ワクリノ特集

居心地が良い!カフェ風のオフィスデザインにするためのポイント 

2024.11.19
オフィス内装

カフェ風のオフィスデザインは、近年多くの企業で取り入れられており、人気です。

カフェのようなリラックスした雰囲気の中で働くことで、従業員同士のコミュニケーションが活性化し、働きやすい環境を作ることができます。

また、おしゃれなカフェ風デザインは、従業員のモチベーション向上や採用活動、対外的な印象にも影響を与えるため、企業のブランディング向上にもつながります。

この記事では、そんなメリットの多いカフェ風のオフィスデザインにするための具体的なポイントについて、年間500件以上のオフィスのお悩み解決実績を持つWAKURINO(ワクリノ)が詳しく解説します。

 

カフェ風のオフィスデザインにするメリット

カフェ風のオフィスデザインのメリットは、カフェのように従業員がリラックスできる空間や、自然とコミュニケーションが生まれる環境を作り出せる点にあります。

それぞれどのようなメリットなのか、具体的に見ていきましょう。

 

従業員間のコミュニケーションが生まれやすい

カフェ風オフィスの最大のメリットは、自然と従業員間のコミュニケーションが生まれやすい雰囲気を出せることです。

このような雰囲気を取り入れることで、従業員同士が無意識のうちにリラックスし、雑談や情報共有がスムーズに行われるようになります。

たとえば、オープンスペースに設置されたカウンターやテーブルでは、コーヒーを片手に打ち合わせをする場面も増えるでしょう。

このようなカジュアルなコミュニケーションの場は、アイデアのブレストにも役立ち、従業員の創造性を高める効果が期待できます。

また、カフェ風の空間では座る場所が自由であるため、特定のメンバーに限定されずに多くの従業員と会話する機会が増えます。それにより、横のつながりが強化され、部門を越えたコラボレーションも生まれやすくなるのです。

 

従業員のモチベーションが上がる

おしゃれで居心地の良いオフィスは、働く従業員にとって一つの魅力です。

自分が所属する場所が「おしゃれである」という事は自信にもつながり、自己肯定感を高めるのです。

カフェ風のデザインは、まるでお気に入りのカフェで作業しているかのような感覚を従業員にもたらし、仕事へのモチベーションが高まる効果が期待できます。

また、肩の力を抜き、リラックスした状態で業務に集中できるため、仕事に対するストレスも軽減され、結果的に生産性が向上します。

 

採用活動がしやすくなる

カフェ風のオフィスは、社外からの印象も良く、採用活動にもプラスの効果をもたらします。

オフィスがおしゃれであることは、求職者にとって魅力の1つです。

「ここで働きたい」という気持ちを抱かせることができる1つの要素になり得ます。

特に、Z世代など若い世代の人材にとって、「働く環境が良い」ということは企業選びの重要な要素となっており、カフェ風オフィスはそのニーズに答えられるデザインといえるでしょう。

 

カフェ風のオフィスデザインにするためのポイント

カフェ風のオフィスを作るためには、ただ家具や装飾を変えるだけではなく、全体のデザインやレイアウトに工夫を凝らすことが重要です。

具体的には、次のようなポイントを押さえておきましょう。

 

素材感を出す

ウッドテイストなど、素材を感じられる家具や壁紙を使うことで、ナチュラルで温かみのある空間を作り出し、カフェ特有のリラックスした雰囲気を演出することができます。

また、スケルトン天井やコンクリートの壁など、素材そのものの質感を活かしたインダストリアルデザインも効果的です。

自然素材だけでも良いですが、工業的な素材を組み合わせることで、バランスの取れたモダンテイストのおしゃれなカフェ風オフィスを作ることができます。

 

オフィスグリーンを取り入れる

観葉植物をオフィス内に設置することで、空間に自然なアクセントを加え、よりリラックスした雰囲気を作り出すことができます。

大きなグリーンを配置するだけでなく、小さな鉢植えやハンギングプランツを散りばめるなども有効です。

 

統一感のあるデザインにする

家具や装飾がバラバラなデザインでは、せっかくのおしゃれな空間が野暮ったく見えてしまいます。

統一感を持たせるためには、カラーや素材に一貫性を持たせることがポイントです。

たとえば、ウッド調の家具を取り入れる場合、テーブルや椅子、シェルフなどを同じ素材で揃えることで、一体感のある空間が生まれやすくなります。

さらに、カラーパレット(色の組み合わせや、配色のこと)を決め、それに合わせた家具や壁紙などを選ぶことで、視覚的な安定感が生まれ、居心地の良い空間になります。

 

フリーアドレスにする

フリーアドレスとは、特定の席を設けずに、従業員が自由に座る場所を選べるシステムのことです。

カフェとは、もともと自由な座席を選んで座れるもの。

同様の形式をオフィスに取り入れることで柔軟な働き方が促進され、従業員が自分の気分や仕事の内容に応じて好きなスペースを確保できるようになります。

また、フリーアドレスは従業員間のコミュニケーションの促進にも有効です。

固定席がないため、日によって異なる従業員と同じ場所で作業をすることができ、自然と会話が生まれるきっかけになります。

このように、フリーアドレスを導入することによって、カフェ風のオフィスがさらに活気に満ちた空間となることが期待できます。

 

おしゃれな家具をセレクトする

シャープで無機質な印象のオフィス家具を使うことにこだわる必要はなく、カフェに置いてあるようなおしゃれな家具を取り入れることで、空間に個性と温かみを持たせることができます。

たとえば、アンティーク調のテーブルや、レトロな椅子を配置することで、普通のオフィスとは一線を画すデザインに仕上がります。

家具の色味やデザインにもこだわりましょう。

カフェ風オフィスでは、ナチュラルな色合いが選ばれやすいものです。

たとえば、ウッド調や暖色系の家具は、空間にリラックス感を与え、従業員がくつろぎやすい雰囲気を作り出します。

また、家具の形状にも注目し、カーブを持つデザインや、丸みを帯びたフォルムを選ぶことで、カフェらしい柔らかい印象を演出できます。

 

カフェ風の照明を取り入れる

照明は空間の雰囲気を大きく左右するため、カフェのようなリラックスした環境を作り出すには、適切な照明選びが必要です。

特に、吊り下げ型のペンダントライトやアンティーク調のランプなどは、カフェ風デザインには欠かせないアイテムです。

柔らかい光が空間全体に広がり、リラックスしたムードを作り出します。

この効果をオフィスでも取り入れることで、従業員がリラックスしながら仕事に集中できる環境を照明という観点から整えることができます。

照明を効果的に配置することで、作業エリアとリラックスエリアを視覚的に分けることができ、空間全体にメリハリを持たせたり、ゾーニングを行うこともできるのです。

 

絵画やアートを飾る

絵画やアートを飾ることで、カフェのような温かみと個性を持った空間を演出できます。

特に、壁にアートを飾ると視覚的に楽しめるだけでなく、空間に奥行きが生まれ、オフィスのデザイン性が高まります。

また、アート作品は、従業員にとってもインスピレーションを与え、仕事の創造性を刺激するという観点でも効果的です。

アートを通じて会社のブランドや文化を表現することもできるため、カフェ風のオフィスデザインを検討しているのであれば、ぜひ自社のコンセプトに合った絵画やアート作品を探してみましょう。

 

カフェ風のオフィスデザイン事例

実際にカフェ風のオフィスデザインを取り入れた事例をいくつかご紹介します。

 

事例1:皆様が自然と集まれるような「空間」づくり

引用元:好きなときに、好きなひとと、自分らしく、居心地よく過ごせる空間

 

株式会社ゼンリン様のオフィスは、「Flexibility & Communication(柔軟性とコミュニケーション)」をテーマに、従業員が自分らしく、居心地よく過ごせる空間作りが特徴です。

オフィス全体に、ウッド素材を基調とした家具や観葉植物が配置され、リラックスしながらも集中できる環境となっています。

ファミレスタイプのソファ席やカウンター席では、自由に座れることで自然とコミュニケーションが生まれ、テーブルは用途に応じてレイアウトを変更可能。

さらに、マグネットスペースやガーデンテラスでは、従業員が自然に集まり、リフレッシュしながら交流が促されるようにデザインされています。

照明にもこだわり、ペンダント型照明でリラックス感を演出。

 

引用元:好きなときに、好きなひとと、自分らしく、居心地よく過ごせる空間

 

こうしたデザインにより、業務効率を上げるだけでなく、偶発的なコミュニケーションや新しいアイデアが生まれる「創造的な場所」が実現されています。

 

事例2:カフェ風の落ち着いた雰囲気のオフィス

引用元:空間に"ゆとり"と"いろどり"を

 

セキスイファミエス九州株式会社 福岡支店様のオフィスは、従業員がリラックスできる「カフェ風の居心地の良いオフィス」になっています。

温かみのあるウッドタイルと黒で統一された家具を組み合わせ、自然素材や植栽を随所に取り入れて、カフェのような落ち着いた空間を演出しています。

窓際にはペンダントライトを設置し、インテリア性を高めているのがポイントです。

オフィスは、オープンなカフェ席と個室ブースを組み合わせたレイアウトが特徴で、コミュニケーションを促進するスペースと、Web会議や集中作業用のスペースを使い分けることができます。

このように、従業員が目的に応じて最適なワークスペースを選べる柔軟な環境が整備されている、カフェ風オフィスの好事例です。

 

事例3:創造性と心地よさの両面をもつオフィス

引用元:40坪 オフィス空間フルリノベーション

 

有限会社アドファクトリーハーツ様のオフィスは、都会的なモルタル仕上げの玄関から、木目の温かみと漆喰調の白を基調としたクリエイティブなワークスペースが広がるデザインが特徴です。

ガラス間仕切りを使用した応接室は、玄関からすぐにアクセス可能で、採光も確保した広がりのある空間が来訪者を迎えます。

ワークスペースには、目を引く三角形の造作テーブルや、プロジェクター機能を備えた照明設備があり、広告制作業にふさわしい創造性あふれる空間を実現。

 

引用元:40坪 オフィス空間フルリノベーション

 

また、撮影用キッチンとハイチェアを配したオープンスペースは、リフレッシュエリアとしても、作業スペースとしても活用可能。細部までこだわった素材選びが、機能性と居心地の良さを両立させたカフェ風オフィスを作り上げています。

 

コミュニケーション活性化にカフェ風のオフィスデザインはおすすめ!

カフェ風のオフィスデザインは、従業員のコミュニケーションを促進し、リラックスした環境を作り出す効果的な手法です。

素材感を活かしたデザインやオフィスグリーンの導入、フリーアドレスの採用など、ポイントを押さえたデザインを取り入れることで、居心地の良い空間が完成します。

さらに、オフィス全体に統一感を持たせ、家具や照明にもこだわることで、カフェのように快適でリラックスした雰囲気に。

結果として従業員のモチベーションや生産性が向上し、働きやすいオフィスにすることができます。

カフェ風のオフィスデザインを取り入れ、従業員同士のつながりを深め、企業全体のコミュニケーションの活性化を狙いましょう。

カフェ風のオフィスデザインなら、WAKURINO(ワクリノ)にご相談ください。

 

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この記事を書いた人

ワクリノ編集部スタッフ
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