ワクリノ特集SPECIAL COLUMN

オフィスの音対策は万全ですか?

2021.04.20
オフィス内装

ウィルス感染対策として大企業だけでなく中小企業でもテレワークの推進が一気に進み、移動や接触をミニマムにするリモートワークが引き続き注目されています。

それに伴い在宅勤務をはじめとして、サテライトオフィス、シェアードオフィス、コワーキングスペースなど、様々な場所で働くワーカーとオフィスで働くワーカーをテレビ会議でつないだり、WEB商談やお電話など「非接触」で連絡をとる機会が増えてきています。

その一方で、オフィスのオープン化やフリーアドレス化が進み、ハイパーティションに囲まれた会議室が減少傾向にあります。

そこで課題となるのが「コミュニケーションと音」の問題です。
オープンなオフィス空間でビデオ会議システムを利用する場合、利用者は周りの声が気になる一方で、周囲の座席ではスピーカーから発生する音をうるさく感じています。

オフィスにおける「音問題」

  • web商談が増えたが、商談用の会議室が足りていない
  • 取引先に電話する際に、周囲の音や話し声が気になる
  • 会議の内容が外に漏れるのが心配
  • 電話や話し声がうるさくて、作業に集中できない
  • 部下との1対1ミーティングをしたいが、会議室だと密室性が高すぎる

オフィスには様々な業務をする人がいるため、オープンオフィスにおける「音」は時にワーカーの生産性を下げてしまうことになりかねません。

 

基本的なオフィスの音対策は「遮音」「吸音」「マスキング」の3つ

 

比較的手軽にコストを抑えて3つの音対策が構築できる「個室ブース」が注目されています。

イデックスビジネスサービスではお客様へ架電するチームが編成されたのですが、自席で架電すると周りの音や話し声が気になって、会議室に移動して架電していました。

もちろん会議室の数には限りがありますので、自席で架電するしかないケースも増えてきていました。

そこでIbsではローパーテーションの個室ブースを実際に使ってみました!

 

実際に使用した個室ブースのパネル内外で聞こえる音は?

今回試したのはイナバインターナショナルさんの個室ブース「YURT(ユルト)」

こちらのブースにYAMAHAさんの音環境製品を設置して音漏れをマスキングしました。

 

ローパーティション「YURT」吸音性能の実証実験結果

オープンなオフィス空間に固定タイプと可動タイプの「YURT」ブースを設置し、それぞれのブースにおいて、パネル内外で聞こえる音の測定を実施しました。

その結果、パネル外で聞こえる音の測定(測定方法A)において、固定タイプでは音圧で約70%、可動タイプでは約40%の差が測定されました。

対してパネル内で聞こえる音の測定(測定方法B)では両タイプにおいて約40%の差が測定されました。

このことから、オープンなオフィスでのYURTの吸音性能が実証されました。

実際に社内で「YURT」を使った人の感想は??

  • 近くに人がいても話し声や音がマスキング音で気にならなかった
  • 180度囲まれているため視界も遮られて集中できた
  • マスキング音が使う人によって調整できるのがよかった
  • ブース近くに座っている人からは「いつ電話したのかわからなかった」と言われました

今回試したのは1人用ブースですが、それぞれのオフィスの課題解決に対応する様々なタイプの個室ブースがリリースされています。

 

あなたの業務や会社のスペースに最適な個室ブースはどれですか?

 

オープンオフィスの音対策、個室ブースでさらに働きやすく!

ワークスタイルを進化させてみませんか?

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この記事を書いた人

ワクリノ編集部スタッフ
働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。

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