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オフィス内装における床材の選び方!床工事の種類や費用相場も解説
オフィスの内装を検討する際、床材の選択は非常に重要なポイントです。
従業員が毎日長時間過ごす場所であり、オフィスの雰囲気や快適性を大きく左右する要素でもあります。
しかし、床材の種類は非常に多岐にわたるため、どれを選べばよいか迷ってしまうことも少なくありません。
この記事では、オフィス内装における床材の選び方を、床工事の種類や費用相場も含めて、年間500件以上のオフィスのお悩み解決実績を持つ、WAKURINO(ワクリノ)が分かりやすく解説していきます。
目次
オフィス内装における床材選びのポイント
オフィス内装で床材を選ぶ際は、さまざまな観点から慎重に検討することが求められます。
自社に最適な床材を選定するためには、以下のようなポイントを押さえておくことが重要です。
- 各スペースの利用目的を明確にする
- 各スペースに適した床材を選ぶ
- 各スペースに適した色の床材を選ぶ
- オフィスレイアウト変更の多さなども意識して選ぶ
- 賃貸の場合はオフィス退去時の原状回復のしやすさを意識して選ぶ
- 掃除のしやすさを意識して選ぶ
- 配線整理も意識して選ぶ
一つひとつ、詳しく見ていきましょう。
オフィスの各スペースの利用目的を明確にする
オフィスの各スペースによって、求められる機能や雰囲気は大きく異なります。
たとえば、エントランスは来客への第一印象を左右する重要な場所であるため、高級感のある上質な雰囲気や自社らしさのある雰囲気が求められます。
一方で、業務スペースは従業員が長時間作業する場所なので、快適性や機能性を重視した環境を作ることが重要です。
会議室などは、開催されることの多い会議に合わせて、集中して議論ができる静かで洗練された雰囲気や、積極的に社員間での議論が行われやすい雰囲気にすることが求められます。
このように、オフィスの各スペースの利用目的を明確にすることが、床材選びの大前提と言えるでしょう。
オフィスの各スペースに適した床材を選ぶ
床材にはさまざまな種類があります。
オフィスの各スペースに適した床材を選ぶことで、快適で機能的なオフィス内装を実現できます。
オフィス内装に使われる、代表的な床材の種類と特徴を知っておきましょう。
タイルカーペット
オフィスの床材として多くの企業で選ばれているのがタイルカーペットです。
タイルカーペットは、その名の通りタイル型のカーペットのことで、40cm~50cmの正方形にカットされたものが床に並びます。
カーペット素材であり、防音性に優れているため、執務室や会議室など、人の動きが多く話し声の響きやすい空間に適しています。
また、カラーバリエーションやデザインが豊富に揃っており、デザインの自由度の高さも特徴の1つです。
オフィスのエントランスでは企業ブランドを意識したカラーやデザイン性の高い製品を使うなど、スペースによってデザインやカラーを変えたり、オフィスのイメージや予算に応じたデザインが可能です。
裏面に専用ボンドで貼り付けるだけで簡単に施工できるのもオフィスで選ばれる理由の1つでしょう。
汚れた部分のタイルカーペットだけを簡単に交換できるため、メンテナンスも容易な上、費用も安く収まります。
ただし、重い物を載せた台車や、キャスター付きの複合機などを移動させる際には注意が必要です。
なぜなら、カーペットのつなぎ目に車輪が入り込むことでめくれ上がるリスクがあるからです。
対応策としては、積み荷の量を減らす、つなぎ目を避けてゆっくり移動させるなどが有効です。
ビニルタイプ
ビニルタイプも、オフィスの内装でよく使われる床材です。
タイル型のフロアタイルとロール型のフロアシートの2種類があり、どちらもデザインの自由度が高いのが特徴です。
木目調や石目調など、多様なデザインが揃っており、天然素材に比べてリーズナブルです。
そのため、コストを抑えつつおしゃれな内装を実現したいオフィスに最適です。
廊下やエントランスなど人の通行が多い場所に最適で、特に靴の跡がつきにくいタイプや、ワックスがけ不要のメンテナンス性の高い製品も選ばれています。
一方で、長期間重い物を置いておくと跡がつきやすいため、倉庫や重いOA機器の下には不向きです。
施工も簡単で、工事にかかるコストや期間を抑えることができるのも大きなメリットと言えるでしょう。
特にフロアタイルは、配線が多いオフィスで使われることが多く、簡単に部分的な張り替えやメンテナンスが可能です。
撥水性に優れており、お手入れも水拭きだけで済むため、日々のメンテナンスも手間がかかりません。
天然素材
天然素材の床材も、オフィス内装で多く利用されています。
天然の木材や石材を使うことでオフィスの内装に高級感が出るのが特徴。
天然素材はコストが高く、メンテナンスにの手間もかかりますが、その独特の質感と雰囲気は他の素材では得られない魅力があります。
また、傷がついても目立ちにくく、経年変化によって味わいが増すため、長く使うほどに魅力が深まります。
そのため、天然素材は従業員が使う業務エリアなどではなく、来客スペースやエントランスなどに使われるのが一般的です。
オフィスの各スペースに適した色の床材を選ぶ
床材の色は、オフィスの雰囲気を左右する重要な要素の1つです。
明るい色は開放感や清潔感を演出し、従業員のモチベーションアップにつながりやすい色と言えます。
一方で、落ち着いた色は集中力を高め、リラックスした環境を作りたい時に適した色と言えるでしょう。
「エントランスでは明るい色で活気と洗練された印象にする」「執務スペースではアクセントカラーを取り入れて創造性を刺激する」など、スペースの目的に合わせて色を選定することが大切です。
たとえば、ホワイトやベージュ系の明るい色を使えば、清潔感と開放感が出やすくなります。
グリーンやブルーの柔らかい色を使えば、リラックスしやすい空間演出が可能です。
また、ダークブラウンやグレーなどの落ち着いた色であれば、シックで洗練された雰囲気を作り出せます。
このように、オフィスの各スペースの特性を考慮しつつ、色の持つ心理的効果を活用することで、より快適で機能的なオフィス内装につながりやすくなります。
「オフィス内装の色選びのコツ!配色による効果をうまく活用しよう!」でも、色がオフィス内装に与える影響について色別に詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
オフィスレイアウト変更の多さなども意識して選ぶ
オフィスのレイアウトは、組織変更やプロジェクトに応じて頻繁に変更されることがあります。
そのため、床材選びの際は、フレキシブルに対応できる素材かどうかも重要なポイントとなります。
たとえば、フロアシートやタイルカーペットは部分的な張り替えが可能なため、レイアウト変更にも柔軟に対応できます。
一方で、フローリングや石材は、張り替えには大がかりな工事が必要となるため、レイアウト変更への対応は難しいと言えます。
このような、将来的な拡張や移転の可能性も視野に入れて、床材選びを行うことも重要な観点の1つです。
賃貸の場合はオフィス退去時の原状回復のしやすさを意識して選ぶ
賃貸オフィスの場合、退去時には原状回復が求められます。
撤去しやすく、処分が容易な床材を選ぶことも重要です。
たとえば、フロアシートやタイルカーペットは、比較的容易に剥がすことができるため、原状回復に適した素材と言えます。
接着剤を使わずに施工できる置敷きタイプのタイルカーペットなら、さらに撤去が簡単です。
一方で、フローリングや石材は、撤去に大がかりな工事が必要となり、多額の原状回復費用がかかる可能性があります。
特にモルタル下地に直接張り付けたフローリングは、撤去が非常に困難です。
このように賃貸オフィスの床材選びでは、将来的な原状回復費用も考慮に入れる必要があります。
物件オーナー側との事前の相談も欠かせません。
床材の変更を行う際は、大家さんの許可を得る必要があるためです。
賃貸借契約書にも原状回復についての記載がありますが、念の為物件オーナー側に原状回復義務についても確認しておきましょう。
そうすることで、退去時に多額な費用が発生するリスクや、物件オーナー側とのトラブルを未然に防ぐことにもつながります。
掃除のしやすさを意識して選ぶ
床材選びの際は、掃除のしやすさも重要な基準の一つと言えます。
フロアシートやタイル材は、水拭きができるため、日常の清掃が容易です。
汚れが付着しにくく、付着しても簡単に落とせるのが大きなメリットと言えるでしょう。
特に、医療機関やフードサービス関連のオフィスでは、衛生面の配慮が欠かせません。
耐薬品性の高いフロアシートやタイル材なら、消毒薬を使用した清掃にも対応できます。
一方、カーペットは繊維の間に汚れが入り込みやすく、日常的な掃除機がけが必要です。
こまめなメンテナンスを怠ると、汚れが蓄積し、不衛生な環境になりかねません。
定期的な洗浄やクリーニングも必要となるため、清掃コストが高くなる傾向にあります。
このように、オフィスの用途や清掃体制を考慮し、メンテナンスのしやすさを重視した床材選びを行うことが重要です。
清掃が簡単な床材を選ぶことで、美しいオフィス空間を保ちつつ、清掃コストの削減にもつなげられるでしょう。
配線整理も意識して選ぶ
現代のオフィスでは、パソコンやプリンターなど多数の電子機器が使用されています。
これらの配線を適切に整理することは、見た目の美しさだけでなく、業務効率の向上にもつながります。
床材選びの際は、配線の収納方法にも配慮が必要です。
OAフロアを検討しよう
配線整理に最も効果的なのが、OAフロアの導入です。
OAフロアとは、床下にケーブルや配管を通すために二重構造にした床のことです。
床の上にフロアパネルを敷くことで二重床構造になっており、床上に配線が露出しないため、すっきりとした美しい空間を実現できるのがメリットです。
また、OAフロアはレイアウト変更の際にも、容易に配線を組み替えられるため、フレキシブルな対応が可能です。
メンテナンスの際にも、床材を剥がすことなく、床下にアクセスできるため、作業効率が格段に向上します。
ただし、OAフロアの導入には、一定のコストがかかります。
新築オフィスであれば、初期の設計段階からOAフロアを組み込むことで、コストをおさえられますが、既存オフィスにOAフロアを導入する場合は、大がかりな工事が必要となるため、コスト面での検討が欠かせません。
いずれにしてもOAフロアの設置についてはコストがかかってくるので、予算やコンセプトと照らしあわせた上で導入を検討しましょう。
オフィス内装における床工事の費用相場、施工期間
オフィス内装の床工事には、主に以下の4つがあります。
- 張り替え
- 補修
- バリアフリー化
- 廃棄
それぞれ、具体的な工事内容や費用相場、施工期間などについて見ていきましょう。
張り替え
老朽化した床材を撤去し、新しい床材に張り替える工事です。
オフィスの雰囲気を一新したり、機能性を高めたりする目的で行われます。
張り替える床材の種類によって、費用は大きく異なります。
高級な石材を使用する場合は、さらに費用が高くなる傾向にあので注意しましょう。
また、施工期間は、床材の種類や面積、下地の状態などによって異なりますが、通常1〜2週間程度です。
張り替えは、主に以下の手順で行います。
床の張り替え工事の一般的な作業の流れ
- ①床の調査
- デスクやインテリアを移動させ、既存の床の状態を確認し、張り替えの必要性の判断を行います。
- ②既存の床材の撤去
- 既存の床材を、工具などを用いて剥がします。工具は床材によって異なるため、オフィスの従業員で作業を行う際には、事前に確認をしておきます。無理に引き剝がそうとすると床材下の床が傷んでしまうため、注意が必要です。
- ③床下の補修と調査
- 床下の状態が悪い場合、補修を行います。床下の配管や配線も確認し、必要に応じて補修や補強を行います。床下の配管や配線は補強をせずに配置されている場合、ダメージを受けている可能性があるため、ダメージを広げないためにも、補強が必要です。
- ④新しい床材の張り替え工事
- 新しい床材を、接着材やクリップを用いて張ります。新しい床材を張る前に接着剤が乾くことを防ぐため、接着剤の塗布後はすぐに張るようにします。
- ⑤配線の整理
- 新しい床に合わせて、配線の整理を行います。このときOAフロアを導入すると、床下に配線を収納できるため、すっきりとした見た目になり、床を歩くときの快適性も向上します。
- ⑥仕上げ
- 床の継ぎ目の処理や、ワックスコーティング、デスクやインテリアの移動を行います。ワックスコーティングを施すことで、傷がつくことを対策することが可能です。
補修
経年劣化や損傷した床材を部分的に補修する工事です。
床材全体を張り替えるよりも、コストを抑えられるのがメリットです。
補修の方法は、床材の種類によって異なります。
フローリングの場合は、傷んだ部分を切り取って新しい木材を埋め込む方法や、特殊な補修剤を使用する方法などがあります。
タイルカーペットの場合は、損傷したパネルだけを交換することが可能です。
ただし、損傷の程度によっては、部分的な補修では対応しきれない場合もあります。
その際は、張り替えも検討しなければなりません。
施工期間は、損傷の範囲や補修方法によって異なりますが、通常1日〜数日程度です。
部分的な工事のため、オフィスの業務への影響は比較的小さいと言えます。
オフィスの床の補修作業は、主に以下の手順で行います。
床の補修工事の一般的な作業の流れ
- ①既存の床材の撤去
- 補修をしたい部分の、既存の床材を丁寧に剥がします。接着剤が強力な場合、工具を使うこともあります。
- ②新しい床材の張り替え工事
- 接着剤を塗布し、新しい床材を貼り付けます。
- ③床材のカット
- 床材を貼り付けたとき、形が合わない部分があればカットを行います。
バリアフリー化
段差の解消やスロープの設置など、オフィスのバリアフリー化を目的とした床工事です。
高齢者や障がい者にも働きやすい、誰もが利用しやすいオフィス環境の実現につながります。
バリアフリー化の具体的な内容は、オフィスの状況によって異なります。
たとえば、段差がある場所にスロープを設置したり、滑りやすい床材を滑り止め加工したりするなどです。
費用は工事の内容や規模によって大きく異なります。
大規模なバリアフリー工事になると、さらに費用が高くなる可能性があります。
施工期間は、工事の内容や範囲によって異なりますが、通常1週間〜2週間程度です。
主に次のような作業を行います。
- 床のバリアフリー化:床をできる限りフラットにし、車いすの人が安全に移動できるようにします。このときにOAフロアを導入すると、床に配線が露出せず、より安全性が増します。
- スロープの設置:出入口や廊下などに、車いすの自走やサポートに適した勾配のスロープを設置します。急すぎる勾配は危険なため、角度には十分に注意します。
- 床用グリップシートの設置:滑り止めの効果のある床用のグリップシートを必要な箇所に張り付けていきます。車いすのスリップを予防するものです。
- 手すりの設置:階段やトイレなど必要な箇所に設置します。
床材廃棄
オフィス内装の工事では、古い床材を撤去して廃棄する必要があります。
廃棄する床材の種類や量によって、処分費用が変動します。
廃棄作業自体は、床材の撤去と並行して行われるため、1〜2日程度で完了します。
ただし、廃棄物の種類によっては、特別な処理が必要となる場合もあります。
たとえば、アスベストを含む古い床材は、専門の業者に依頼して適切に処分する必要がある、などです。
オフィス内装における床工事の流れ
オフィス内装の床工事は、いくつかの段階を経て進められます。
スムーズな工事のためにも、一般的な床工事の流れを理解しておくことが大切です。
床工事の一般的な流れ
- ①ヒアリング・現地調査
- クライアントの要望をヒアリングし、現在のオフィスの状況を詳しく調査します。床材の種類や劣化状況、下地の状態などを入念にチェックします。
- ②提案・見積もり
- 現地調査の結果を踏まえ、最適な床材の提案を行います。あわせて、工事の範囲や期間、概算費用などを見積もります。クライアントとの打ち合わせを経て、工事の内容を決定します。
- ③工事の準備
- 工事に必要な資材や機材を手配し、施工スケジュールを調整します。オフィスの営業に影響が出ないよう、綿密な工程管理が求められます。
- ④既存床材の撤去・廃棄
- 工事の第一段階として、既存の床材を撤去します。撤去した床材は、適切に分別し、廃棄します。アスベストなどの有害物質が含まれている場合は、専門の処理業者に依頼します。
- ⑤下地の補修・整備
- 床材を張り替える前に、下地の補修や整備を行います。ひび割れや凹凸がある場合は、平滑になるように処理します。また、必要に応じて防音や断熱の対策を講じます。
- ⑥新しい床材の施工
- 下地の準備が整ったら、新しい床材を施工します。床材の種類によって、施工方法は異なります。たとえば、フローリングであれば、接着剤を使って張り付ける方法や、フローティング工法による方法などがあります。
- ⑦仕上げ・養生
- 床材の施工が完了したら、表面の仕上げを行います。塗装やコーティングを施して、美観と耐久性を高めます。また、工事完了後は、一定期間の養生が必要です。
- ⑧検査・引き渡し
- 工事の仕上がりを入念に検査し、クライアントに引き渡します。
このように、オフィス内装の床工事は、多岐にわたる工程を経て進められます。
そのため、工事中は施工業者との密なコミュニケーションが欠かせません。
工程の進捗状況や、発生した課題などを逐一共有し、スムーズな工事の進行を図ることが、予定通りに工事を進めるコツです。
オフィス内装で床工事を行う際の注意点
オフィスの床は、一度張り替えると簡単に変更できるものではありません。
また、従業員が毎日触れるものだからこそ、慎重に選ぶ必要があります。
オフィス内装で床工事を行う際の注意点を詳しく見ていきましょう。
床材は必ず現物を確認
カタログや写真だけでは、床材の質感や色合いを正確に把握することは困難です。
必ず現物のサンプルを取り寄せて、実際に目で見て触って確認することが重要です。
特に、木材やタイルなどの天然素材は、同じ種類でも一点一点の表情が異なります。
また、照明の当たり方によって色の見え方が変わることもあります。
実物を見て、イメージ通りの素材かどうかを確認することが重要です。
サンプルを確認する際は、素材の質感や色合いだけでなく、傷つきやすさや耐久性なども併せてチェックしましょう。
賃貸の場合は施工可能か、原状回復についても確認
オフィスが賃貸物件の場合、床材の変更には物件オーナーの許可が必要不可欠です。
床材の種類によっては、施工自体を認めてもらえない可能性もあります。
また、退去時の原状回復義務についても事前に確認しておくことが重要です。
一般的に、簡単に撤去できない床材は、原状回復が難しいと判断されることが多いです。
一方で、フロアシートやタイルカーペットなら、比較的容易に撤去できるため、原状回復しやすく、問題ないとされることが多いです。
ただし、こればかりは物件オーナーによって判断基準は異なります。事前に物件オーナーや管理会社に相談し、施工の可否や原状回復の条件などを明確にしておくことが重要です。
社員の意見を取り入れる
オフィスの床は、実際に使う社員にとっても重要な要素のため、床材選びの際は社員の意見を積極的に取り入れることが大切です。
たとえば、デザインや色合いについては、社員のアンケートを実施するのも一つの方法です。
普段オフィスで働く社員の目線を反映することで、より快適で働きやすい空間の実現につながりますし、社員側にも「自分の意見を聞いてくれる」という姿勢を見せることにもつながります。
このように、経営陣やプロジェクトメンバーだけで決めるのではなく、全社員を巻き込んだ全社的なプロジェクトとして取り組むことが望ましいと言えます。
オフィス内装において床は重要!有効活用してオフィスをよりよく改善しよう!
自社のオフィスにふさわしい床材を選ぶためには、オフィスの使用目的や要望をしっかりと整理することが第一歩となります。
その上で、予算や工期、メンテナンス性など、総合的な視点から判断することが大切です。
加えて、社員の意見を積極的に取り入れることで、満足度の高いオフィス空間を実現できるでしょう。
とはいえ、床材選びは専門的な知識が求められる難しい課題です。
自社内だけで考えることが難しい場合や、最適な床材選びのサポートが必要な場合は、「WAKURINO(ワクリノ)」にご相談ください。
オフィスの床に関するお悩みを聞いた上で、最適なご提案が可能です。
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この記事を書いた人
- ワクリノ編集部スタッフ
- 働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。