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オフィスの内装工事の期間の目安!工期を早める方法も紹介
オフィスの内装工事は、マンションなどの住宅とはレベルが大きく違います。
工事で発生する費用も違いますし、そもそもの施工規模や質も違うのです。
また、オフィスの内装工事を検討する方の多くは、社内で計画を立てるために、工事期間がどれぐらいになるのかを概算で見積もると思います。
正確な期間は業者に見積もってもらうしかありませんが、「おおよそこれぐらいだろう」という程度であれば、見積もることが可能です。
この記事ではオフィスの内装工事の期間(工期)について、年間500件以上のオフィスのお悩み解決実績を持つ、WAKURINO(ワクリノ)が分かりやすく解説していきます。
工事の期間を短くするための工夫などもご紹介するので、これからオフィスの内装工事を検討している方には、ぜひ参考にしてください。
目次
オフィスの内装工事にかかる期間はどれぐらい?
内装工事にかかる期間はオフィスの広さや、小規模な内装変更なのか、フルリニューアルなのかによっても異なります。
そのため、「オフィス内装工事にかかる期間はこれぐらい」と、正確に算出することはできませんが、目安の期間は出すことができます。
以下はオフィス内装工事全体でかかるおおよその工事期間です。
オフィスの形態 | 内装工事期間 |
---|---|
居抜き | 2週間から1ヵ月 |
スケルトン | 1ヵ月から1ヵ月半 |
それぞれ具体的にどのようなものかを解説していきます。
居抜きの場合
居抜きの内装工事の場合には、間取りなどの変更もないため、工事の規模が小さくて済みます。
そのため、必要となる工事の期間は短め。
おおよその期間は2週間から1ヶ月程度です。
また、居抜きの内装を流用すればするほど、内装工事をより軽微に、かつ工事の期間も短くすることも可能です。
不動産移転の原状回復工事のレベルで済ませることもあります。
逆に、壁紙や床材を変えるなど、内装に手を加えれば加えるほど、工事の期間は長くなります。
スケルトンの場合
スケルトンの場合は居抜きとは異なり、既存の壁や天井を撤去して再構築します。
その分、居抜きに比べると、工事の規模は大きくなり、内装工事の期間も長くなります。
工事の期間はおおよそ、1ヵ月から1ヵ月半が目安です。
ただし、スケルトンの場合もどこまでオフィス内装を構築するかによって、工事の期間が大きく変わります。
たとえば、次の会社さまのように、天井をスケルトンのままでおしゃれに使った場合、天井工事を省くことができるため、内装工事の期間は短くて済みます。
また、オフィスに設置するパーティション(間仕切り)の量や、OAフロアの設置、塗装の有無などによっても工事の期間は変わってくるでしょう。
オフィス内装変更の大まかな流れ
行う変更内容によって、流れは変わりますが、一般的にはオフィス内装変更は次の①〜⑦のような流れで進行していきます。
①オフィス内装に関する条件や要件、目的を決める
②オフィス内装工事施工会社の選定
③オフィスデザインの設計
④オフィス内装工事見積もり・契約
⑤オフィス内装工事スケジュールの策定
⑥オフィス内装工事の実施
⑦オフィス内装工事の竣工・引き渡し
一つひとつどのような作業が必要なのか、何に注意したら良いのかを見ていきましょう。
オフィス内装に関する条件や要件、目的を決める
オフィス内装変更の最初のステップは、変更に関する条件や要件、そして変更の目的やコンセプトを明確にすることです。
ここをしっかりと決めておかないと、後々に追加工事が必要になり、想定以上の予算がかかってしまったり、一貫性のないオフィス内装になってしまったりします。
まずファーストステップとして、各部署や部門の管理者や従業員へのヒアリングを行い、ニーズや要望を把握することから始めていきます。
次に、ヒアリング結果を踏まえて、変更によって達成したい具体的な目的を設定していきましょう。
目的とは、生産性の向上、従業員のモチベーション向上、ブランドイメージの強化などです。
目的が設定できたら、「目的達成のためにどのような点を改善すべきか」を話し合い、工事する箇所なども決めていきます。
この時点で、内装制限に該当するのであれば、遵守しなければならない項目や、賃貸契約や建物の仕様上変えることができない項目などもリストアップしていきます。
最後に内装工事の内容のリストアップと、優先度付けまでできればOKです。
あとは、オフィスの内装変更に充てる予算を明確にし、それに基づいて計画を立てていきます。
オフィス内装工事施工会社の選定
条件や要件、目的が決まったら、オフィス変更を依頼する施工会社を選定していきます。
信頼できる会社を選ぶためには、まず実績と信頼性の確認が必要不可欠です。
過去の実績や顧客の評判を調べたり、他の類似プロジェクトの成功事例を確認し、実績のある会社を選ぶのがベターです。
オフィス内装に特化した経験豊富な会社を選ぶと、失敗が少なくなります。
また、見積もりは1社だけではなく複数社取り、比較検討などを行うことも重要です。
オフィス内装の変更には多額の費用がかかるので、業者選定は入念に行いましょう。
オフィスデザインの設計
従業員へのヒアリングにより得たニーズを踏まえて、オフィスデザインのコンセプトを決定します。
たとえば、「従業員がリラックスして業務に取り組める空間」や、「DX化とともに進化するオフィス」など、自社の掲げるヴィジョンなどに沿ったコンセプトを決めていくことが重要です。
そのコンセプトを元にオフィス内の各エリアのデザインやレイアウトに落としていきます。
自社でオフィスデザインの設計などができない場合が多いので、大抵の場合はオフィス内装デザインの提案ができる会社に相談したりしながら、デザインを決めていくことが多いです。
デザインが決まれば、あとは次のような項目を決めていきます。
- 各スペースの配置
- デスクの配置
- 動線や配線の検討
- 床材、壁材、家具、照明など、使用する素材や装飾品の選定
最後に、オフィスデザインや決まった項目を元に、具体的なデザインプランを作成します。
このプランには、レイアウト図、カラーパレット、素材サンプル、3Dモデルなどが含まれ、施工会社や関係者に明確な指示を与えるために必要です。
オフィス内装工事見積もり・契約
ここから実際にオフィス内装の工事に入っていきます。
大体オフィス内装変更を行うとなってから、オフィス内装工事の見積もりに至るまでの期間が1〜2ヶ月程度です。オフィスの規模によっては3〜4ヶ月かかる場合もあります。
まずは、オフィス内装工事会社に工事の見積もりを依頼します。
当然ではありますが、1社だけではなく、複数の会社から見積もりを取り、比較検討し、予算内に希望の施工を実施してくれる業者を選んでいくことが重要です。
見積もりに合意できえれば、あとは契約書を交わして、実際の施工に入っていきます。
工事の進捗や品質については、定期的に工事会社とのコミュニケーションを図りながら管理していきます。
万が一問題が発生した場合に備えて、契約書に記載された保証や対応策を確認しておくことも重要です。
オフィス内装工事スケジュールの策定
まず、オフィス内装工事の目的や範囲、必要な作業内容を確認します。これには、変更する部位や施工する内容、使用する素材などが含まれます。
次に、工事に必要な作業を確認します。
たとえば、解体作業、配線工事、壁や床の仕上げ、家具の配置など、それぞれの作業は個別にスケジュールに組み込まれています。
壁の塗装が完了してから床材を貼るなど、作業の順序を施工会社に教えてもらいながら、オフィスのどこがいつ使えないのかを確認していきましょう。
万が一、スケジュールに変更が生じたり、予期せぬ問題が発生した場合には、早めに問題の把握につとめ、スケジュールを調整して工事の進行をスムーズにできるよう施工会社と話し合いをしましょう。
オフィス内装工事の実施
オフィス内装工事のスケジュールができあがれば、あとは実施していくだけです。
具体的にオフィス内装工事では、次の3つの内装工事を行っていきます。
- 内装設備工事
- 内装仕上げ工事
- それ以外の工事
工程などは行うオフィス内装変更の内容によって異なります。
オフィス内装工事に関する詳細は、「【業者監修】オフィス内装工事の種類と費用相場、期間、注意点を解説」にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
オフィス内装工事の竣工・引き渡し
オフィス内装工事が完了したら、まず最初に、すべての作業が予定通りに実施され、品質基準が満たされていることを確認しましょう。
その後、施工会社が竣工書を作成します。この書類には、工事の内容や完成度、品質保証の内容などが記載されているので、合意であれば、署名します。
最後に、完成したオフィスが引き渡され、工事の完了報告書の提出や、鍵の引き渡しなどを行い完了です。
オフィスの各内装工事にかかる期間(工期)
居抜きであっても、スケルトンであっても、工事の内容によって期間は変動します。
オフィスの各内装工事にかかる期間はおおよその目安があるので、ぜひ知っておきましょう。
ただし、工事によっては同時進行で行われることもよくあるので、単純に合算して全体の工事期間が決まるという訳ではありません。
ここで紹介する期間はあくまでも参考値であり、目安と考えてください。
仮設工事
オフィスの内装工事に入る前には、工事がスムーズにできる状態を作る必要があります。
それが、仮設工事です。
期間はオフィスの内装変更の規模にもよりますが、おおよそ2日~5日程度が目安です。
主に以下のような工事を行います。
- 足場の設置
- 養生
- 墨だし
- また、仮設工事には、工事が完了した後の設備の撤廃や、廃材の処分、現場の片付け、清掃なども含まれています。
工事期間を決める要因となるのは、次のような項目です。
- 既存のオフィスの広さ
- 内装を撤去する量
- 付帯する工事の内容
軽鉄工事
軽鉄工事は軽量鉄骨を建物の躯体(くたい)に設置する工事です。
工事期間は、おおよそ3日~5日程度です。
ただし、鉄骨を這わせる部分は内装材によっても異なります。
工事期間を決める要因となるのは、天井に鉄骨を設置するかどうか、です。
オフィスデザインにもよりますが、天井をあえてスケルトンにした場合、鉄骨を設置する必要がないため、その分工事の期間は短くて済みます。
一方で、天井材を張る場合は期間が長くなりがちです。
また、天井をこだわろうと思えば思うほど、さらに工事の期間が伸びる可能性もあります。
内装仕上げ工事
内装仕上げ工事では、次のような内容を行います。
- 天井仕上げ工事
- 壁仕上げ工事
- パーティション(間仕切り)工事
- インテリア工事(照明やカーテン、手すりなど)
- 什器工事
- 防音工事
設置した鉄骨にボードを張ったり、クロスや塗装などでオフィス内装を仕上げていく工事です。
オフィスの雰囲気を決める重要な工事と言えます。
工事の期間としては、おおよそ3日~5日程度を見ておきましょう。
工事期間を決める大きな要因となるのが、どのような素材を使うかです。
昨今、オフィスにはデザイン性のある凝った素材を使う傾向があります。
たとえば天然木の素材などです。
こういったこだわり素材を使う場合、一般の壁紙などとは違い、施工には手間がかかります。
それだけ工期が伸びてしまうということです。
素材にこだわりつつも工事の期間を短縮したい場合は、凝った素材の部分をあえて絞り、アクセント的に飾るようにしましょう。
単純に施工箇所が減るので、工事の期間は短くて済みます。
パーティション(間仕切り)工事
パーディション(間仕切り)工事は、オフィスの広さや、設置する間仕切りの数によって工事の期間が変動します。
目安としては、おおよそ5日~7日程度を見ておくと良いでしょう。
ちなみに、使う時だけ使用する稼働パーティションというものもあります。
これを活用すれば、工事期間を短くすることが可能です。
区画設定が簡易的にはなりますが、便利なアイテムです。
OAフロア工事
OAフロアとは、床下に配線を敷くことが可能なフロアのことです。
配線が床下にすっきりと納まり、断線のリスクがグッと減るため、近年、オフィスによく設置されます。
OAフロアには床面に支柱を施工して張るタイプと、置いて設置するタイプがあります。
それぞれの工事の期間の目安は、前者が4日~5日、後者が1日~2日程度です。
置くタイプの方が施工期間が短くて済みます。
内装設備工事
内装設備工事とは、オフィスの電気や水道、ガス、空調設備などが正常に機能するようにメンテナンスしたり、オフィス内の特定の場所に電源や水道、通信回線を引き込んだりする工事です。
主に次のような工事を含みます。
・電気工事
・通信回線工事(電話、LANなど)
・空調設備工事
・給排水設備工事
・換気設備工事
・衛生設備工事
・防災設備工事
・防犯、セキュリティ工事
この工事によって、オフィスで従業員が快適に過ごせるかが決まったり、省エネ性なども変わります。
その意味でも重要な工事と言えます。
工事の期間としては、オフィスの広さや建物に設置されている設備によっても異なりますが、おおよそ3日~5日程度です。
電気工事
電気工事はオフィスの電源や、建物の分電盤などに関わる工事です。
主に、壁の中に配線を這わせてコンセントを設置したり、天井の照明を設置したりします。
工事の期間としてはおおよそ3日~5日程度が目安です。
通信回線工事(電話、LANなど)
通信回線工事は、オフィスに必要な電話回線や有線LANを引き込む工事です。
通信回線工事の期間はおおよそ2日~5日程度が目安です。
基本的に通信回線は、OAフロアの中を通す場合が多いので、大掛かりな工事は必要ありません。
ただし、建物自体に引き込まれている各回線の状況によっては別途工事が必要となる場合があり、その場合は工事の期間が長くなります。
空調設備工事
空調設備工事は、主にエアコン工事のことを指します。
この工事も、オフィスに何台エアコンを設置するのかなどによって変わるので、工事の期間は一概には言えませんが、おおよそ5日~7日程度を見ておきましょう。
給排水設備工事
給排水管工事は水回りの設備に関する工事です。
主に給水設備(貯水槽、給水ポンプなど)や、排水設備(浄化槽、排水管、排水ポンプなど)の工事を行います。
トイレを新しく設置する場合には、給排水管を新たに設置する必要があるなど、後述する衛生設備工事に大きく関わってくる工事です。
オフィスの広さや間取りによっても異なりますが、工事の期間はおおよそ3日~7日程度が目安です。
換気設備工事
換気設備工事は、主に換気扇やダクトなどの工事を行います。
オフィスの空気環境を整える上で重要な工事です。
工事の期間はおおよそ5日~6日程度です。
衛生設備工事
衛生設備工事は主にトイレや洗面所などを設置する工事のことです。
工事の期間はおおよそ2日~5日程度を見ておけば良いでしょう。
なお、昨今は、ウォシュレットや温水便座などの関係で、水道工事だけでなく電気工事が必要な場合がほとんどです。
また、古いビルなどは衛生設備用の電気が通っていないケースもあるので、その場合には、新たに電気を引き込む必要があります。
防災設備工事
防災設備は、消防設備の設置や交換などを、消防法に基づき行う工事です。
防災設備には次のようなものがあります。
・消火栓
・スプリンクラー
・避難はしご
・防煙スクリーン
・防火戸
工事期間は、おおよそ4日~7日程度を見込んでおきましょう。
防犯・セキュリティ工事
防犯・セキュリティ工事は、オフィスのセキュリティを確保する工事です。
主に、防犯カメラや電気錠などの設置などを行います。
防犯設備も年々コンパクトで設置しやすいものが出てきているので、工事の期間はおおよそ1日~3日程度を見込んでおけば十分です。
建具工事
建具工事は、ドアなどの建具を取り付ける工事のことです。
オフィスの規模や、つけるドアの枚数などによっても変わりますが、おおよそ2日程度が工事の期間の目安となります。
看板工事
オフィスによっては看板の設置が必要な場合もあり、その場合には看板工事を行います。
工事の期間としては、おおよそ1日程度で済むケースが多いです。
サイン工事
サイン工事とは、エントランス部分に社名やロゴなどを入れたり、看板を設置したりする工事のことです。
看板工事と同様に、工事の期間は短く、おおよそ1日~2日程度で済みます。
オフィス内装工事の期間を短縮することは可能?
オフィスのデザインや機能にこだわりを持ちながらも、「従業員がいつも通り作業できない状況が長く続くのはNG」など、会社の事情などから工事の期間を短くしなければいけないケースも出てくると思います。
そんな時に検討したいのが、工事期間の短縮です。
どうしても工事期間の短縮をしなければならない際には、次の3点を検討してみましょう。
工事の一部を後回しにする
工事の一部を後回しにすることによって、工事期間の短縮が狙える場合があります。
たとえば、従業員が業務を行うスペースを優先的に工事するなどです。
作るものは同じなので、工事全体の期間を短縮することはできませんが、従業員が優先的に工事を行った業務スペースで作業をしながら、並行して他の工事を進めることができるという意味で、工事期間の短縮が狙えます。
しかし、オフィスの各工事には順番があり、変えることが難しい場合もあります。
たとえば、防災設備の防煙スクリーンなどは天井内に納める都合があるので、天井工事の前に行わなければいけません。
また、壁の中に配管を走らせる場合にも、配管の工事を先に行って、壁を張る必要があります。
順番を変えられない工事もあるということを踏まえた上で、業者と相談しましょう。
業者によっては、安全面などの観点から受け入れてくれない場合ももちろんあるので、その点は理解しておきましょう。
工事の一部を諦める
工事の一部を諦めることによって、工事期間の短縮が図れることがあります。
たとえば、パーティションの工事を諦めて、稼働式のパーティションを使うなどです。
それだけ工事期間を減らすことが可能になります。
また、部署によってはサインや看板をやめても問題ないかもしれません。
このように、どうしても工事の期間短縮が必要であれば、工事を一部取りやめることが可能かどうかを検討してみましょう。
居抜きを有効活用する
オフィスには居抜きとスケルトンの2種類があります。
居抜きで内装をいじらなければ、内装工事の量は少なくて済みます。
その分、工事期間の短縮が可能です。
一方で、スケルトンは既存の内装を壊したりするところから始めるので、工事期間がその分どうしても掛かってしまいます。
そのため、工事期間の短縮を最優先に考えるのであれば、「居抜きを有効活用する」ことを検討しましょう。
居抜きの内装すべてをそのまま使うことが出来ないとしても、トイレやエントランスをそのまま使い、業務スペースだけをスケルトンにする、などは現実的な範疇です。
また、天井をそのままにして、床を工事するケースもあるかも知れません。
このように、工事の期間短縮が必要な場合は、居抜きを有効活用することを考えてみましょう。
オフィス規模が小さくなれば内装工事の期間は短くなる?
オフィスの工事期間を決める要因の1つに「オフィスの規模」があります。
たとえば、従業員規模が30人のオフィスと60人のオフィスでは、単純計算で規模は2倍です。
その場合、内装工事の期間も長くなってしまいます。
しかし、規模が2倍になるから、期間も2倍になるかというと、必ずしもそうとは限りません。
工事期間を決定する次の3つの要因も関係してきます。
工事期間を決定する要因 | 詳細 |
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建材の施工性の違い | 施工性の違いは、建材に差によって生まれます。たとえば、ある建材は半日で設置可能であるのに、別の同等の商品では施工性が落ちるため、工事に1日必要というな場合があるのです。小規模なオフィスであっても施工性で劣る製品を投入したならば、当然ながら工事期間はその分長くなってしまいます。 |
設備の数量 | 設備の数も工事期間の決定要因になります。たとえば、サーバールームなどが必要な場合は、特殊な空調設備が必要になります。当然ながら設備の数も多くなるため、工事期間も長くなるのです。 |
職人の技量及び人数 | 職人の技量や人数も工事期間に影響する大きな要因の1つです。職人によっては作業の習熟度が違うため、スピードに差が出ます。また、予算の掛け方によっては施工業者が割いてくれる職人の人数も変わるかも知れません。その人数によって工事期間は異なるのです。単純に技量の高い職人の数が多いほど工期は短くなります。 |
余裕を持ったオフィス内装工事期間を見積もっておこう!
オフィスの内装工事と一口に言っても、さまざまな種類の工事があります。
さらに、各工事にはそれなりの時間が掛かります。
オフィスを使うことができない期間は、一時的な仮設オフィスを借りたり、近隣のホテルや共用オフィススペースなどを利用したり、在宅ワーク、リモートワークを活用する場合もあります。
一方で、オフィス内装工事と言っても一気に全体を工事するわけではないので、一部オフィスを利用することができる場合もあります。
いずれにしろ、余裕を持ったオフィス内装工事期間を見積もり、業務継続のための対策対応を検討しておくのがベターです。
もし、オフィス内装工事の期間にお悩みであれば、WAKURINO(ワクリノ)までお気軽にご相談ください。
あらゆる観点から、最適なご提案をさせていただきます。
「ワクリノ」
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この記事を書いた人
- ワクリノ編集部スタッフ
- 働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。