所変更は移転から2週間以内に行う義務があるため、1か月前の段階で必要書類を確認し、準備しておきましょう。

また、郵便局への転送届、電気・水道・ガスの契約変更、オフィスセキュリティのカード登録などもリスト化して漏れなく進める必要があります。

 

オフィス引越し・引き渡し当日

ついに迎える移転当日。ここまで積み重ねてきた準備を確実に実行し、旧オフィスから新オフィスへスムーズに切り替えることが最大の目標です。当日の作業は時間に追われやすいため、段取りを明確にしておくことが重要です。オフィスの引越し・引き渡し当日に行うことについて詳しく見ていきましょう。

 

原状回復工事が完了した物件を引き渡す

旧オフィスの原状回復工事が完了したら、オーナーや管理会社の立ち会いのもとで引き渡しを行います。床や壁、天井、電気設備などが契約時の状態に戻されているかをチェックし、傷や汚れの有無を細かく確認します。

この際に問題が見つかると追加工事が必要になり、余計なコストや時間が発生することもありますので、引き渡し前の自主点検も欠かさず行いましょう。

 

荷物の梱包・搬入・開梱を行う

引越し業者の指示に従い、各部署の荷物を搬出・搬入します。大型家具や什器は事前に搬入ルートを確認しておくとスムーズです。新オフィスに運び込んだ後は、優先度の高いものから開梱・設置を進めます。例えば、まずは業務に不可欠なデスクや椅子、続いて書類や消耗品など、業務再開に直結するものを最初に整えるのが理想です。

梱包時にラベルを貼っておくことで、開梱作業の効率が大幅に上がります。

 

機器類の動作確認を行う

移転後すぐに業務を開始できるよう、PC、電話、複合機、ネットワーク機器などの動作確認を当日中に行います。LANや電源が正しく接続されているか、社内システムやメールが問題なく使用できるかを必ずテストしましょう。特にサーバーやクラウド環境と連携している場合は、トラブルが起きると業務に大きな支障をきたします。

トラブルが発生した際にすぐ対応できるよう、ベンダーや保守業者に待機を依頼しておくと安心です。

 

ホームページにオフィス移転のお知らせを掲載する

移転完了後は、顧客や取引先への周知も欠かせません。ホームページに「オフィス移転のお知らせ」を掲載し、新住所や電話番号、アクセス方法を明記します。合わせてSNSやメールマガジンで発信することで、情報が確実に行き渡ります。

特に初めて来訪する顧客や取引先が迷わないよう、地図や最寄り駅からの道順を添えて案内することが望ましいです。移転当日のうちに情報公開を済ませることで、ビジネス上の混乱を防ぎ、信頼感を維持することができます。

 

オフィス移転を業務効率化や成長の機会にする取り組み!

オフィス移転は物理的な拠点の変更にとどまらず、企業の成長戦略や働き方改革を推進するための重要な契機になります。移転をきっかけに最新のIT環境や働き方の制度を見直すことで、単なるコストではなく、中長期的な投資効果を生むことができます。

 

クラウドPBXの導入で柔軟な働き方と円滑なコミュニケーションを実現

従来型の固定電話では、席に縛られた働き方が前提となり、テレワークやフリーアドレス制との相性が悪いという課題がありました。移転のタイミングでクラウドPBXを導入することで、インターネット環境さえあれば場所を問わず内線・外線通話が可能になります。

結果として、在宅勤務やサテライトオフィス勤務を取り入れてもスムーズなコミュニケーションが保てるようになり、顧客対応の質も落とさずに働き方の柔軟性を高めることができます。また、従来のビジネスフォンに比べて導入コストや保守コストを抑えられる点も、企業にとって大きなメリットです。

 

RPA導入で業務を自動化・効率化

オフィス移転を機に、紙ベースや人手に依存していた業務を見直し、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入を検討する企業も増えています。RPAを活用することで、請求書処理やデータ入力、定型レポート作成といった繰り返し業務を自動化でき、従業員はより付加価値の高い業務に専念できるようになります。

移転でオフィス環境を刷新するだけでなく、業務フロー自体を効率化する取り組みをセットで行うことで、生産性向上の効果を最大化できます。特にバックオフィス部門での導入は、残業削減やヒューマンエラー防止にも直結します。

 

企業風土や文化を体現したオフィスで採用力を強化

移転先のオフィスは、従業員が日々働く場所であると同時に、採用活動において企業の「顔」となる場所でもあります。デザインやレイアウトに企業の理念や文化を反映させることで、訪問した候補者や取引先に強い印象を与えられます。

例えば、オープンスペースやコラボレーションエリアを充実させれば、コミュニケーションを重視する企業風土を伝えることができますし、集中ブースや個室を整備すれば、専門性を尊重する姿勢を示すことができます。単なる快適さだけでなく、自社らしさを表現した空間は、従業員のエンゲージメントを高めると同時に採用力の向上にもつながります。

 

デザイン性と機能性を兼ね備えたオフィス移転は『ワクリノ』

「ワクリノ」では、オフィス移転をトータルサポートすることで、働きやすい空間作りをお手伝いします。

 

先ほどご紹介した「クラウドPBX」「RPA」はもちろん、オフィス内のレイアウトもお任せください。

事務所スペースを細部にわたり有効活用し、利便性の高いオフィス空間をご提案します。

レイアウトの違いで、働きやすさが格段に変化することを実感できます。

 

またオフィス移転に伴うタスクの量は、驚くほど多いものです。

引越し後すぐに移転先で業務を開始するためにも、タスクの漏れは許されません。

担当されている方の中には、気が重いと感じている方もいるのではないでしょうか?

 

そんな作業を「ワクリノ」が一括管理することで、多くの業者とのやり取りがなくなりご担当者様の負担を軽減します。 その分通常業務に打ち込むこともできるので、生産性を落とすことなく準備を進められます。

 

移転を機に生産性と働きやすさを手に入れる

「ワクリノ」の得意分野は業務改善を主体としたオフィスづくりです。

「ネットワークの改善」、「テレワーク導入支援」、「RPA導入」…今まではなかなか着手できなかったこれらの業務改善は、オフィス移転が最大の好機。

それを逃す手はありません。

 

「ワクリノ」では、お客様の悩みや必要なものを詳しくヒアリングしながら、最善の業務改善方法をご提案いたします。

 

まとめ

オフィス移転は長期的な計画と多方面の調整が欠かせない大規模なプロジェクトです。

スケジュール管理を徹底し、解約告知やインフラ手配など期限がある作業を先行させることで、大きなトラブルを回避できます。

さらに、クラウドPBXやRPAの導入、オフィスデザインの刷新といった取り組みを組み合わせれば、移転を単なる拠点変更ではなく「業務効率化」と「企業成長」を同時に実現するきっかけに変えられます。

準備の一つひとつを丁寧に積み重ねれば、移転後のオフィスは従業員にとっても顧客にとっても魅力的な環境となるはずです。

ご紹介したポイントを踏まえ、貴社の移転計画にぜひお役立てください。

 

ワクリノでは、物件探しからオフィスデザイン、施工、インフラ整備まで一括して対応しております。

限られた時間の中でもスムーズにプロジェクトを進められるよう、担当者様のご負担を軽減する体制を整えております。

ご相談やお見積りなど、お気軽にお問い合わせください。

 

「ワクリノ」

お電話:050-5785-7200(受付時間9:00〜17:00)※土/日/祝以外
メール:こちらより24時間ご相談を受け付けております。

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この記事を書いた人

ワクリノ編集部スタッフ
働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。
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