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おしゃれな応接室の作り方|初心者でも失敗しない5つのステップとレイアウト術

2025.11.11
オフィス内装

オフィスの「顔」とも言われる応接室。おしゃれなデザインで来客に良い印象を与えたいけれど、どうすればいいのかわからないというオフィス担当者様は少なくありません。

応接室のデザインは、お客様への第一印象を左右するだけでなく、企業ブランディングや採用活動にも影響を与えます。本記事では、オフィスの応接室づくりが初めての方でも失敗しないよう、おしゃれな応接室を実現するための具体的な5つのステップをプロの視点から徹底解説します。

 

オフィスにおしゃれな応接室が必要な3つの理由

今、多くの企業が応接室が来客者に与える印象を重視しています。ここでは、おしゃれな応接室がもたらす3つの重要なメリットについて解説します。

 

第一印象を決定づける「企業の顔」になるから

応接室は、お客様や取引先、パートナー候補など、社外の方がオフィスに訪れて最初に通される空間です。まさに「企業の顔」となる空間であり、その空間デザインは会社の第一印象を左右するといっても過言ではありません。

例えば、整理整頓され、洗練されたデザインの応接室であれば、「信頼できるしっかりとした会社だ」「細部までこだわりを持っている企業だ」というポジティブな印象を与えられます。反対に、古く雑然とした応接室の企業は、どれだけ優れた商品やサービスを持っていても、無意識のうちに「この会社は大丈夫だろうか」という不安感を持たれかねません。応接室から受けた印象は、その後の関係性や商談の成果にも影響を与える可能性があります。

 

円滑なコミュニケーションを促し、商談を成功に導くから

人は空間の雰囲気から心理的な影響を受けるものです。適度な開放感があり、座り心地の良いソファが置かれた居心地の良い応接室は、訪れた人の緊張を自然とほぐし、リラックスした状態へと導きます。

こうしたポジティブな雰囲気は、自然と円滑なコミュニケーションを促します。相手が心を開きやすくなることで、より本質的で建設的な対話が生まれ、商談がスムーズに進む可能性が高まるでしょう。反対に、初対面でいきなり窮屈な空間に通された相手は、無意識のうちに警戒心を抱いてしまうかもしれません。おしゃれで快適な応接室を整えることは相手への思いやりであり、良好なビジネス関係の構築に効果的な大切な準備だといえるでしょう。

 

採用活動で「働きたい」と思わせる魅力になるから

現代の採用活動において、求職者、特に優秀な人材は給与や待遇だけでなく企業のカルチャーやオフィス環境を非常に重視しています。

デザイン性の高いおしゃれな応接室に通された応募者は、ポジティブな印象を持ちやすくなります。「従業員や来客を大切にする会社なのだろう」「クリエイティブな社風なのかもしれない」といった好印象は「このオフィスで働きたい」という入社意欲に繋がる可能性は高いでしょう。

企業の理念や価値観を反映した応接室は、未来の仲間に対する強力なメッセージとなります。魅力的な応接室の存在は企業の採用力を強化し、人材獲得競争を優位に進めるための武器になりえるのです。

 

【初心者向け】失敗しない!おしゃれな応接室を作る5つのステップ

具体的におしゃれな応接室を作るためには、どのようなプロセスを踏めばいいのでしょうか。経験が少ない方でも無理なく進められる5つのステップをご紹介します。

 

ステップ1:コンセプトを決める

応接室のリニューアルを始める際には、必ずコンセプトを決めることから始めましょう。コンセプトとは、応接室づくりにおける基本的な考え方であり、プロジェクトが進む先を決める判断基準となるものです。コンセプトを定めないまま進めてしまうと、家具や内装を選ぶ段階で方向性がブレてしまい、統一感のない印象の空間になってしまいます。

コンセプトの策定は「誰にどのような印象を与えたいか?」を明確に言語化することから始めましょう。主な来客層は誰なのか、その人たちにどのような印象を持ってほしいのかを考え、「信頼感」「先進性」「親しみやすさ」といったキーワードで書き出します。これらのキーワードを軸に、企業理念やコーポレートカラー、事業内容などを掛け合わせ、自社らしいコンセプトを固めましょう。

 

ステップ2:レイアウトと動線を決める

次は空間の設計図となるレイアウトと動線を考えます。応接室の使いやすさや居心地は、家具の配置によって大きく変わります。

応接室のレイアウトは、一般的に椅子と椅子が向き合う「対面型」を採用するのを前提に、一方のソファを3人掛けにしたり、側面に椅子やソファを設置し「コの字形」にしたりといったレイアウトを検討します。執務室やコミュニケーションエリアと応接室を併設するような場合には、機密性を担保するようなレイアウトを意識する必要もあるでしょう。

また、応接室は来客をもてなす空間であるため、人がスムーズに移動できる動線を確保できる程度の広さが求められます。通路の幅は最低でも60cm、人がすれ違う可能性がある場所は90cm以上確保するのが理想です。ソファとテーブルの間隔は30cmから40cm程度にすると、足を組んでも窮屈にならず、テーブル上の書類にも手が届きやすいでしょう。オフィスの入口から応接室まで、そして室内での着席まで、お客様をスムーズにご案内できる動線計画は、来客に対するおもてなしの基本です。

 

ステップ3:家具・什器を選ぶ

レイアウトが決まったら、空間の主役である家具を選びます。デザイン性はもちろん、利用シーンやメンテナンス性も考慮すべきです。

ソファやチェアを選ぶ際は、部屋の広さとのバランスが重要です。圧迫感が出ないよう事前に設置スペースを正確に測り、大きすぎないサイズのものを選びましょう。空間の印象を左右する素材の吟味も重要です。本革や合皮は高級感があり手入れがしやすく、ファブリック(布製)は温かみのある雰囲気を演出します。

ガラス天板のテーブルは、空間に圧迫感を与えず、おしゃれな印象を演出できる点が人気です。

家具は一度購入すると、その後の付き合いが長くなります。デザインの流行り廃りだけでなく、耐久性や清掃のしやすさといった実用的な面も忘れずにチェックしましょう。

 

ステップ4:内装デザインと配色を決める

壁、床、天井といった内装は、応接室の雰囲気全体を決定づける重要な要素です。壁は白やベージュ系の壁紙が一般的です。空間を広く見せ、清潔感を演出する効果が期待できます。また、壁の一面だけ色や素材を変えるアクセントウォールを取り入れると、おしゃれな印象を与えつつ企業の個性を表現しやすくなります。

床材は、オフィスでは防音性やメンテナンス性に優れたタイルカーペットが一般的ですが、木目調のフローリングやフロアタイルを選ぶと、温かみや高級感を演出できます。

空間のカラーコーディネートには、全体のバランスを整える黄金比があります。まず、壁・床・天井など最も広い面積を占める「ベースカラー」を全体の70%とし、白やベージュなど明るい色を選びます。次に、ソファやカーテンなど空間の主役となる「メインカラー」を25%に設定し、企業のコンセプトを表現する色を選びます。最後に、クッションやアートなどで使う差し色の「アクセントカラー」を5%にすると、空間にメリハリが生まれます。

前述の色は一例ですが、カラーコーディネイトは黄金比を意識するだけで、まとまりのある洗練された応接室デザインが実現しやすくなります。

 

ステップ5:照明と演出を決める

最後に、空間の質をさらに高めるための照明と演出を考えます。細部へのこだわりが、他社との差別化に繋がります。

照明は単に空間を明るくするだけのものではありません。光の色や当て方で、空間の印象は劇的に変わります。温かみのある「電球色」はリラックス効果があり、自然光に近い「昼白色」は誠実でクリアな印象を与えます。

メイン照明だけでなく、空間にアクセントを着けるサブ照明の設置もおすすめです。天井に埋め込む「ダウンライト」で全体を明るくしつつ、壁や天井を照らす「間接照明」やデザイン性の高い「ペンダントライト」を組み合わせると、空間に陰影と奥行きが生まれ、おしゃれな雰囲気を演出できます。

さらに、観葉植物やコンセプトに合ったアートを飾ることで、空間がもつメッセージ性を高める効果が期待できます。アロマディフューザーで心地よい香りを漂わせるのも、上質なおもてなしの一つといえるでしょう。

 

【課題別】応接室づくりでよくある悩みと解決策

ここでは応接室づくりを担当する方が直面しがちな、具体的なお悩みとその解決策をご紹介します。

 

狭い応接室をできるだけ広く見せたい

限られたスペースでも、工夫次第で広く開放的に見せることが可能です。ポイントは「視覚効果」を上手に利用することです。例えば、背の低いロータイプの家具を選ぶと、天井までの空間が広がり部屋全体が広く感じられます。ガラステーブルや脚の細い家具は、視線が抜けるため圧迫感を軽減するのに役立ちます。壁や床は、白やアイボリーといった明るい膨張色で統一すると、空間を広く見せやすいでしょう。また、天井や壁を照らす間接照明で奥行きを演出したり、壁に大きな鏡を設置して空間を反射させたりするのも効果的なテクニックです。

 

限られた予算内でできるだけおしゃれに見せたい

予算が限られている場合は、「選択と集中」が重要です。どこにコストをかけ、どこを抑えるかメリハリをつけましょう。良い家具は耐久性も高く、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れるため、お客様が直接触れるソファやテーブル、空間の印象を大きく左右する照明には、ある程度の予算を割くことをおすすめします。

一方で、壁全面を高価な素材にするのではなく、一面だけデザイン性の高い壁紙を貼る「アクセントウォール」なら、低コストで空間の印象を劇的に変えられます。既存の家具も、再塗装やファブリックの張り替えといったリメイクを施すことで、新品同様におしゃれに蘇らせることが可能です。

 

古い応接室のイメージを刷新したい

大掛かりな工事をしなくても、ポイントを絞ったリフォームで応接室のイメージを大きく変えることは可能です。もっとも効果的な方法の一つは、壁紙の張り替えです。壁の色や質感が変わるだけで、部屋全体の雰囲気が一新されます。古いデザインの照明器具から現代的でおしゃれなものに交換するだけでも、洗練された空間を印象づけやすくなるでしょう。

また、デザイン性の高いラグを敷いたり、ソファにクッションを置いたり、壁にアートを飾ったりといったワンポイントアイテムの導入も、手軽に始められて空間の質を高める効果的な方法です。

 

Web会議や社内ミーティングなど多目的に使える応接室にしたい

最近では、さまざまな用途で使える応接室へのニーズが高まっており、フレキシブルな運用を可能にする機器の導入が進んでいます。

壁掛けモニターを設置すれば、Web会議やプレゼンテーションにスムーズに対応できます。その際、配線を壁の中に隠すように計画すると、高い機能性とすっきりした見た目を両立できます。また、軽量で動かしやすいテーブルや、重ねて収納できるスタッキングチェアを用意しておけば、利用シーンに合わせてレイアウトを自由に変更可能です。プライバシーを確保したい場合は、ガラスパーテーションなどを設置することで、開放感を保ちつつ集中できる環境を作れます。狭いオフィスの中に応接室を設ける場合には、多目的な用途に対応できる空間作りが必須になるでしょう。

 

おしゃれな応接室の施工事例

ここではWAKURINOが手掛けたおしゃれな応接室の工事事例をご紹介します。

 

事例1:イデックス・オート・ジャパン 様

引用元: 「シンカ」自由に働き、自分らしく働くオフィス

株式会社イデックスオート・ジャパン様は「シンカ」というコンセプトを掲げ、オフィスデザインを刷新。その象徴として、新たな応接室を創造されました。

お客様を最初にお迎えするのは、事業の核である自動車のグリルを彷彿とさせるデザインウォールが印象的なエントランス。これから始まる対話が実りあるものになることへの期待感を高めます。その先に広がるのは、間接照明が重厚な黒の壁面を柔らかく照らし出す応接室。まるでホテルのラウンジのような上質な落ち着きが、大切なお客様をもてなす特別な空間を創り出しています。

 

事例2:日本プライ株式会社 様

引用元:第90坪 来訪者の期待感を高めるオフィス

日本プライ株式会社様は、企業のアイデンティティを空間で表現するため、オフィス内装のリニューアルを実施されました。モノトーンを基調としたデザインでオフィス全体を統一し、「質実剛健」という企業としての姿勢を明確に打ち出しています。

お客様をお迎えするエントランスは、装飾を削ぎ落としたミニマルな空間。応接室との間仕切りにはガラスウォールを採用し、物理的な開放感と風通しの良い企業文化を象徴しています。応接室には、シャープな印象の金属製家具をセレクト。機能性と合理性を追求する、同社のものづくりへの精神をさりげなく物語っています。

 

事例3:イデックスビジネスサービス

引用元:第38回日経ニューオフィス賞 受賞~“人と人がつながる未来のオフィス”を体現したWAKURINO LIVE OFFICE~

WAKURINOを運営するイデックスビジネスサービスは「人と人がつながる未来のオフィス」をコンセプトに、現代オフィスのトレンドを随所に盛り込んだオフィス空間を実現しました。

その象徴となるのが、応接室と社長室の機能を兼ね備えたレセプションルームです。ここには敢えてフォーマルな会議テーブルを置かず、ゆったりとしたソファと円形のローテーブルを設えました。ゲストとの物理的・心理的な垣根を取り払うことで、親密な対話が自然と生まれるリラックス空間を創出しています。

このオフィスは第38回 日経ニューオフィス賞「九州・沖縄ニューオフィス奨励賞」を受賞いたしました。見学ツアーも随時開催しておりますので、数々の最新トレンドで構成された次世代のオフィス環境をぜひご体感ください。

 

まとめ

応接室は企業の顔として、ブランディングや採用活動にも影響を与える重要な空間です。コンセプト設計からレイアウト、家具選び、内装、演出まで、計画的にステップを踏みながらプロジェクトを進めることで、理想の応接室を作り上げることができるでしょう。

おしゃれな応接室は、訪れる人に企業の姿勢や想いを伝える、強力なプレゼンテーションツールです。ぜひ自社の思いや目的を軸に、企業活動を強力に後押しする応接室を作り上げましょう。

おしゃれな応接室の内装工事をご検討の際には、ぜひWAKURINO(ワクリノ)までご相談ください。

 

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この記事を書いた人

ワクリノ編集部スタッフ
働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。
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