ワクリノ特集
【事例付】おしゃれなオフィス内装紹介!工事を成功させる5つのポイント解説
働き方が多様化した現在、オフィスの内装を見直したり、移転を考えたりする企業は少なくありません。働き方に合ったオフィスの内装は、社員のモチベーションアップや生産性向上など、さまざまなメリットを生み出します。
またオフィスの内装は、会社のイメージにも直結します。内装デザインにこだわることは、会社のカラーを出す方法の一つでもあるのです。では実際に内装工事を行うには、どのようにすればよいのでしょうか?
ここでは事例紹介も含め、オフィスの内装が与える影響や内装工事を成功させる5つのポイント、内装工事の相場や期間について詳しくご紹介します。
目次
おしゃれなオフィス内装の事例紹介
オフィスの内装は、来訪者が抱く会社のイメージに大きな影響を与えます。
会社のコンセプトに合わせて、オフィスの内装をどのようにするか考えるとよいでしょう。
またオフィスは来訪者と商談するだけでなく、従業員が働く場でもあります。
従業員が働きやすい内装にするのも大切です。
働きやすく、おしゃれなオフィスへとリノベーションした事例を5つご紹介します。
オフィス空間フルリノベーション
社名 | 有限会社アドファクトリーハーツ 様 |
|---|---|
坪数 | 132㎡/40坪 |
事業内容 | 広告宣伝全般に関する企画戦略立案、広告制作 |
施工期間 | 30日(準備期間:6か月) |
施工内容 | オフィス空間デザイン、造作家具、建築内装工事一式、設備工事一式 |
マンションのフルリノベーション。
モルタル仕上げの広い玄関で都会的な印象を与え、その先には来訪者を迎えやすいよう配置された応接室を設置しました。
またワークスペースに一歩足を踏み入れると、温かみのある木目と漆喰のような白を基調とした伸びやかな空間が広がります。
最上階の眺望が加わり、創造性が感じられる心地のよいオフィスです。
現代風にアレンジされた土間(DOMA)が来訪者をお迎え。
モルタル仕上げでスタイリッシュな空間を演出しています。
そのすぐ先には応接室兼会議室が設置され、来客をスムーズに案内できるよう考慮。
すりガラスの間仕切りを使用し、採光を確保するとともに空間の広がりを感じられるようにしました。
ワークススペースは木目の造作家具をふんだんに使い、温かみのある空間に。
プロジェクター機能を備えた照明設備は、壁面に映像などが投影できます。
撮影用を兼ねたキッチンはオープンタイプ。
対面にはハイチェアを設置しています。
ワークスペースとしても、リフレッシュスペースとしても利用できるように工夫しました。
導入事例について、さらに詳しく知りたい方はワクリノ
→「40坪 オフィス空間フルリノベーション」をご覧ください。
来訪者の期待感を高めるオフィス
社名 | 日本プライ株式会社 様 |
|---|---|
坪数 | 299㎡/90坪 |
事業内容 | 自動車関連部材品等の企画販売 |
施工期間 | 30日(準備期間:4か月) |
施工内容 | オフィス空間デザイン、オフィス家具、建築内装工事、設備工事、引っ越し |
来客スペースは、日本プライ様の企業イメージに合ったデザインを設計。
また執務スペースはナチュラルな要素を取り入れ、居心地のよさを重視しています。
エントランスと応接室は、企業イメージに合ったデザインとスタイリッシュな空間にしました。
展示スペースも設け、自然に来訪者へアピールできるよう工夫しています。
カフェコーナーはスタンドテーブルを設置。
深く腰をかけないため、集中力を切らさず打合せができます。
また床材をほかのフロアと張り分けることで、視線や雰囲気が変わり、気分転換にもなります。
大会議室は十分なスペースを確保。
吸音性のある材質を間仕切りに使い、遮音性を高めています。
こちらの導入事例について、さらに詳しく知りたい方はワクリノ
→「90坪 来訪者の期待感を高めるオフィス」をご覧ください。
スペースを有効活用した来客エリア
社名 | 株式会社ファビルス 様 |
|---|---|
坪数 | 60㎡/18坪(エントランス・応接室) |
事業内容 | 建築物環境衛生総合管理業 |
施工期間 | 5日(準備期間:3か月) |
施工内容 | 間仕切り工事、オフィス什器、OAフロア、内装工事、電源工事 |
来客用エリアであるエントランスから応接室兼会議室までリノベーション。
重厚感のある既設エントランスに合わせて、オフィス家具と内装は木目を基調にデザインしました。
応接室は会議室も兼ねており、健康的な姿勢が保てるチェア「Swin」を設置。
「Swin」はデスクワークで作業がしやすい前傾姿勢と、リラックスできる後傾姿勢が実現できるオフィスチェアです。
集中力と能率のアップをサポートしてくれます。
天井・壁紙・タイルカーペット・パーティションまで施工しています。
使われていなかったスペースを展望のよい応接室へと変化させました。
エントランスと執務室はパーティションを設置してエリア分けしました。
扉の開閉音がしないため、集中を途切らせることなく業務に取り組めます。
また手を触れずに出入りでき、感染症対策にもなります。
パーティションのフレームはエントランスの雰囲気に合わせて木目のシート張りを施しました。
フォグラスシートでガラスにぼかしを入れ、採光にも配慮。
重厚感がありながら、明るい雰囲気のエントランスになりました。
こちらの導入事例について、さらに詳しく知りたい方はワクリノ
→「18坪 スペースを有効活用した来客エリアのリノベーション」をご覧ください。
ラグジュアリーな事務所
社名 | 弁護士法人セラヴィ 様 |
|---|---|
坪数 | 70㎡/22坪 |
事業内容 | 弁護士事務所 |
施工期間 | 5日(準備期間:3か月) |
施工内容 | オフィス家具、間仕切り、電気・モニター設置工事、引っ越し、機密書類の廃棄 |
弁護士事務所っぽさを感じさせない、落ち着いた雰囲気のオフィスをご提案。
決められたご予算から、エントランスと相談室を中心としたオフィス全体のプランニング・家具の選定を行いました。
間仕切りに大きめなガラスを採用したエントランス。
明るく、開放感があります。
相談室の間仕切り上部をオープンにしています。
圧迫感のない空間を演出するとともに、高額になりがちな空調や消防設備の移設工事を不要にすることで、予算を抑えることができます。
来客にすぐ対応できるよう、執務室のデスクは受付カウンターの延長線上に配置しています。
またスタッフが見晴らしのよい眺望を感じながら仕事ができるようなレイアウトにしました。
こちらの導入事例について、さらに詳しく知りたい方はワクリノ
→「22坪 新規開設、ラグジュアリーな弁護士事務所」をご覧ください。
シズルを感じるデザイン事務所
社名 | 株式会社MADO 様 |
|---|---|
坪数 | 26.45坪 |
事業内容 | クリエイティブコンサルティング事業、ブランディング事業、広告事業、WEB事業 |
施工期間 | 1日(準備期間:3か月) |
施工内容 | オフィス家具、内装工事、LAN・電気工事 |
シンプルかつ機能性を持たせたオフィスを実現。
費用をかける部分にメリハリをつけ、シンプルながらもデザイン性の高い仕上がりとなりました。
デザイナーが集中して作業できるよう、壁に向かうレイアウトにしました。
圧迫感がないようにも考慮しています。
会議室の間仕切りには、狭さを感じさせないようガラスパーティションを使用。
継ぎ目にアルミやスチールの柱を使用しないタイプのパーティションを用いて、デザイン性の高いオフィスになりました。
納入家具もシンプルなものをご提案。
四角で形成された家具を用い、機能性を高めつつよりシンプルにしました。
開放感と眺望を活かしたオフィス
社名 | 株式会社中外 岡山営業所様 |
|---|---|
坪数 | 30.68坪 |
事業内容 | 大手メーカー向け自動車部品の製造・販売のほか、電子部品や電材電気機器部品、化成品、繊維機械、物流機械・器具の販売、吸音・遮音や熱対策、車室内照明に関するシミュレーション提案を手がける |
施工期間 | 10日(準備期間:7ヵ月) |
施工内容 | 床工事、間仕切り工事、モニター工事、新規什器、配線工事、エントランス工事、造作工事 |
株式会社中外 岡山営業所様の内装事例では、大きなガラスパーテーションによる開放感に、岡山市を一望できる眺望を掛け合わせました。
カフェスペースは、来客との軽いミーティングや社員同士の交流の場として使える開放的なつくりです。仕事の合間の気分転換にもつながる余白を生んでいます。執務エリアにはブーメラン型デスクとフリーアドレスを組み合わせて導入し、集中とコミュニケーションを両立させました。
こちらの導入事例について、さらに詳しく知りたい方は「働くことがもっと楽しみになる、開放感と眺望に包まれたオフィス。」をご覧ください
風通しのよいコミュニケーションを生むオフィス
社名 | 株式会社アドバンス様 |
|---|---|
坪数 | 112.1㎡/33.91坪 |
事業内容 | 試作品製造業(金属加工・樹脂加工) |
施工期間 | 1ヶ月(準備期間:6ヶ月) |
施工内容 | 内装工事、床貼替工事、新規什器、パーテーション新設工事、スピーカー工事、エントランス工事 |
株式会社アドバンス様の内装事例では、ナチュラルな木調家具を基調に、明るく柔らかな雰囲気を演出しました。適度なプライベート感を保ちながらも自然に会話が生まれるレイアウトで、風通しのよいコミュニケーション環境を実現しています。
執務室は六角形を描くようにデスクを配置し、視線が中央に集まるように設計しています。
振り返ればメンバー同士が自然に目を合わせられる距離感で、ちょっとした相談や声かけがしやすい空間にしました。一方で、デスク同士の間には適度なスペースと収納を確保し、周囲を気にせず集中できる環境も両立させています。
打ち合わせスペースは、用途に応じて使い分けられるよう工夫しました。窓際のハイテーブルとスツールは、カジュアルな打ち合わせや気分転換に使える開放的なエリアです。
こちらの導入事例について、さらに詳しく知りたい方は「いい波に乗り、風通しのよいオフィスコミュニケーションを」をご覧ください。
企業イメージを内装で表現したオフィス
社名 | 株式会社商船三井さんふらわあ 苅田支店様 |
|---|---|
坪数 | 123㎡/37坪 |
事業内容 | 一般旅客定期船事業、内航運送業、貨物利用運送事業、旅行業 他 |
施工期間 | 14日(準備期間:3ヵ月) |
施工内容 | ご移転に伴う内装工事 |
こちらの内装は、フェリー会社である株式会社商船三井さんふらわあ様の企業アイデンティティを表現した事例です。太陽をイメージした赤とオレンジの会社ロゴが、エントランスで来訪者を迎えます。
執務スペースの中心にある大きなテーブルは、フリーアドレス席として活用されています。造作ならではのゆとりで、一人ひとりの専有面積も贅沢に確保しました。
また、天窓のように自然光を再現する照明とペンダントライトの柔らかな光が、執務室とガラスパーテーション越しの会議室を照らします。
執務エリアに設けたソファ席は、緊張をほぐす効果を生んでいます。フェイクグリーンによる緑視率アップで、視覚疲労やストレスの軽減も図りました。
こちらの導入事例について、さらに詳しく知りたい方は「太陽の光と波の安らぎが共鳴する、新たな航海の拠点」をご覧ください。
フリーアドレスでつながりを生むオフィス
社名 | 株式会社玄海キャピタルマネジメント 東京オフィス様 |
|---|---|
坪数 | 約54坪 |
事業内容 | 不動産ファンドマネジメント、アセットマネジメント、不動産アドバイザリー他 |
施工期間 | 1週間(準備期間:約4か月) |
施工内容 | 床貼替工事、既製品家具、造作家具、植栽工事、TEL/LAN工事 |
株式会社玄海キャピタルマネジメント様の事例では、これまで固定席で運用してきた働き方を見直し、コミュニケーション活性化を目的にフリーアドレスを導入しました。座る場所を自由にすることで、人の動きや関わり方に変化が生まれます。部署や立場を越えたコミュニケーションが自然に生まれやすい空間にしました。
また、4人席の中央には植栽を設け、対面時にも視線が合いすぎないよう配慮しています。適度に目線を遮ることで圧迫感を抑えつつ、集中しやすさも両立させています。空間全体にグリーンを増やし、執務空間とリフレッシュスペースのどちらにもなじむ、やわらかな雰囲気を作りました。
新設したファミレスブースは休憩だけでなく、ちょっとした打ち合わせや会話にも使える多目的スペースです。こちらの導入事例について、さらに詳しく知りたい方は「Live Brand Campus 創造と発展」をご覧ください。
光と緑を取り入れた次世代ワークスタイルのオフィス
社名 | 株式会社ソアー 鳥栖営業所様 |
|---|---|
坪数 | 224㎡/67.8坪 |
施工期間 | 45日(準備期間:5ヵ月) |
施工内容 | オフィスリノベーション(レイアウト設計、オフィス家具・特注造作家具の導入、サーカディアン照明計画、バイオフィリックデザイン・緑化計画 他) |
株式会社ソアー 鳥栖営業所様の事例では、フランス・ニースの太陽の恵みや地中海をのぞむ青い海岸、美しい街並みを空間に落とし込みました。
空間づくりは「RELAX(リラックス)」「CREATIVITY(創造性)」「CONNECT(繋がる)」の3つの柱を軸としています。ビッグテーブル、ハイカウンター、ソファ席、オープンミーティングスペースなど、座席や姿勢の選択肢を豊富に用意しました。
社員自身がその日の気分や業務に合わせて働き方を選べる環境を推進しています。各エリアを自然に回遊できる動線や、中央にはコミュニケーション拠点を設置し、部署の壁を越えた偶発的な出会いや協働を促す設計です。
こちらの導入事例について、さらに詳しく知りたい方はワクリノ「「RELAX・CREATIVITY・CONNECT」を体現した、光と緑が溢れる次世代のワークスタイル空間」をご覧ください。
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おしゃれなオフィス・事務所の内装事例10選|デザインのコツや依頼のポイントも解説
【独自調査】オフィス内装・レイアウト変更の経験者103人に聞いたリアルな実態
実際に内装工事やレイアウト変更に関わった人は、何を参考にし、どんな効果を実感したのでしょうか。
そこで今回は、勤務先オフィスの内装工事・レイアウト変更・移転に発注・意思決定・管理の立場で携わった103人にアンケートを実施しました。事例の探し方や変更後に感じた効果、限られたスペースでの工夫という3つの観点から、その実態を紹介します。
内装・レイアウトを決める前、他社オフィスの事例をどこで・どのように参考にしたか
内装・レイアウト変更に発注・意思決定・管理の立場で関わった103人に「決める前に他社事例をどのように参考にしたか」を尋ねました。
その結果、最も多かったのは「Web検索でオフィス事例の記事・ブログを探した」で50.5%でした。次いで「Instagram・PinterestなどSNSや画像サイトで探した」が41.8%、「他社オフィスの見学・オフィスツアーに参加した」が33.0%と続きます。
注目したいのは「特に他社事例は参考にしなかった」がわずか7.8%にとどまった点です。9割以上が何らかの形で他社事例に触れており、事例収集は内装計画の前提工程になっているといえます。
また、Web検索とSNSが上位を占める一方で、3人に1人は実際に足を運んでいます。まず、写真で雰囲気をつかみ、気になった空間は現地で使い勝手を確かめるという二段構えが、イメージと実物のギャップを避ける進め方として定着しているのでしょう。
内装・レイアウトを変えたあと、実際にどのような効果や変化を実感したか
同じ103人に、内装・レイアウト変更後に実感した効果を複数回答で尋ねました。その結果、以下の3つが、約4割で拮抗しています。
- 「部署・チーム間のコミュニケーションが活発になった」
- 「社員のモチベーション・働く意欲が高まった」
- 「集中して作業しやすくなった」
興味深いのは、上位3項目がすべて社内の働き方に関わる効果だった点です。内装工事は企業イメージ向上の文脈で語られがちですが、実際に内装を変更したメリットをより多く受けられるのは日々そこで働く社員のようです。
限られたスペースを有効に使うために、どのような内装の工夫を取り入れたか
最後に、限られたスペースを有効に使う・広く見せるために取り入れた工夫についても尋ねました。
回答として最も多かったのは「会議室と応接室を兼用できる設計にした」37.9%でした。なお「造作家具でスペースに合わせて無駄なく設計した」が35.0%で「エントランスにロゴ・コーポレートカラーで企業らしさを出した」33.0%と拮抗しています。
このことから、たった1つの有効打があるわけではなく、複数の工夫を組み合わせて面積の制約に対応していることがうかがえます。上位2項目はいずれも「無駄をなくす」発想である一方、3位のエントランスは面積効率とは異なる観点です。狭さを補うだけでなく、企業らしさの表現も同時に求められていることが読み取れます。
オフィス内装事例を見るときのチェックポイント
事例を眺めるだけでは、自社に合うかどうかまでは判断できません。坪数・エリア構成・予算という3つの視点で見ると、比較の精度があがります。
自社の社員数や必要な席数に近い事例か
事例を参考にする際にまず確認したいのは、自社の人数規模に近い坪数かという点です。オフィス設計の目安として、1人あたり面積は業種や働き方によって幅があります。
代表的な基準は以下のとおりです。
想定シーン | 1人あたり面積の目安 |
一般的なオフィス | 2〜4坪 |
クリエイティブ職 | 3〜4坪程度 |
フリーアドレス制導入時 | 2坪台まで圧縮できるケースもある |
この表の1人あたり面積に自社の従業員数を掛ければ、必要となるおおよその面積を試算できます。事例の総坪数が自社の規模とぴったり一致していなくても、1人あたり面積という共通のものさしで見れば、規模を問わず比較できます。フリーアドレス制を採用すれば、必要面積をさらに抑えることも可能です。
事例ページに記載された坪数を自社の想定人数で割り、1人あたり面積を逆算しましょう。ただし、この数値はあくまで一般的な基準です。会議が多い・集中作業が多いといった自社の実務スタイルによって、適正値は上下する点だけ押さえておきましょう。
エントランス・執務室・会議室など必要なエリアが含まれているか
事例紹介ページを見る際は、デザイン性だけでなく自社に必要なエリア(ゾーニング)が網羅されているかの確認も欠かせません。オフィスに必要な機能は、執務スペースや会議室、応接室のほか、リフレッシュスペース・カフェスペース、集中ブースなども挙げられます。このような要素の配置を検討することが、ゾーニングです。
事例によっては、フリーアドレス導入で部署や役職を越えた交流を促したり、中央エリアにコミュニケーション拠点を置いたりする設計も見られます。Web会議が多い企業では、会議室とは別に個室ブースや集中ブースの必要性が高くなる場合があります。
また、エントランスは来訪者だけでなく、採用面接の求職者にも第一印象を与える重要エリアです。採用力を高めたいという経営陣の要望にも関わります。優先度を上げて確認する価値があるでしょう。
予算や工事期間の目安が自社に近いか
事例ページを見る際は、デザインだけでなく予算感や工期が自社の想定と近いかの確認も必要です。オフィス内装工事の坪単価は、物件タイプによって以下のように差があります。
物件タイプ | 坪単価目安 | 前提条件 |
スケルトン物件 | 25万〜40万円 | 全面施工、電気配線・空調設備新設を含む |
居抜き物件 | 15万〜25万円 | 既存設備を活用、内装リフォームが中心 |
リニューアル工事(部分改修) | 8万〜15万円 | 壁紙張替え・間仕切り追加等 |
工期は工法や規模によって差があり、固定壁(LGS)は、2週間以上かかるケースがある一方、可動式パーテーションは3日〜1週間程度で済む場合もあります。
また、テナントビル特有のB工事(空調・防災等でビル指定業者が行う工事)は高額になりやすい点にも注意が必要です。
まずは坪単価の相場目安で社内プレゼンの予算枠を仮組みし、実際の見積もりは複数社から取得して比較してみましょう。物件を選定する段階で内装費用の見通しを立てておくことで、経営陣へ説明する際に説得力のある予算案を提示できます。
小規模オフィスでも取り入れやすい内装アイデア
限られた面積での内装工事では「何を諦めるか」より「何を兼ねさせるか」にフォーカスすることが使いやすいレイアウトを実現するコツです。会議室と応接室、休憩と打ち合わせなど、1つの空間に複数の役割を持たせる発想に切り替えると、坪数の制約はある程度取り払えます。
ガラスパーテーションで圧迫感を抑える
小規模オフィスで圧迫感を抑える代表的な方法として、ガラスパーテーションによる間仕切りを使うことが挙げられます。光や視線を遮らずに空間を区切れるため、通常の壁より明るく広々とした印象を与えられるでしょう。曇りガラスや目隠しフィルムを使えば、採光を確保しつつ室内の様子を見えにくくできます。
小規模な一部施工であれば、数十万円から導入できるケースもあります。会議室全体を囲う場合は、施工範囲に応じた見積もり確認が必要です。ただし、ガラスは衝撃で割れる可能性があるため、強化ガラスや飛散防止フィルムなどで安全対策を検討する必要があります。
遮音性を高めたい場合は、二重構造のツインガラスにするという選択肢もあります。外部音の遮断と音漏れ防止を両立できるため、会議室用途ではツインガラス仕様も候補に入れるとよいでしょう。
造作家具で限られたスペースを有効活用する
面積が限られているオフィスでは、既製品ではなく造作家具を選ぶと無駄なスペースを削減できます。造作家具は、オフィス空間や使い方に合わせた完全特注品です。既製品では実現できないフィット感と統一感を生み出せます。
また、受付カウンターを既製品から選ぶと「幅が足りない」「天板の高さが合わない」といった問題が起きやすくなります。その点、造作家具ならスペースや用途にぴったり合わせた設計が可能です。費用は規模によって以下のように差があります。
規模 | 費用目安 |
小型(棚・収納等) | 5万〜20万円程度 |
大型(デスク・カウンター等) | 20万〜80万円程度 |
超大型(造作壁面収納等) | 30万〜150万円程度 |
動線やワークフローを考えて設置すれば、社員のモチベーション向上や生産性向上にもつながります。
ただし、造作家具は移動や再配置が難しい点に注意が必要です。今後の増員が見込まれる急成長企業では、可変性が必要なエリアは既製品にするなど、使い分けを検討しましょう。
エントランスに企業らしさを反映する
小規模オフィスであっても、エントランスは来訪者や求職者に企業イメージを伝える重要な接点です。限られたスペースでは、受付・待合・簡易打ち合わせなどの機能を兼ねたコンパクトな設計にすることで、面積を圧迫せずに、必要な機能を確保しやすくなります。
ロゴを見やすい位置に掲げ、コーポレートカラーや素材を統一すれば、少ないスペースでもブランドの一貫性を示せます。来社面接を行う場合、エントランスは求職者が最初に目にする空間です。求職者への第一印象を高めたい場合、エントランスは小規模工事でも高い効果を得やすいエリアです。
ただし、エントランス工事の費用は面積や工事内容によって変動します。複数社から見積もりを取り、施工範囲や納期などの前提条件を必ず確認しましょう。
会議室や応接室を兼用できる設計にする
小規模なオフィスでは、会議室と応接室を1つの空間で兼用する設計が、面積効率を高める有効な手段です。兼用する際は、会議用備品を出しっぱなしにするのではなく必要なときだけ使える運用にすると、来客時の落ち着いた印象を保てます。
ホワイトボードなどは、キャスター付きを選ぶと移動が簡単で、可動式パーテーションやブラインド内蔵型の間仕切りを採用しましょう。利用シーンに応じて、空間の広さや開放性を柔軟に変えられます。
1人あたりのスペースは、幅600〜700mm・奥行き450〜600mm程度が最低目安とされています。圧迫感の軽減には、さらに100〜200mm広めに確保しましょう。
兼用スペースは、来客対応と社内会議の両方で使います。予約が重複しないよう会議室予約システムなどの運用ルールも合わせて整備しておけば、稼働開始後のトラブルを防げます。
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【事例紹介】小規模オフィスのデザインで意識すべきポイントとは?
オフィス内装の変更による効果
オフィスの内装を変えるにはコストがかかります。
内装変更の規模によりますが、その金額は決して安くありません。
しかし、それを踏まえてもオフィスの内装変更で得られるメリットはたくさんあります。
ここでは4つの効果についてご説明します。
社員のモチベーション向上
社員にとってオフィスは、多くの時間を過ごす場所。
狭くてごちゃごちゃした空間より、スタイリッシュで素敵なオフィスで働きたいと考える方は多いでしょう。
「ここで働きたい」「このような素晴らしいオフィスで働いているのだ」と思えるオフィスにすることで、社員のモチベーションがアップします。
会社全体の士気が上がれば、雰囲気も明るく前向きなものになり、業績向上へとつながるでしょう。
また、ずっと使っていたオフィスをリノベーションすれば、新鮮な気持ちで仕事に打ち込めます。
アイディアを得るきっかけになるかもしれません。
定期的なレイアウト変更は、社員のモチベーションの維持に役立つという実証効果もあるくらいです。
会社全体の生産性向上
メリハリをつけて働ける環境をつくれば、生産性向上が期待できます。
例えば、集中して仕事ができるよう間仕切りを利用した作業スペースを作ります。
加えてリラックスできる休憩スペースを作れば、適度にリフレッシュできるため、より業務に集中して取り組めるでしょう。
社員が心地よく働ける環境を、内装変更によって作り出せるのです。
コミュニケーションの活性化
コミュニケーションは業務を円滑に進めたり、情報を正しく伝達しミスを最小限にとどめたりするため、とても重要です。
レイアウトの工夫次第で、社員同士のコミュニケーションをさらに活性化できます。
また社員同士の何気ない会話が、ビジネスのヒントや解決策につながることもあります。
ブランド力の向上
オフィスは働く場として機能性が重視されがちですが、会社のカラーを出すこともできます。
エントランスはもちろん、応接室や会議室に社外の方を招いて商談をしたり、ミーティングをしたりすることもあるでしょう。
来訪者に好印象を与え、企業をアピールできる内装にすれば、ブランディング効果が生まれます。
さらに企業の魅力が伝わるオフィスは、採用にも役立ちます。優秀な人材が集まる要因にもなるでしょう。
オフィス内装工事にかかる費用相場
オフィスの内装工事をする上で気になるのはコストです。
坪単価でだいたい10万円~30万円が相場です。
ただしこの金額は、リフォームの規模やデザイン・レイアウトによって変わります。
「何をどこまでやるか」によって大きく費用は変わりますし、また、物件が居抜きなのか、スケルトンなのかによってもかかる費用は異なります。
居抜き物件とは、前のテナントの設備が残った状態の物件のことです。
空調設備やフローリング・照明など、そのまま利用できるものもあります。
前の設備をうまく利用すれば、工事費用を最小限に抑えられるでしょう。
一方スケルトン物件とは、壁や床・天井などの内装が全て撤去された物件のこと。
空調設備や電気設備などを全て一からやり直さなければならないため、費用と時間がかかります。
費用をなるべく抑えたいのであれば、どのような物件を利用するのかも重要なポイントです。
またどの部分にこだわるのか、メリハリをつけることも大切です。
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オフィス内装工事の費用相場は?坪単価や平米単価と見積もりの見方を解説
オフィス内装工事にかかる期間
オフィスの内装工事に必要な期間は、仕様策定や打ち合わせ、各種確認期間も含めてだいたい3〜5ヶ月です。
ただしこれはあくまで目安です。
工事の規模やデザイン・細部にどの程度こだわるかなど、さまざまな要因によって期間は変動します。
すでにオフィスとして使用している空間をリフォームするのであれば、その期間は別の場所で仕事をしなければなりません。
工事をしている期間、どのように業務を行うかも含めスケジュールを立てましょう。
オフィスの内装工事を成功させる5つのポイント
ここまでオフィスの内装工事についてお話してきました。
内装工事をするのであれば、失敗したくないと多くの方が考えていると思います。
ここからは、内装工事を成功させる5つのポイントについてご紹介します。
レイアウトは目的をもって慎重に決める
内装工事を成功させる上で最も重要なのがレイアウトです。
満足のいくレイアウトにするため、コンセプトや内装工事の目的を明確にしましょう。
現状のオフィス環境の問題点を洗い出し、その問題を解決できるようにレイアウトを考えます。
ゴールが明確でないと、内装工事をしても問題が解消しなかったり、追加工事が必要になったりする可能性があります。
コンセプトの設定は、プロセスの初期段階で行いましょう。
その後はオフィス内をゾーン分けし、機能ごとに大まかな分類を行います。
目的に従って、ソーン間の関係性も考慮して配置するとよいです。
社員が快適に働ける環境を整えるため、デスク間の距離や動線にも配慮しなければなりません。
これらは業務効率にも影響するため、慎重に検討しましょう。
オフィスの内装デザインについて、詳しく知りたい方は
→「おしゃれなオフィス内装デザイン事例5選!デザインのポイントも解説」をご覧ください。
デザインから施工まで一貫してできる業者を選ぶ
オフィスの内装工事を行う会社の中には、デザインと工事を行う業者が別々のことがあります。
完成へのイメージが共有しきれていなかったり、連携がうまく取れずスケジュールが伸びたりすることがあるため、デザインから施工まで一貫してできる業者がおすすめです。
複数の業者から見積もりをとる
業者によって、レイアウトやプランの提案内容や見積もりは異なります。
その見積もりが妥当なものなのか、一つの業者だけで判断するのは難しいでしょう。
そのため複数の業者へ見積もりを依頼し、比較することをおすすめします。
見積もりを比較するとき、大切なポイントがあります。
金額だけではなく「商品の質」や「施工のレベル」「デザイン性」「レイアウトの内容」など、総合的に判断することです。
「安さ」よりも達成したい目的に対して「適正な価格」であるかどうかを重視しましょう。
また、良好な関係を築けるかどうかも重要です。
業者とは工事だけでなく、事前の打合せやアフターフォローまで長いお付き合いになります。
そのため、信頼できる業者を選びましょう。
早めに不明点の対処をする
契約や打合せをするときなど、業者とやり取りするタイミングは多数あります。
その中で、疑問点や不明点が生じたときは、すぐに確認しましょう。
特に契約に関する不明点は、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。
信頼関係を構築する上でも、非常に大切なことです。
工事の進捗状況はこまめにチェックする
工事の進捗状況は、なるべくこまめにチェックしましょう。
施工会社に丸投げするのではなく、可能な限り現場に足を運んで確認できるとよいです。
できあがった後に「イメージと細部が異なる」といっても変更できません。
特に色味や仕様の違いがないかどうかは、注視しておきましょう。
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オフィスの内装工事の期間の目安!工期を早める方法も紹介
オフィス内装工事の5つの工程
いざオフィスの内装を変えるとなった場合、どのように進めればよいのでしょうか?
オフィスの内装工事を進めていく5つの工程についてご説明します。
①コンセプト決め
まずはコンセプトを決めます。
何のために内装工事を行いたいのか、解決したい問題は何なのかを洗い出します。
ただ単に「スタイリッシュにしたい」とざっくりとしたものではなく、企業のイメージを印象付けるためやコミュニケーションの活発化など目的をはっきりさせましょう。
コンセプトをしっかり定め、ゴールを明確にすることで、その後のプロセスをスムーズに進められます。
②内装業者の選定
次に内装業者を選定します。
さまざまな業者がありますが、コンセプトをしっかり形にできる業者を選びましょう。
デザイン性も大事ですが、動線や使い勝手など、生産性が上がるような提案であるかどうかもチェックポイントです。
またアフターサービスが充実しているか、信頼できる業者かなど、あらゆる観点から慎重に選びましょう。
③内装業者との打ち合わせ・見積もり
内装業者とデザイン・設計から工事の内容について打合せを行います。
ここでは電気設備や通信設備・空調設備など、内装変更に付随する工事についても細かくチェックします。
不足している部分はないか、確認をした上で見積もりを依頼しましょう。
事前に社内のイメージや予算について決めておくとよいです。
④内装工事の施工・引き渡し・点検
打合せで決定した内容に沿って、工事が施工されます。
無事に工事が終わり、引き渡し・点検が終われば完成です。
⑤必要なオフィス家具・備品の購入
新たに必要となる家具や備品があれば、購入して設置します。
家具も含めて手配してくれる業者もありますが、自分たちで用意しなければならない場合もあります。
特に自社で用意しなければならないものは、内装変更後のデザインや壁紙の色・照明などとのバランスを考慮した上で選びましょう。
オフィス内装工事での注意点
オフィス内装工事の工程についてご説明してきましたが、工事を進める上で注意しなければならないことがあります。
特にオフィスの内装工事は、一般住宅の工事と異なる点がいくつもあるのです。
ここでは3つの注意点についてご紹介します。
トラブルとならないよう、注意点をしっかり把握しておきましょう。
建築基準法や消防法による制限がある
オフィスの内装工事をする場合、建築基準法や消防法による「制限」を考慮しなければなりません。
制限は火災を最小限に抑え、人命を守るために設けられています。
具体的には、壁や天井に使う材質の制限や、規定を越える建物には火炎の煙を排除する設備を設けるなどさまざまです。
これらの制限に従っていない場合、建築基準法または消防法の違反となり罰則があります。
内装工事を行う業者は、内装工事のプロです。
もちろん建築基準法や消防法による制限についての知識は当然あるでしょう。
しかし、すべて業者任せにするのはよくありません。
基本的な知識は頭に入れておくとよいでしょう。
オフィスが入っているビルのルールを確認する
物件によっては内装を変更する際、細かいルールが定められているものがあります。
内装工事ができる範囲が限られていたり、特定の施工会社にしか発注できなかったり、テナントが入っているビル独自のルールが存在している場合も考えられます。
必ず事前にビルの管理会社やオーナーに確認しましょう。
オフィスを撤去する時のことも考慮する
将来オフィスの移転を考えている場合、退去する際に原状回復工事を行わなければならない場合があります。
原状回復工事は、入居時と同じ状態に戻すことです。
そのため大規模な内装工事を行うと、原状回復工事にかかる費用が高くなります。
原状回復工事のことも考慮しながら、内装工事を進めましょう。
まとめ
オフィスの内装は、企業の業績に大きな影響を与えるものです。
オフィスが企業イメージに直結するといっても過言ではありません。
内装工事を成功させるためには、コンセプトを設定し、どのような目的・課題のためにリノベーションしたいのか明確にすることが大切です。
そのため、パートナーとなる業者の選定は重要なポイントになります。
技術があり、信頼できる業者を見つけるため、複数社から見積もりを取ることをおすすめします。
「ワクリノ」はオフィスの移転から内装デザイン、家具・レイアウトまでワンストップで対応します。
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この記事を書いた人
- ワクリノ編集部スタッフ
- 働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。














































