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オフィスデザインの内装事例を会社ごとに紹介!人が集まるデザインのポイントとは?
オフィスデザインは、見た目の印象だけではありません。採用活動や社員の働きやすさ、企業ブランドの伝わり方にも関わります。受付や執務スペース、会議室、休憩スペースの設計次第で、来客や求職者に与える印象も変わるでしょう。
そこで本記事では、オフィスデザインの内装事例を会社ごとに紹介しながら、自社らしさが伝わる空間づくりのポイントを解説します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
オフィスデザインを重視すべき理由
なぜ今、多くの企業がオフィスデザインに投資しているのでしょうか。
それは、働く環境が社員の意欲や生産性を左右し、ひいては企業全体の成長にも深く関わってくるからです。オフィスは、単なる作業空間ではなく、企業の価値や文化を体現する重要な要素となりつつあります。
ここでは、オフィスデザインを重視し、戦略的に考えるべき5つの理由を解説します。
優秀な人材の採用と定着につながる
少子高齢化が進む現代において、優秀な人材の確保は企業の最重要課題です。
求職者は給与や待遇だけでなく、働く環境を重視する傾向が強まっています。
魅力的で働きやすそうなオフィスは、求職者にとって大きなアピールポイントとなり、入社したいという意欲を引き出します。
また、既存の従業員にとっても、快適なオフィスは仕事への熱意や貢献意欲を高める要素となります。
毎日過ごす空間が心地よく、業務に集中しやすいと、自然と仕事への意欲や職場への愛着も育まれます。
その結果、離職率の低下が人材の定着に繋がり、企業の持続的な成長を支える基盤となります。
生産性と従業員エンゲージメントが向上する
従業員が1日の大半を過ごすオフィスの環境は、仕事の質と効率に直結します。
例えば、「集中したい時は静かな個室ブース」「チームで議論する時は開放的なコラボレーションスペース」といったように、業務内容に合わせて最適な場所を選べるオフィス「ABW」( Activity Based Working)の考え方を取り入れた設計は、従業員の生産性を飛躍的に向上させます。
また、自然光が差し込む明るい空間や、適度なリフレッシュを促すカフェスペースは、心身の健康を保ち、仕事へのモチベーションを高めます。
従業員一人ひとりが活き活きと働ける環境は、組織全体のパフォーマンスを最大化します。
コミュニケーションの活性化とイノベーション創出につながる
企業の新たな価値やアイデアは、部署や役職の垣根を越えた偶発的なコミュニケーションから生まれることが少なくありません。
オフィス内にカフェスペースやオープンなミーティングスペースを設けることで、普段は接点のない従業員同士の会話が生まれやすくなります。
そこで起こった何気ない雑談や情報交換の機会が新たなコラボレーションを生み、イノベーションの種となります。オフィスデザインは、組織に化学反応を起こすための仕掛けという側面もあるのです。
企業理念・ビジョンの浸透に役立つ
オフィスデザインは、企業理念やビジョンがもつ抽象的な価値観を、空間を通じて視覚的・体感的に表現する力を持っています。
例えば、エントランスで企業の歴史や未来像を表現したり、コーポレートカラーやブランドイメージに合わせた素材・内装を取り入れたりすることで、従業員や来訪者は無意識のうちにその企業の「らしさ」を感じ取ります。
空間全体で理念を語ることで、従業員の意識内に統一された価値観が生まれ、自然と一体感のある組織文化が育まれていきます。
事業拡大や働き方の変化に対応できる
現代のビジネス環境は、変化のスピードが非常に速いのが特徴です。
事業の拡大に伴う人員増加や、リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークの導入など、企業は常に市場から求められる変化への対応を求められます。
レイアウトを柔軟に変更できる可動式の間仕切りや家具の導入や、席を固定させずに任意の場所で働けるフリーアドレス制の採用は、事業フェーズや働き方の多様化にスムーズに対応するための有効な手段となります。将来を見据えたオフィス設計は、変化に強い組織作りに必須です。
【100人に独自調査】オフィスデザインと会社選びの関係を公開
就職や転職活動を行った会社員、会社役員、公務員、団体職員102人を対象に、オフィスデザインと会社選びの関係についてアンケートを実施しました。応募意欲への影響やオフィスから受ける印象など、求職者のリアルな視点をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
オフィスの雰囲気は応募する意欲に影響するか
オフィスの雰囲気が応募意欲に影響するか尋ねたところ「とても影響する」が28.4%、「やや影響する」が50.0%で、合わせて約8割が影響すると回答しました。
一方「まったく影響しない」は、わずか2.0%にとどまります。オフィスの雰囲気は、求職者が応募を決める際の判断材料として、すでに広く意識されていることがわかります。
昨今の人材不足の中で、採用広告費やエージェント費用などの「採用コスト」は年々高騰しています。アンケート結果が示す通り、約8割の求職者がオフィスの雰囲気を重視しているということは、オフィスデザインへの投資は単なる見た目の変更ではなく、「企業の採用内定率(歩留まり)を上げ、中長期的な採用コストを大幅に削減するための成長投資」と言えます。
他社と求人条件(給与など)で差別化が難しい中小企業こそ、一目で『働きやすさ』が伝わるオフィス環境の整備が、最も費用対効果の高い採用戦略になります。
魅力的なオフィスから受ける会社の印象
魅力的なオフィスを見たときの会社への印象として、最も多かったのは「働きやすそう」(54.9%)でした。次いで「社員を大切にしていそう」(47.1%)、「会社の雰囲気がよさそう」(40.2%)と続きます。
上位3項目はいずれも4割〜5割以上の高い支持を集めており、オフィスの見た目が職場環境や企業姿勢への評価に直結していることがわかります。
また「コミュニケーションが活発そう」(21.6%)や「新しい働き方に対応していそう」(20.6%)も2割前後が回答しています。このことから、オフィスデザインが組織のイメージにも影響を与えていることがわかります。
働きやすそうと感じるオフィスの場所・要素
オフィスの働きやすさや会社の魅力を判断するうえで重視する場所・要素として、最も多かったのは「執務スペースの使いやすさ」(47.1%)でした。2位に「休憩スペース・交流スペースの有無や雰囲気」(39.2%)、3位に「会議室・打ち合わせスペースの使いやすさ」(31.4%)が続きます。
日常的に長く過ごす場所への関心が高い一方「休憩・交流スペース」も約4割が重視しており、働く環境全体を見て判断していることが見て取れます。
おしゃれで機能的なオフィスデザイン事例10選
ここでは、WAKURINOが手掛けたおしゃれで機能的なオフィスデザインの事例を10件ご紹介します。
事例1:株式会社イデックスオート・ジャパン 様
自動車関連事業を幅広く営む株式会社イデックスオート・ジャパン様。
「新変」「進化」「新華」の3つの”シンカ”をコンセプトに、利便性の向上と華やかなおしゃれさを前面に出したオフィスをデザインしました。
「狭くて働きづらい」「集中して働く場所がない」といった意見をデザインに取り入れ、従業員の働きやすさを実現するオフィスに。
応接室、集中ブース、コミュニケーションスペースなど、エリアごとに異なる表情を見せるオフィスへ生まれ変わりました。
事例2:株式会社ゼンリン 様

地図データを活用した事業を展開する株式会社ゼンリン様。
博多駅イーストプレイス(旧ゼンリン福岡ビル)を拠点とするゼンリングループ各社が共有できるコミュニケーションスペースをデザインしました。
COMMUNICATION・CONCENTRATE・FLEXIBILITYの3つを軸に、各エリアのデザインは可変性を重視。自由にレイアウトを変更できるイス・机を採用し、幅広い用途での利用を可能としました。
座り心地のいいベンチ席は、時には休憩、時には打ち合わせと活用方法もさまざま。グループ各社のメンバーが気軽に集まり交流するマグネットスペースとして、生産性向上やメンタルヘルス改善に寄与しています。
事例3:セキスイファミエス九州株式会社 福岡支店 様

住宅リフォーム・メンテナンス業を営むセキスイファミエス九州株式会社様は、福岡支店のオフィスをリニューアル。シーンごとに選択できる異なる表情のスペースをデザインしました。
執務スペースは「会社に行きたくなるようなカフェ風オフィス」をコンセプトに、静かなカフェ店内のような落ち着きを演出。
モノトーン調のシンプルな個室ブースは、Web会議や商談、個人面談のようなフォーマルなコミュニケーションに適した空間となっています。
事例4:日本プライ株式会社 様

自動車関連部材品等の企画販売業を営む日本プライ株式会社様。オフィス全体をモノトーンを基調としたデザインに統一し、質実剛健な企業イメージの浸透を図りました。
ガラスの間仕切りや白黒ベースのカーペット、金属製のイス・テーブルなどふんだんに取り入れ、機能性の高さを追求する社風を表現しています。
事例5:株式会社西部技研様

空気環境創出事業を営む株式会社西部技研様。コーポレートカラーである青を基調に、豊かな自然を感じられる個性的なデザインのオフィスを創り上げました。
執務エリアには空や小川をイメージした青のカーペット、コミュニケーションエリアには森の木々を連想させる緑のソファを採用。四季の移り変わりを視覚的に体験できるような色使いが特徴のオフィスです。
事例6:株式会社アドバンス 様
引用元:いい波に乗り、風通しのよいオフィスコミュニケーションを
株式会社アドバンス様の事例では、木調家具を基調とした明るく柔らかな空間で、社員同士のつながりや幸福感、創造性を育む新しいオフィスを実現しました。
執務室で目を引くのは、六角形に並べたデスクレイアウトです。視線が中央に集まる配置により、顔を上げれば自然に目が合い、声かけや相談が生まれやすい環境を整えています。チームでの連携と個人の集中、その両方を支える空間に仕上げました。
ミーティング環境にも工夫を凝らしています。窓際のハイテーブルを備えたリフレッシュスペースは、気分転換やカジュアルな打ち合わせ、簡単なプレゼンまで幅広く対応可能です。加えて、独立した4人用のブース個室も用意しているため、Web会議や1on1といったプライバシーが必要な場面でも、安心して使えるクローズドな空間として機能します。
オープンとクローズドを使い分けられる多彩なミーティング環境により、これからの働き方を体現するオフィスへ生まれ変わりました。
事例7:株式会社玄海キャピタルマネジメント 東京オフィス 様
株式会社玄海キャピタルマネジメント 東京オフィス様の事例では、これまでの固定席を見直し、企業の価値観と未来を共有するキャンパスのような空間を実現しています。
リノベーションの背景にあったのは、社内のつながりをより生みたいという想いと、採用の場面でも「選ばれるオフィス」を目指したいという考えです。執務エリアやリフレッシュスペース、打ち合わせの場をあえて明確に区切らず、働く人がその日の気分や業務に合わせて居場所を選べる構成としました。
象徴的な取り組みのひとつとして、フリーアドレスの導入が挙げられます。座る席を固定しないことで人の動きが活発になり、部署や立場を越えた会話が自然に生まれる環境が整いました。4人席には中央に植栽を配置し、視線が直接ぶつからない工夫も凝らしています。
圧迫感をやわらげながら、対話のしやすさと集中しやすさを両立しています。
事例8:株式会社商船三井さんふらわあ 苅田支店 様
株式会社商船三井さんふらわあ 苅田支店様の事例では、企業のアイデンティティを表現したオフィスへとリノベーションしました。
エントランスで来訪者を迎えるのは、太陽をイメージした赤とオレンジのコーポレートロゴです。一歩足を踏み入れれば、寄港地のような安心感と開放感に包まれた空間が広がります。
執務スペースの中心には「ビッグテーブル」を据え、フリーアドレス席として活用しつつ、一人ひとりの専有面積もゆとりをもって確保しました。広々とした作業環境は、スタッフの作業効率と心理的な充足感を同時に高める設計です。
執務エリアにはソファ席を設置し、デスクワークでは得られにくい「緊張を解きほぐす」効果を生み出し、リラックスしながら業務に取り組める環境を実現しています。光と安らぎに満たされた、新たな航海の拠点と呼ぶにふさわしいオフィスへと生まれ変わりました。
事例9:株式会社九州テン 様

株式会社九州テン様の事例では、多様な才能や情報が交差する交差点のようなオフィスを目指してリノベーションを行いました。
180坪のスペースは、性格の異なる2つのエリアで構成されています。
ひとつめは「フォーカス・コア」と名付けられたエリアです。コーポレートマネジメント部門や会議室、エントランスを集約し、企業の核として機能する回廊型レイアウトです。開放感のある空間設計と、落ち着きや信頼感を演出するアースカラーを取り入れ、企業の品格を表現しています。
もうひとつのエリア「コネクト・ラボ」は、多種多様なデスクを配置し、部門を越えた偶発的な交流を促す場としています。通路をあえて固定せず、島状に並べたデスクの間を縫うように人が動くレイアウトを採用しました。
事例10:弁護士法人セラヴィ 様
弁護士法人セラヴィ様のオフィスデザインのコンセプトは「ラグジュアリーな弁護士事務所」。
過度な装飾のない家具やアルミ製パーティションを採用し、シンプルで気品を感じられるデザインで統一しました。
また、デスクから外の眺望を感じられる大きな窓、採光性を高めるガラスの間仕切りは、開放感を生みスタッフのメンタルヘルスを向上させます。
人がが集まるオフィスデザインの作り込み方
人が自然に集まるオフィスをつくるには、見た目のデザインだけでなく、働き方や社内の課題に合わせて空間を設計することが大切です。ここでは、オフィスデザインを進めるうえで押さえておきたい4つのポイントを紹介します。
コンセプトを先に決める
オフィスデザインを進めるときは、色や家具を選ぶ前にまず「どのような会社に見せたいか」「社員にどのように働いてほしいか」を決めましょう。オフィスデザインの明確なコンセプト(軸)がないまま内装を決めると、おしゃれには見えても、受付や執務スペース、会議室などの印象がばらつきます。
オフィスデザインを刷新する目的に応じて、必要な空間のつくり方は変わります。
- 採用で若手に親しみやすさを伝えたい
- 来客に信頼感を与えたい
- 社員同士の交流を増やしたい
親しみやすさを重視するなら明るい色や開放的な共用スペースとの相性がよく、信頼感を重視するなら落ち着いた素材や整った来客動線を意識しましょう。また、集中して働く時間が多い会社とチームで相談しながら進める会社では、席の配置や会議スペースの数も変わります。
先にコンセプトを決めて、自社の文化や働き方に合うデザインを選択することが大切です。
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働き方に合わせてゾーニングする
オフィスにおけるゾーニングは、社員がどのように働くかに合わせて決めます。
たとえば、集中して資料を作る時間が多い人の近くに雑談が生まれるスペースがあると、作業に入り込みにくくなるでしょう。一方で、すぐに相談しながら進める業務が多いチームを離れた場所に配置することは、確認や共有のたびに移動が増え、仕事の流れが途切れる原因になりかねません。
このように、エリアの配置が働き方に合っていないと、移動や音、視線、会話のしやすさが小さなストレスを生みます。
だからこそ、執務や会議、集中、交流、休憩の場所を役割ごとに分け、社員の動きに合わせてつなげる必要があるのです。働き方に合ったゾーニングができているオフィスは、集中したいときは静かに作業でき、話したいときは自然に集まれる状態をつくれます。
結果として、見た目のよさだけでなく、仕事の進めやすさや社内コミュニケーションのしやすさにもつながるでしょう。
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色・素材・照明の印象をそろえる
色・素材・照明は、オフィスに入った瞬間の印象を大きく左右します。どれかひとつだけを整えても、床や壁、家具、照明の雰囲気がばらばらでは、空間全体にまとまりが出ません。
たとえば、先進的な印象を出したいのに、家具は重厚で照明は暗く壁の色だけが明るい状態では、来客や求職者に伝わるイメージが曖昧になってしまうでしょう。反対に、コーポレートカラーやブランドイメージに合わせて色を選び、木目や金属、ガラス、ファブリックなどの素材感をそろえると、会社らしさを空間全体で伝えられます。
また、休憩スペースや来客スペースではやわらかい光や落ち着いた素材を取り入れることで、居心地のよさや安心感を出せます。部分ごとに好みで選ぶのではなく、オフィス全体でどのような印象を持ってもらいたいかを考えて設計することが大切です。
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撮影・発信しやすい見せ場をつくる
採用広報やSNSでオフィスを発信するなら、写真にしたときに会社らしさが伝わる場所をあらかじめつくっておきましょう。受付のロゴサインや社員が集まれる共用スペース、自然光が入る打ち合わせエリアなどがあると、写真を通じて会社の雰囲気を伝えられます。
求職者は、仕事内容や条件だけでなく「どのような場所で、どのような人たちと働くのか」も知りたいと思っています。そのため、オフィスの見せ場は単なる装飾ではなく、働くイメージを具体的に持ってもらうための採用広報の武器になりえるでしょう。
また、社員が自然に集まる場所や企業らしさが出る壁面があると、日常の社内イベントや打ち合わせ風景も発信できます。だからこそ「見た目がよい空間」だけでなく「外に向けて会社の魅力を伝えやすい空間」にすることを意識するとよいでしょう。
オフィスデザインの設計の仕方に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
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【エリア別】オフィスデザインを整えるうえで意識すべきポイント
受付に足を踏み入れた瞬間から、執務席で過ごす時間、ふと立ち寄る休憩スペースまで、オフィスは場所ごとに異なる役割を持っています。エリアごとの設計意図がぶれると、せっかくのコンセプトも空間に落とし込めません。ここでは、5つのエリアで意識したい設計のポイントを順に整理します。
受付やエントランスは第一印象と企業らしさが伝わる空間にする
受付やエントランスは、来客や求職者が最初に会社の雰囲気を受け取る場所です。ここで雑然とした印象を与えると、商談や面接の前から「管理が行き届いていない会社なのではないか」という不安につながります。
また、受付は見た目だけでなく、来客が迷わず呼び出しや入室案内を受けられることも重要です。受付端末の位置や待機スペース、会議室への案内サインがわかりにくいと、来客に小さなストレスを与えてしまうでしょう。
求職者にとっても、エントランスの雰囲気は「この会社で働く自分」を想像する最初の材料といえます。
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執務スペースは集中・相談・移動がしやすい配置にする
執務スペースは、社員が最も長く過ごす場所だからこそ、見た目だけでなく毎日の働きやすさまで考えて設計する必要があります。たとえば、通路が狭いと人の移動が気になりやすく、収納が足りないとデスクまわりに書類や備品が増えて集中しにくくなるものです。
また、相談が多いチームの席が離れていると確認に時間がかかり、反対に集中作業が多い人の近くに会話の多い席を置くと、作業効率が下がりかねません。
固定席にする場合は、部署やチームごとの連携を取れる配置にしましょう。フリーアドレスを導入する場合は、個人ロッカーや共有収納、電源、モニター、荷物置き場まで整えておくことが大切です。
さらに、複合機や備品棚はよく使う場所の近くに置く、Web会議が多い席の周囲には音対策をするなど、業務の流れに合わせた工夫も欠かせません。執務スペースが整っていると、社員は余計な移動や片付け、音へのストレスを減らし、本来の業務に集中できるでしょう。
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フリーアドレスレイアウト導入の完全ガイド|失敗しない考え方と設計ポイント
会議室・商談スペースは目的や人数に合わせて使い分けられる場にする
会議室や商談スペースは、用途や人数を考えずに席数だけで決めてしまうと、いざ使うときに不便さが出てきます。たとえば、社内のちょっとした打ち合わせならコンパクトな空間で十分でしょう。資料を広げる余裕より、気軽に立ち寄れることのほうが大事です。
一方、役員会議や大事な商談で使う部屋は、ある程度の広さに加えて、落ち着いた家具や視線が気にならない配置が欠かせません。こうした要素が揃ってはじめて、腰を据えて話せる雰囲気が生まれます。
なお、会話が外に漏れやすい部屋には注意が必要です。商談や面談の声が廊下や執務エリアに聞こえてしまうと、来客に不安を与えますし、社員の集中も削がれてしまいます。壁や扉の遮音性、隣の部屋との距離、執務スペースからどう見えるかまで含めて設計することが大切です。
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【事例あり】オフィスの会議室のデザイン・レイアウトのポイント
休憩・コミュニケーションスペースは自然に立ち寄り会話が生まれる場所にする
休憩スペースやコミュニケーションスペースは、社員が仕事から少し手を離して気分を入れ替えたり、部署を越えて気軽に言葉を交わしたりするための場所です。逆に、執務席にずっと張り付いて一日を終える前提のオフィスでは、集中と休憩のメリハリがつきにくく、社員同士の会話も業務連絡だけになりがちです。
そこにコーヒーを片手にくつろげるカウンター席や、数人で座れるソファ席、ちょっとした相談用のテーブルがあれば、雑談や軽い打ち合わせが自然に生まれていきます。たとえば、別部署の社員が同じカフェスペースに立ち寄ったことをきっかけに、抱えていた案件の相談が前に進んだり、新企画の発想が湧いたりする場面も珍しくありません。
「ちょっと席を立って休もう」「誰かと話してこよう」と思える場所が用意されていれば、ただの気分転換にとどまらず、社内の関係づくりや情報共有にも効いてきます。休憩スペースは余った場所に押し込むものではなく、働きやすさとコミュニケーションを支えるエリアとしてデザインしましょう。
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オフィスでのコミュニケーションを活性化させるレイアウト戦略|空間設計・実践事例・成果の測り方まで解説
Web会議・集中スペースは音や視線を気にせず作業できる環境にする
Web会議・集中スペースは、周りの音を気にせず話せることと、ひとりで作業に没頭できることの両方を満たすデザインにすることをおすすめします。執務席のままWeb会議に入ってしまうと、自分の声がまわりに漏れる一方で、周囲の話し声もマイクに拾われてしまいます。これでは、本人も近くで働く社員も落ち着きません。
とくに、採用面接や機密性の高い社内ミーティングでは、わずかな音漏れや背景に人が映り込むだけで、相手に「この会社、大丈夫かな」と思わせてしまうこともあります。
そのため、個室ブースや半個室スペースをきちんと用意したうえで、遮音性や照明、換気、電源、通信環境までひととおり整えておきましょう。背景に書類棚や人の出入りが映り込まないよう、壁面や座る向きにも気を配っておけば、オンラインでも落ち着いた印象を相手に届けられます。
集中作業用として使うのであれば、長時間座っても疲れにくい椅子や、ノートPCだけでなく外付けモニターも使える設備が揃っていると、なお作業がはかどります。
Web会議・集中スペースを整えることは、単にオンライン対応のためだけにとどまらず、社員が必要なときに集中し、安心して話せる環境をつくることにつながるでしょう。
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リモート会議が増えて会議室が足りない!おすすめの解消方法は「個室ブース」
オフィスデザインを作りこんで自社にあった空間を設計しましょう
オフィスデザインに手をかけたぶん、求職者にも会社の雰囲気がしっかり届きます。社員にとっても、働きやすさや何気ない会話の生まれる余地が広がっていきます。
ここで欠かせないのが、見た目の好みだけで結論を出さない姿勢です。自社の働き方や企業文化を起点に、コンセプトやレイアウト、各エリアの役割をひとつずつ整理していきましょう。
今回紹介した事例も参考にしつつ、自社らしさが自然に表れるオフィスづくりを、少しずつ進めてみてください。
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この記事を書いた人
- ワクリノ編集部スタッフ
- 働き方の進化をコンセプトに、オフィス改善のコンセプト設計から、効率的な運用設計、レイアウトプランニングなど、オフィスの新しい”働きやすさ”と“生産性の向上”を創造し提案していきます。






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