ワクリノ特集
「ウチのオフィスは恥ずかしい…?」社員の約5割が愛着を持てない現状。 経営層が今すぐオフィス投資に踏み切るべき理由
目次
アンケート調査「オフィス環境が社員のエンゲージメントに与える影響」
社員のモチベーションとエンゲージメント向上のヒントがここに。
経営層と現場の認識ギャップを埋め、「社外に自慢できるオフィスに」するための最適解
WAKURINO(ワクリノ)を運営する株式会社イデックスビジネスサービス(https://idex-f.co.jp/)は、20~50代の①オフィスに出社している会社員/②経営層を対象に、「オフィス環境が社員のエンゲージメントに与える影響」に関する調査を行いました。
人的資本経営への関心が高まる中、会社にとって「社員のエンゲージメント」をいかに高めるかは重要な経営課題となっています。
そのため、日々の業務の基盤となるオフィス環境が、社員のモチベーションや生産性に与える影響にも注目が集まっています。
入社前の選考時に「ここで働く自分」をイメージできず志望度が下がるケースがあるように、オフィス環境は入社前から社員の意欲や愛着を左右する重要な要素となっているのです。
会社員と経営層は現在のオフィス環境をどのように評価しており、理想的な環境が実現された場合、会社への愛着や働く意欲はどのように変化すると考えているのでしょうか。
そこで今回、オフィスリノベーションサービス「WAKURINO(ワクリノ)」を運営する株式会社イデックスビジネスサービスは、20~50代の①オフィスに出社している会社員/②経営層を対象に、「オフィス環境が社員のエンゲージメントに与える影響」に関する調査を行いました。
調査概要:「オフィス環境が社員のエンゲージメントに与える影響」に関する調査
【調査期間】2026年4月28日(火)~2026年4月29日(水)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,031人(①520人/②511人)
【調査対象】調査回答時に20~50代の①オフィスに出社している会社員/②経営層と回答したモニター
【調査元】株式会社イデックスビジネスサービス(https://idex-f.co.jp/)
【モニター提供元】サクリサ
仕事の意欲を左右する「4大要素」とは ?社員のモチベーション向上のヒントを探る
はじめに、「あなたは現在、今の仕事に対してどの程度意欲的(エンゲージメントが高い状態)に取り組めていると感じるか」と質問したところ、約3割の方が『全く意欲的になれない(7.9%)』または『あまり意欲的になれない(19.9%)』と回答しました。
約3人に1人の方は意欲を持てておらず、組織全体としてのモチベーションの底上げが課題としてあると考えられます。
続いて、「あなたの仕事へのモチベーションにポジティブな影響を与えている要素、または向上するために必要だと思う要素は何か」と質問したところ、下記のような結果となりました。
■経営層
『給与・賞与(48.7%)』
『業務内容のやりがい(39.7%)』
『職場の人間関係(35.2%)』
『オフィスの快適さ・設備(34.1%)』
■オフィスに出社している会社員
『給与・賞与(56.7%)』
『職場の人間関係(43.1%)』
『業務内容のやりがい(34.4%)』
『オフィスの快適さ・設備(32.3%)』
会社内の立場を問わず、「給与」「業務内容」「人間関係」という要素が上位を占める結果となりました。これらの要素に続いて4位にランクインしたのは、経営層・会社員ともに約3割の支持を集めた『オフィスの快適さ・設備』でした。待遇や人間関係といったソフト面に加え、物理的な働く環境そのものが、個人の意欲やパフォーマンスを引き出す重要な要素として認識されているようです。
現在のオフィスに「自信を持てない・人に紹介できない」と感じている方は経営層・会社員ともに4割前後!理想と現実の乖離が浮き彫りに
「今のオフィスは、社外の人を自信を持って招待できる場所か」と質問したところ、下記のような結果となりました。
■経営層
『全くそう思わない(7.4%)』
『あまりそう思わない(30.9%)』
■オフィスに出社している会社員
『全くそう思わない(13.7%)』
『あまりそう思わない(35.0%)』
経営層よりも現場で働く会社員の方が、自社のオフィス環境に対してシビアな評価を下していることが示されました。日々の業務での使い勝手や、他社を訪問した際の比較から、現状の空間に対する課題感を抱く場面もあるのではないでしょうか。
このようなオフィスに対する評価は、会社へのエンゲージメントにどう結びつくのでしょうか。
「今のオフィスの見栄えや居心地は、あなたの会社に対する愛着(エンゲージメント)に影響しているか」と質問したところ、2割以上の方が『マイナスに影響している(古臭くて愛着が持てないなど)(7.9%)』または『ややマイナスに影響している(16.8%)』と回答しました。
この結果は、オフィス環境が会社への愛着を阻害しているケースが一定数存在することを示しています。逆に捉えると、オフィスの見栄えや居心地の良さが、会社への帰属意識や誇りを形成する上でポジティブな効果をもたらすことが示されました。快適で洗練された空間は、単に気分を良くするだけでなく「この会社の一員でありたい」という心理的な結びつきを強める働きを持つと考えられます。
それでは、具体的にどのような環境が意欲を高めるのでしょうか。
「どのようなオフィス環境であれば、『この会社のために力を発揮したい(貢献したい)』『ここで働き続けたい』という意欲が高まると思うか」と質問したところ、下記のような結果となりました。
■経営層
『自然光が入り明るく開放感のある空間がある(38.2%)』
『トイレが綺麗で快適である(30.7%)』
『業務内容に合わせて選べる、集中ブースや多様な会議室がある(30.5%)』
■オフィスに出社している会社員
『トイレが綺麗で快適である(35.0%)』
『業務内容に合わせて選べる、集中ブースや多様な会議室がある(35.0%)』
『自然光が入り明るく開放感のある空間がある(31.7%)』
『部署の垣根を超えたコミュニケーションが生まれる、カフェ・ラウンジスペースがある(28.3%)』
経営層が「明るさ」や「開放感」といった空間全体の雰囲気を重視する傾向にある一方、会社員は「トイレの清潔さ」や「集中ブースの有無」といった実務における直接的な快適さをより求めていることがわかりました。理想とするオフィス環境において、経営陣が描くビジョンと現場が求める実用性の間にはギャップがあるようです。
「あなたの会社では、社員の意見がオフィス環境の改善に反映されたことはあるか」と質問したところ、約半数の方が『全くない(16.4%)』または『あまりない(36.8%)』と回答しました。
過半数の企業において、現場のリアルな声がオフィス環境の改善に十分に活かされていない現状が明らかになりました。トップダウンでの環境構築が中心となり、社員が本当に必要としている設備やレイアウトの実現が後回しになっている企業が一定数存在していると考えられます。
オフィス環境の改善は会社にとってモチベーション・エンゲージメント向上においてメリットがある!?約8割が会社の成長のためにオフィス環境への投資が必要と回答
「働き方が多様化する中で、これからのオフィスに求められる役割は何だと思うか」と質問したところ、『一人ひとりが集中して業務に取り組むための場(52.1%)』と回答した方が最も多く、『社員同士のコミュニケーションやコラボレーションを生む場(45.0%)』『帰属意識や会社への愛着(エンゲージメント)を高める場(30.2%)』と続きました。
個人の集中力を高める空間と、他者と協働するための空間という、一見相反する要素が同時に求められていることがうかがえます。リモートワークという選択肢が定着したからこそ、わざわざ出社するオフィスには「集中できる環境」と「リアルなコミュニケーション」の両立という、より高度な機能性が求められるようになっていると考えられます。
このような役割を果たすオフィスづくりは、企業にどのような恩恵をもたらすのでしょうか。
「オフィス環境の改善を行うことは、会社にとってどのようなメリットがあると思うか」と質問したところ、『社員の仕事に対するモチベーション・エンゲージメントが向上する(49.1%)』と回答した方が最も多く、『社員の総合的な満足度を高め、離職を防ぐ(40.9%)』『社内外のコミュニケーションが活性化する(28.1%)』と続きました。
オフィス環境の改善は、単なる設備の更新にとどまらず、モチベーションアップや離職防止といった人的資本の課題解決に繋がると認識されていることがわかります。働く空間への投資は、そのまま「人材への投資」となり、企業の長期的な安定基盤を築くための有効な手段として期待できるのではないでしょうか。
最後に、会社の成長とオフィス環境への投資の関連性についてうかがいました。
「オフィス環境への投資は、会社の成長にどの程度重要だと思うか」と質問したところ、約8割の方が『とても重要だと思う(31.8%)』または『やや重要だと思う(53.6%)』と回答しました。
多数の方が、オフィス環境への投資を「会社の成長に不可欠な要素」として捉えていることが示されました。社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが、結果として企業の競争力強化につながるという意識が、経営層・会社員を問わず広く浸透していることが示唆されます。
まとめ:オフィス環境のポテンシャルとエンゲージメント向上の鍵とは
今回の調査で、オフィス環境がモチベーションや会社への愛着(エンゲージメント)に与える影響の大きさと、現状のオフィスが抱える課題が浮き彫りになりました。
仕事のモチベーションを支える要素として、「給与」「業務内容」「人間関係」に次いで「オフィスの快適さ・設備」が挙がっており、働く空間が個人の心理面に影響を及ぼしていることがわかります。実際に、現在の環境が働く意欲に与える影響について、ポジティブな影響を実感している方が半数近くとなりました。オフィス環境を適切にアップデートすることで、組織全体の意欲をさらに引き出せると考えられます。
オフィスの見栄えや居心地が「会社への愛着にマイナスの影響を与えている」という回答も一定数に上りました。これは、オフィス環境が帰属意識に強く関連していることが示唆され、空間づくりが重要なインナーブランディングの一環であることを示しています。
しかし現状は、自社オフィスを「自信を持って社外の人を招待できる」と感じている層はわずか3割程度に留まり、さらに「社員の意見が環境改善に反映されたことがない」という回答が過半数に達するなど、現場のニーズを汲み取った環境整備が急務となっています。
理想の環境についても、経営層が「明るさや開放感」といった空間全体を重視するのに対し、現場の会社員は「トイレの清潔さ」や「集中ブース」など、日々の業務に直結する実用性を求めていることがわかりました。社内の意見を丁寧に汲み取り、現場のニーズを正確に捉えることこそが、最適なオフィスづくりの第一歩と言えるでしょう。
これからのオフィスには、「個人の集中」と「チームのコミュニケーション」という相反する要素を結びつける機能が求められています。リモートワークが定着した現代において、あえて出社する意味を持たせる空間づくりは欠かせません。約8割が「会社の成長にオフィス環境への投資が重要」と回答したことからも、オフィスは戦略的な経営投資の対象へと変化しています。
自社のカルチャーに合わせてオフィス環境を再定義し、機能性とデザイン性を両立させた空間を創り出すこと。物件選びからレイアウトの最適化、移転後の運用まで、働く人のニーズに寄り添ったオフィス改善を一貫して進めることが、組織のエンゲージメントを高める確かな一手となるでしょう。
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この記事を書いた人
- ワクリノ編集部スタッフ
- 働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。








