ワクリノ特集
実績で比較!評判のオフィスデザイン会社おすすめ15選と最適な依頼先の見つけ方
オフィスのデザインは、従業員の働きやすさや生産性、さらには企業ブランディングに影響を与えます。より快適なオフィス環境を目指した移転や改装を計画する企業は多いものの、理想のオフィス内装を実現するのは簡単ではありません。
自社が思い描くオフィスを実現するためにも、信頼できるパートナーとなるオフィスデザイン会社を選択しましょう。この記事では、オフィス移転や改装を計画中の企業にオススメのオフィスデザイン会社15社をご紹介します。
目次
【総合力重視】移転から什器まで一括で任せたい企業向け5社
オフィスデザイン会社は、各社それぞれに得意分野や空間に対する考え方があります。
課題解決に対するアプローチの方向も異なりますので、自社が希望するオフィスの方向性や解決したい課題に適したオフィスデザイン会社を選びましょう。
ここでは、実績が豊富なオフィスデザイン会社をご紹介します。
ワクリノ
ワクリノは、創業100年を迎える新出光グループの一員、株式会社イデックスビジネスサービスが提供するオフィスデザインサービスです。
福岡・東京・大阪を中心に、業種や企業規模を問わず対応しています。
1997年から培ってきたICTの知見と、お客様の声に寄り添いながら創り上げるプロのデザインにより、年間500件を超える実績を獲得。
企業ごとの価値観や理念をかたちにしながら、快適性と機能性を兼ね備えた唯一無二の空間を実現します。
長年の経験と大手グループ企業がもつ信頼性を背景に“頼れるオフィスづくりのパートナー”として多くのお客様より支持されています。
会社名 | 株式会社イデックスビジネスサービス |
|---|---|
本社 | 福岡県福岡市博多区店屋町6番18号 ランダムスクウェア2階 |
電話番号 | 092-262-1301 |
サービスサイト |
株式会社イトーキ
株式会社イトーキは、オフィスデザインから移転・リニューアル、備品の製造・販売までワンストップで対応するオフィスの総合企業です。
オフィスに関する提案数は年間9万件を超え、小規模な改装から大規模オフィスの移転まで、あらゆる形態のオフィス構築に対応します。
オフィス家具の開発・製造・販売や、デジタルソリューションの導入、データ分析コンサルティングなど、創業時のオフィス立ち上げにも柔軟に対応するソリューションを提供します。
会社名 | 株式会社イトーキ |
|---|---|
本社 | 東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング |
電話番号 | 0120-164177 |
コーポレートサイト | https://www.itoki.jp/ |
OKAMURA
株式会社オカムラは、オフィスの新設・移転・改装をマネジメントするオフィスの総合企業です。
「コンサルティング」「設計・デザイン」「プロジェクトマネジメント」の3領域を連携させ、顧客の”ありたい姿”を実現します。
オフィス家具・什器の製造販売を通じて培ったノウハウに定評あり。オフィス規模の大小を問わない対応により、年間3万件を超える実績を積み重ね続けています。
会社名 | 株式会社オカムラ |
|---|---|
本社 | 神奈川県横浜市西区北幸1-4-1 天理ビル19階 |
電話番号 | 045-319-3401 |
コーポレートサイト | https://www.okamura.co.jp/office/ |
プラス株式会社
プラス株式会社は、オフィスの移転・リニューアルから施工、オフィス家具やインテリアの製造・販売など、オフィスのトータルソリューションを提供する企業です。
家具やインテリアを含めた総合的な空間デザインを提供します。
また、一般的なオフィスだけでなく、ホテルやレストランを含むホスピタリティ空間、介護付き有料老人ホームなど、使い手の快適さが重視される空間デザインを得意としています。
会社名 | プラス株式会社 |
|---|---|
本社 | 東京都港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス12階 |
電話番号 | 03-5860-7000 |
コーポレートサイト | https://kagu.plus.co.jp/ |
IRIS CHITOSE
IRIS CHITOSEは、家具・家電を製造販売するアイリスオーヤマ株式会社の子会社であり、オフィスの移転・改装・リノベーション事業を展開しています。
グループ企業のシナジーを活かしたオフィスデザインが特徴です。
企業ごとの「働く」を理解したデザインを得意としており、店舗や医療、教育などの現場に合わせたオフィスをデザインします。
会社名 | アイリスチトセ株式会社 |
|---|---|
本社 | 宮城県仙台市青葉区北目町1-13 |
電話番号 | 非公開 |
コーポレートサイト | https://www.irischitose.co.jp/ |
【デザイン性重視】ブランディングも狙うIT・クリエイティブ企業向け5社
ヴィス
株式会社ヴィスは、8,000件を超えるデザイン実績を誇るオフィスデザインのリーディングカンパニーです。2004年よりデザイナーズオフィス事業を開始。
働く人のエンゲージメントを高めながら企業価値を向上させる『ワークデザイン』のコンセプトが高く評価され、日経ニューオフィス賞をはじめとした数々の賞を受賞しています。
また、オフィスデザインのほかにもブランディングやデータソリューション、プレイスソリューション事業を展開し、企業の活動を内外からサポートしています。
会社名 | 株式会社ヴィス |
|---|---|
本社 | 東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング17F |
電話番号 | 03-5568-6788 |
コーポレートサイト | https://vis-produce.com/ |
株式会社ドラフト
株式会社ドラフトは、2008年にオフィスデザイナー・山下泰樹氏によって設立されたデザイン会社です。先進的かつ上品なデザインに定評があり、国内外で数多くの賞を受賞。
NTTレゾナントやサイバーエージェント、KDDIなど、有名企業のオフィスデザインを手掛けています。
また、「DAFT about DRAFT」「201°」の2つの家具ブランドを立ち上げ、インテリア事業にも精力的に進出しています。
会社名 | 株式会社ドラフト |
|---|---|
本社 | 東京都港区南青山5-6-19 |
電話番号 | 03-5412-1001 |
コーポレートサイト |
number.83
number.83株式会社はオフィスデザインから内装工事、原状回復工事までワンストップで対応するオフィスデザイン会社です。
「物造りから日本を熱くしていく組織集団」を企業理念に掲げており、デザイン・テクノロジー・AIを融合させたオフィス空間を得意としています。
また、移転後の後悔を防ぐ取り組みとして、物件契約前のレイアウト図面の作成を無料で行うサービスを提供しています。
会社名 | number.83株式会社 |
|---|---|
本社 | 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー5F |
電話番号 | 03-6892-5777 |
コーポレートサイト | https://no83.jp/ |
株式会社KAMITOPEN 一級建築士事務所
株式会社KAMITOPEN 一級建築士事務所は、一級建築士の吉田昌弘氏が2007年に創業した建築士事務所です。
「クライアントの思いをかたちにする。そして伝える。」の理念に基づき、顧客との対話の中から引き出した思いを建物として形作ります。
オフィス全般のデザインのほか、店舗の外観から内装、ファッションイベントの展示など、あらゆる空間デザインに対応します。
会社名 | 株式会社KAMITOPEN 一級建築士事務所 |
|---|---|
本社 | 東京都港区東麻布2-32-10 東麻布SSビル4F |
電話番号 | 03-5544-8414 / 03-5544-8415 |
コーポレートサイト |
株式会社インターオフィス
株式会社インターオフィスは、創業50年を迎える老舗のオフィスデザイン会社です。
コーポレートスローガンである“Good Design is Good People”の考えのもと、良質なデザインの空間設計を提供。
オフィスに限らず、公共施設や商業施設、住宅まで幅広い建築物を設計しています。
また、スイス、ドイツ、イタリアなど、ヨーロッパの高品質な家具やインテリアの販売、オフィス家具のサブスクリプションサービスを展開しています。
会社名 | 株式会社インターオフィス |
|---|---|
本社 | 東京都港区南青山1-2-6 ラティス青山スクエア6F |
電話番号 | 03-5771-7631 |
コーポレートサイト |
【コスパ・規模重視】中小規模オフィスや地域密着で選びたい企業向け5社
WORK KIT
WORK KITは、株式会社ヒトバデザインが展開するオフィスデザインサービスです。
依頼者と各業者の直接契約を基本とするプランニングが特徴であり、中間マージンを発生させない透明性の高い取引を可能としています。
デザインは独立系デザイナーが担当することで、アイデアを活かした自由な発想による独自性の高いオフィスデザインを実現させます。
会社名 | 株式会社ヒトバデザイン |
|---|---|
本社 | 東京都渋谷区千駄ケ谷3-59-4 クエストコート原宿205 |
電話番号 | 0120-008-223 |
サービスサイト |
株式会社オフィス空間
株式会社オフィス空間は、物件の選定からコンセプト設計、オフィス構築までワンストップで対応するオフィスデザイン会社です。
細やかな顧客との対話から理想のオフィス像を引き出し、専属のチームで対応する手厚さとスピード感に強みを持ちます。
また、オフィス家具の販売やICT支援など、機能的なオフィス構築に関するさまざまな提案が可能な点も魅力です。
会社名 | 株式会社オフィス空間 |
|---|---|
本社 | 東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷マークシティウエスト14階 |
電話番号 | 03-5457-1333 |
コーポレートサイト | https://www.officekukan.jp/ |
株式会社オフィスデザイン
株式会社オフィスデザインは「オフィスのトータルプロデュース」をコンセプトに掲げるデザイン会社です。
中小規模から大規模まで幅広いオフィスデザインに対応し、プランニングからインフラ工事、オフィス家具の提供までワンストップで対応します。
クライアントにはサイバーエージェントや阪急交通社、早稲田大学、小規模な法律事務所など、さまざまな業種・業態が名を連ねています。
会社名 | 株式会社オフィスデザイン |
|---|---|
本社 | 東京都渋谷区神宮前5-47-10 OD表参道ビル |
電話番号 | 03-5468-6601 |
コーポレートサイト |
エイトデザイン株式会社
エイトデザイン株式会社は、名古屋市に本社を構えるオフィスデザイン会社です。
『「楽しむ」をデザインしよう』の企業理念のもと、従業員がのびのびと楽しく働ける空間作りを得意としています。
また、オフィスや店舗のデザイン・設計のほか、住宅や賃貸物件のリノベーションや工場・倉庫のリニューアル、リノベーション物件の賃貸仲介など、建物の再生に関する事業を幅広く展開しています。
会社名 | エイトデザイン株式会社 |
|---|---|
本社 | 愛知県名古屋市昭和区鶴舞2-16-5 EIGHT BUILDING 3F |
電話番号 | 052-883-8748 |
コーポレートサイト |
株式会社アドアルファ
株式会社アドアルファは福岡県に拠点を構えるオフィスデザイン会社です。
「アウェアネスプランニング」および「ブランディングデザイン」の2軸からのレイアウトデザインにより、顧客のニーズを満たすオフィスデザインを実現します。
小~中規模オフィスのデザインを得意とするほか、テナントや倉庫、住宅をオフィスへコンバージョンするリノベーション事業を展開しています。
会社名 | 株式会社アドアルファ |
|---|---|
本社 | 福岡県福岡市博多区御供所町3-32 小金丸ビル1階 |
電話番号 | 092-984-1112 |
コーポレートサイト |
オフィス内装・移転の発注経験者102人に聞いた「業者とのつきあい方」のリアル
オフィスデザイン会社を選ぶとき、実績やデザイン性だけでなく「実際に発注するとどんなやり取りが待っているのか」も気になるところです。
そこで、オフィスの内装工事・移転に発注側として関わった経験者102人にアンケートを実施しました。リアルな声から、後悔しない業者選びのヒントが見えてきます。ここでは、3つの質問への回答を順に見ていきましょう。
内装工事の発注はどのような体制で進めている?
内装工事の発注体制で最も多かったのは「1社にワンストップで一括発注した」で37.3%でした。「設計と施工は別々でも、それ以外は集約」の30.4%と合わせると、約7割が3社以上への分割を避け、発注先を絞り込んでいることがわかります。
発注窓口が増えるほど、工程管理や各社との認識合わせに手間がかかりがちです。経験者ほど窓口を一本化し、スケジュールや設計意図のズレを防ごうとする傾向が読み取れます。初めての内装工事でも、設計から施工までまとめて任せられる体制を選べば、管理負担を抑えながら、理想のオフィスづくりをスムーズに進めやすくなるでしょう。
複数の業者・窓口とやり取りするなかで負担に感じたこと
やり取りで負担に感じたことで、最も多かったのは「業者ごとに進捗状況がバラバラで、全体像を自分で把握する必要があった」の43.1%でした。次いで「ICT・配線まわりの役割分担を自分で確認」37.3%、「家具の納品タイミングが合わずスケジュール調整に追われた」30.4%と続きます。
上位に共通するのは、本来は発注者以外が担うべき進捗管理や業者間の調整を、担当者自身が背負う構図になっていることです。「特に負担はなかった」は12.8%にとどまり、多くの人が同じ悩みを抱えていたことがわかります。窓口が一本化されていれば、こうした調整役の負担は大きく減らせます。
「この担当者は信頼できる」と感じた瞬間
内装業者の対応で信頼を感じた瞬間の1位は「要望や課題をヒアリングしたうえで、要点を整理して提案を返してくれた」の46.1%でした。次いで「見積もりや工期を数字や根拠を示しながら具体的に説明してくれた」43.1%、「テンプレートではなく自社の状況を踏まえた提案」32.4%が続きます。
上位はいずれも、要望をそのまま受け取るのではなく、課題を整理し、根拠を添えて返す姿勢です。発注者は「話しやすさ」より「自社を理解した具体的な提案力」で信頼を判断していることがわかります。裏を返せば、こうした対応ができる業者を見極められれば、内装工事は安心して任せられるでしょう。
オフィスデザイン業者の選び方
理想のオフィス空間を実現するためには、信頼できるパートナーとなるオフィスデザイン会社選びが不可欠です。
しかし、数あるデザイン会社の中から自社に最適な一社を見つけ出すのは簡単ではありません。
ここでは、オフィスデザイン会社を選ぶステップをご紹介します。
自社の課題を明確にする
まずは、自社がオフィスデザインを変更する目的を明確にしましょう。
従業員のコミュニケーション活性化、生産性向上、企業理念の浸透など、オフィスデザインを通じて解決したい課題を具体的にリストアップすることで、デザイン会社への要望も具体的になり、ミスマッチを防ぐことができます。
オフィス移転の目的の洗い出し方法について気になる方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
オフィス移転の9つのメリット・デメリット!移転する目的を解説
オフィスデザイン会社を調べる
次に依頼先候補となるデザイン会社を選定します。
まずは自社のオフィスの地域やプロジェクトの規模に対応できることを基準に、複数社をピックアップしましょう。
オフィスデザイン会社の中には、全国展開している大手もあれば、特定の地域に特化したデザイン会社も存在します。
また、デザイン設計のみを行う会社や、設計から施工まで一貫して請け負う会社、さらには物件探しからサポートしてくれる会社など、対応範囲も異なります。
自社のリソースやプロジェクトの進め方に合わせて、どの範囲まで依頼したいのかを明確にしておくと、効率的に候補を絞り込めます。
実績をチェックする
デザイン会社がもつ過去の実績は、デザイン力や提案力を判断する上で重要な指標となります。
気になるデザイン会社のWebサイトに掲載されている、これまでに手がけたオフィスの施工事例を確認しましょう。
自社と同程度の規模のオフィスや、似ている課題を抱えていた企業の施工事例は、自社の課題解決に繋がるアプローチをイメージするのに役立ちます。
担当者と打ち合わせする
いくつかのデザイン会社に絞り込めたら、実際に担当者と打ち合わせの機会を持ちましょう。
事前に明確化した自社の課題や要望を伝え、それに対してどのような具体的な提案をしてくれるかを見極めます。
オフィス作りは長期にわたる共同作業となるため、パートナーとして信頼できる相手であるかを確認しましょう。
自社の課題に対する前向きな提案をしてくれることに加え、明確な回答や迅速なレスポンス、スムーズなコミュニケーションといった点も判断材料になります。
相見積もりを取り比較検討
オフィスデザイン会社を選ぶ際には、複数の会社を比較検討することが重要です。
相見積もりを取得し、各社の提案内容を多角的に比較検討しましょう。
見積もりを取得する際には、各社に同じ条件で依頼しましょう。
見積もり内容は価格だけで判断するのではなく、提案内容の質や方針、担当者の対応、そして自社の課題解決への貢献度などを総合的に評価することが大切です。
最低でも3社以上から見積もりを取り、それぞれの強みや特徴を比較することで、最も納得のいくオフィスデザイン会社を選ぶことができるでしょう。
オフィスの内装工事業者を比較する前に整理したい条件
内装工事の仕上がりは、業者へ問い合わせる前の準備段階で大きく左右されます。自社の課題や働き方の方向性が曖昧なままでは、届いた提案や見積もりを並べても優劣を判断できません。
整理しておきたいのは、解決したい課題・デザインの方向性・依頼する業務範囲の3点です。
オフィス移転・改装で解決したい課題
業者選定を始める前に最も重要なのは「なぜ移転・改装するのか」を言語化することです。課題を整理せずに業者へ相談すると、ヒアリングが表面的になり、デザイン・仕様が自社ニーズからズレる恐れがあります。
課題の代表的なパターンとして、以下の5つが挙げられます。
課題のパターン | 具体的な状況 | 移転・改装の方向性 |
スペース不足 | 増員で席が足りない、会議室が常時満室 | 拡張移転・レイアウト刷新 |
コスト削減 | 賃料・維持費の削減が必要 | 縮小移転・効率的レイアウト |
採用・ブランディング | モダンなオフィスで求職者へのアピール強化 | グレードアップ改装・デザイン重視 |
働き方変革 | ハイブリッドワーク・集中とコラボの共存 | ゾーニング設計・フリーアドレス導入 |
設備の老朽化 | 空調・床・照明の劣化が業務効率に影響 | 部分リニューアル〜全面改装 |
複数の課題が混在している場合、優先順位をつけておかないと、業者に何を伝えればいいかが曖昧になってしまいます。「手狭だから移転する」と決めていても、現オフィスのレイアウト変更だけで解決できるケースもあります。
業者に相談する前に「改装で対応できるか・移転が必要か」を切り分けて整理しておくと、比較見積もりの精度を上げられるでしょう。
希望するデザインやレイアウトの方向性
自社の課題が明確になった後は、その課題を「どのような空間設計で解決するか」という具体策の検討に移ります。 デザイン・レイアウトの方向性を業者に伝えるには「どう見せたいか」ではなく「どう働きたいか」を先に明確にしましょう。
働き方の方向性によって、適切なレイアウト手法は異なります。
働き方の方向性 | 代表的なレイアウト手法 | 向いている企業 |
集中業務中心 | 個席固定・パーテーション仕切り | 定型業務・機密性の高い業務が多い企業 |
コラボ・対話重視 | フリーアドレス・オープンスペース | 部門横断の連携が多い企業 |
ハイブリッドワーク対応 | ABW・ゾーニング設計 | 出社率や在席人数が変動しやすい企業 |
採用・ブランディング重視 | デザイン性の高いエントランス・ラウンジ | 採用競争力を高めたい企業 |
個人の集中ゾーン・チームの対話ゾーン・リフレッシュゾーンなどを目的に応じて使い分けるABW(Activity Based Working)の考え方も広がっています。
業者に依頼したい業務範囲
デザインの方向性が見えても、どこまでを外注するかが決まっていなければ見積もりの前提がそろいません。内装業者への依頼範囲は、「デザイン設計のみ」「施工のみ」「設計〜施工のワンストップ」「設計・施工・家具・ICTまで含めた包括対応」などに分かれます。
設計と施工を別業者に分けると設計自由度が上がる一方、工程管理の窓口が複数になり、スケジュール調整の負担も重くなる点に注意が必要です。その点、ワンストップ対応の業者に依頼すれば、窓口の一本化・スケジュール管理の簡略化・設計意図の一貫性維持というメリットがあります。
家具・ICT(ネットワーク・回線・Web会議設備など)まで含めると、移転後の業務立ち上げが滞りなく進むため、初めての移転ではとくに有効です。
業務範囲の境界線を最初に確認しないと「電気工事は別業者」「LANは自社手配」など抜け漏れが生じ、追加費用や工期遅延を招きかねません。依頼前に「どこまでやってもらえるか」を正確にすりあわせておくことで、円滑に進められるでしょう。
オフィスの内装工事業者を選ぶときの比較ポイント
条件整理が終わったら、いよいよ業者の比較に入ります。判断の軸は、実績・対応範囲・デザインと機能の両立力・見積もりの透明性・担当者の信頼感の5つです。どれかひとつでも欠けると、契約後に想定外の追加費用や工期遅延が表面化します。
自社と近い規模・業種の施工実績があるか
業者選定でまず確認すべきは、実績の「数」だけでなく「自社と近い規模・業種の実績があるか」です。業種が近ければ、動線設計やセキュリティ要件など、その業種特有のニーズへの理解も深く、自社にマッチした提案を期待できます。
オフィシャルサイトの事例ページでは 、業種・従業員規模・デザインの方向性が自社に近い事例が複数あるかを見るとよいでしょう。規模については、坪数だけでなく、従業員数・出社率・1人当たり面積も合わせて比較すると、自社との距離感をつかめます。
設計・施工・家具・ICTの対応範囲が合っているか
業者に依頼する前に確認しておきたいのが、自社が必要とする業務範囲と、その業者が対応できる範囲が合っているかどうかです。内装施工のみ対応の業者もあれば、設計から施工まで、家具調達まで、さらにICT(ネットワーク・回線・電話・Web会議設備など)まで一括対応する業者もあります。
具体的には、以下の項目を業者ごとに確認し、自社が必要とする範囲と照らし合わせてみてください。
対応領域 | 確認すべき内容 |
デザイン設計 | コンセプト提案・平面図・3Dパース作成が含まれるか |
内装施工 | 床・壁・天井のほか、電気・空調・防災工事が対応範囲に含まれるか |
オフィス家具 | 複数メーカーから選定できるか、特定メーカーのみか |
ICT環境 | LAN配線・Wi-Fi・電話回線・Web会議設備の手配まで対応か |
引っ越し・原状回復 | 旧オフィスの原状回復工事や引っ越し手配まで含むか |
家具納品のタイミングが内装工事完了に間に合わないと、引き渡し後すぐに業務開始できないケースがあります。家具納品スケジュールも工期に含めて確認しておきましょう。
デザイン性と働きやすさを両立できるか
デザイン性と機能性が両立できているかも、業者を見極めるポイントです。見た目の美しさだけを優先した「おしゃれだが使いにくい」オフィスは、業務効率や社員満足度に悪影響を与える恐れがあります。
両立できているかどうかは、提案のなかに「動線計画」「ゾーン別の使い方」「採光・照明計画」「コンセント・LAN配置」が含まれているかで判断できます。
採用力向上を目的にする場合、エントランスやラウンジなど、求職者からの見え方に意識が向きがちです。一方、実際に働く社員からは「集中できる席」「会議室への動線の短さ」など、日常業務に直結する機能面の要望が出ることもあります。
社員が働きやすい内装を実現するには、事前に社内アンケートを取り、経営陣と社員双方のニーズを整理することから取り掛かりましょう。
見積もりの内訳と追加費用が明確か
見積書を確認するときは、「一式」という表記が多用されていないかに要注意です。見落とされやすい追加費用としては、以下のような項目が挙げられます。
追加費用 | 詳細 |
共用部・エレベーターの養生費 | ビル管理会社 から義務づけられることが多く、見積書に「仮設工事」の項目がないとあとから追加請求されやすい |
産業廃棄物処理費 | 30坪のスケルトン戻しで20〜50万円程度かかることがある |
既存の電気容量不足による分電盤交換・幹線工事 | 数十万円以上かかることがある |
「電気工事 一式 〇〇万円」のように内訳が不明確だと、あとから「この工事は含まれていない」と追加請求されるリスクがあります。契約直前の最終見積書で「内装工事一式」のような曖昧な表記が残っている場合は、とくに注意が必要です。
担当者の対応や説明に信頼感があるか
業者の技術力や実績と同じくらい重視したいのが担当者の対応力です。プロジェクト期間中は担当者との密なやりとりが続くため、初回打ち合わせの段階で「信頼できる相手か」を見極めましょう。
信頼感の指標として見ておきたいポイントは、以下の軸です。
評価軸 | 信頼できる担当者の行動 | 注意すべき担当者の行動 |
ヒアリング力 | 課題・優先順位を整理して返してくれる | 要望をただ聞くだけで提案がない |
提案力 | 根拠ある独自提案がある | テンプレート提案のみ |
説明の明確さ | 見積もり・工期を数字で説明できる | 「だいたい」「検討します」が多い |
誠実さ | 難しい要望は「できない」と明確に言える | 何でも「できます」と言う |
見積書の内訳が曖昧・質問に対して回答を濁す・レスポンスが遅いといった担当者は、工事中にトラブルが生じた場合の対応にも不安が残ります。
オフィスの内装工事の費用相場
比較の軸が定まっても、予算感がなければ提示された金額の妥当性を判断できません。内装工事の費用相場は、工事範囲とグレードによって坪単価が数倍単位で変わります。代表的な4つのパターンごとに、相場と工期を確認しておきましょう。
レイアウト変更中心の内装工事
レイアウト変更中心の工事は、既存の天井・壁・床・設備をそのまま活かしながら、デスク配置・パーテーション・家具の入れ替えを中心に行います。内装工事のなかでは比較的費用を抑えやすいカテゴリで、坪単価5万〜15万円程度がひとつの目安です。
同じオフィスに留まりながらゾーニングを変えたい、フリーアドレスを導入したい、会議室を増設したいといったニーズに適しています。工事範囲を絞れば、費用を抑えながら働きやすさを改善しやすくなります。
施工期間も比較的短く、デスク・チェア・パーテーションの移動・再配置のみであれば1〜3日程度です。フリーアドレス化でも規模や配線工事の有無によっては、1〜2週間程度で完了するケースがあります。
部分的なリニューアルの内装工事
改修したい箇所が一部に限られるなら、オフィス全体に手を入れる必要はありません。部分的なリニューアルとは「エントランスのみ」「会議室のみ」「床と壁のみ」といった限定的な範囲の改修工事のことです。
費用の目安は、坪単価8万〜25万円程度です。対象エリアの素材グレードや設備の入れ替えの有無によって変わります。工事期間は数日〜2週間程度が目安です。
対象エリア | 主な工事内容 | 費用目安 |
エントランス | デザインウォール・床材・照明・サイン工事 | 50〜200万円程度 |
会議室 | 壁紙・防音対策・照明・家具・Web会議設備 | 50〜150万円程度 |
リフレッシュスペース | 床材・家具・照明・植栽 | 30〜100万円程度 |
トイレ・共用部 | 壁・床の素材変更、設備交換の有無を確認 | 30〜80万円程度 |
部分リニューアルは費用を抑えやすい一方、改修エリアと未改修エリアのデザインのギャップが生じることがあります。その対策として、業者に「全体のトーンとの整合性をどう保つか」を提案段階ですりあわせておきましょう。
オフィス移転に伴う内装工事
移転に伴う内装工事の費用は、物件の引き渡し状態によって大きく異なります。例えば、スケルトン物件(コンクリート打ちっぱなし状態)では、床・壁・天井の仕上げから電気・空調・防災設備まで一から施工します。費用も高額です。
一方、居抜き物件(前テナントの内装・設備を引き継ぐ状態)では、既存インフラを活かせるため費用を抑えられます。物件タイプごとの坪単価の目安や工期は、以下のとおりです。
物件タイプ | 坪単価目安 | 工期目安 | 特徴 |
スケルトン | 30〜80万円 | 1〜3ヵ月程度 | 自由度が高いが、仕様次第で費用が上がりやすい |
居抜き | 10〜35万円 | 2〜6週間 | 既存設備活用でコスト削減 |
セットアップオフィス | 0〜15万円 | 即〜2週間 | 初期投資を抑えやすいが、カスタマイズに制限がある |
近年は、職人不足・資材費上昇の影響に加え、都心部では搬入条件やビル指定工事の影響で、郊外より費用が上振れしやすい傾向があります。
移転先の内装工事費用のほかに、旧オフィスの「原状回復費」も同時に発生する点を忘れないようにしましょう。移転全体の予算は新オフィス内装費と原状回復費で計算する必要があります。
デザイン性を重視した全面改装の内装工事
デザイン性を重視した全面改装では、企業ブランドや採用競争力の向上を目的に含めるケースも少なくありません。素材・照明・造作家具・空間演出まで統合的に設計するため、費用は高くなる傾向があります。
坪単価の目安は50〜90万円以上で、高品質な内装材・造作家具・カスタム照明計画を組み合わせると、この範囲を超えることもあります。グレード別の費用感の目安は、以下のとおりです。
グレード | 坪単価目安 | 主な特徴 |
スタンダード | 15〜30万円 | 機能重視・ベーシック仕上げ |
ミドル | 30〜50万円 | デザインと機能のバランス型 |
ハイグレード | 50〜90万円以上 | ブランディング・採用強化を重視 |
「坪単価30万円」という予算が設定されている場合、全面ハイグレードは現実的ではありません。その場合は、エントランス・受付・会議室など「外部に見せる箇所」にデザイン投資を集中させましょう。執務スペースはコストを抑える「メリハリ型」の設計が、現実的な落としどころです。
ワクリノがオフィス内装・移転支援で選ばれる理由
ここでは、ワクリノがオフィスの内装や移転の支援で選ばれる理由について紹介します。
オフィスデザインから内装工事までまとめて相談できる
ワクリノは、コンセプト設計・レイアウト・内装工事・家具選定・ICT環境・引っ越しまでをワンストップで対応するオフィス移転・内装サービスです。ワンストップ対応の主なメリットは、工程ごとに異なる業者を手配する手間が少なく、工程間の認識ズレやスケジュールの断絶が生じにくい点にあります。
家具については複数メーカーを横断したマルチベンダー対応により、特定メーカーに縛られず、コストと品質を最適化した選定が可能です。
初めての移転で社内にノウハウが少ない担当者ほど、複数の業者を個別に管理するよりも、窓口を一本化することで管理工数を抑えやすくなります。費用シミュレーションや予算に応じた提案に対応しているため、稟議前の費用感の相談から始めやすい点も特徴のひとつです。
ICT活用を含めた働きやすいオフィスづくりに対応している
働きやすさを左右するのは、空間デザインだけではありません。ワクリノはオフィスの物理空間の設計・施工にとどまらず、ICT環境整備を一体で提供している点が特徴です。
具体的な対応範囲には、以下の内容が含まれます。
- クラウドPBX・クラウドビジネスフォン(スマートフォンで会社番号の発着信が可能)
- ファイル共有サービスによるテレワーク対応
- ペーパーレス化(電子帳票・経費精算のデジタル化)
- RPA(定型業務の自動化)
- ネットワーク構築
- 回線手配など
内装デザインとICT環境を同時に設計しておくことで、移転後の「配線が邪魔」「Wi-Fiが届かない」を防げます。PC利用が多いオフィスでは、ICT設計と空間設計を分離して別業者に任せると、配線計画や設備配置の整合性が取りにくくなるリスクも小さくありません。
ネットワーク環境・クラウドツール・空間デザインが融合したオフィス見学も開催しており、完成イメージを実際に体感できる機会もあります。
小規模オフィスから大規模オフィスまで幅広く対応できる
ワクリノを運営する株式会社イデックスビジネスサービスは、福岡・東京・大阪に拠点を構える企業です。関東・関西・九州エリアを中心に、オフィス環境づくりを支援しています。
年間500件にのぼるお悩み解決実績があり、規模や業種を問わず幅広い相談に対応しています。IT・製造・不動産・士業など多業種の実績があるため、業種ごとの働き方やICT環境に合わせて提案できる点が強みです。
まとめ
オフィスの内装工事業者を選ぶ際は「なぜ移転・改装するのか」「どんな働き方を実現したいか」「どこまでを外注するか」の3点を整理しておきましょう。
業者の比較では、施工実績・対応範囲・デザインと機能性の両立力・見積もりの透明性・担当者の信頼感が評価軸です。この5軸で見比べれば、初めての選定でも判断基準を持って進められます。
費用相場は、レイアウト変更中心の軽微な工事から、デザイン重視のフル改装まで、工事の範囲とグレードによって大きく変わります。オフィスを移転する場合は、原状回復費が別途かかる点も含めて予算を組んでおきましょう。
ワクリノなら、デザイン設計から内装工事・家具・ICT・引っ越しまでをワンストップで対応できます。管理負担を抑えたい担当者や、ICT環境整備も同時に進めたいというニーズを持つ方は、お気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いた人
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- 働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。



















